都民だけでは飽き足らず、ほぼすべての国民を敵にまわしたと言っても過言ではない木下都議。
この話題には過去記事で一度は触れているし、何も人を殺めたわけではないから、ひとりの大人、ましてや都議会議員としてしっかり対応するだろうとたかを括っていた。
しかしその後の報道を逐一チェックして得た結果は惨憺たるものだった。
あまりにあんまりな展開に呆れかえってしまい、この件については二度と触れまいと考えていた。
しかし、もし自分が同じ立場でこれほどのバッシングを受けたならどうなるのだろうか?
どんな対応をしただろう?
そんなことを考えてみた時、この問題についての見方がほんの少しだけ変わった。
これほどの状況になっても政界に居続けようとする木下都議の心理状況は、今、どうなっているのだろう?
考えられるのは3パターンだった。
①自己正当化のプロフェッショナル
「自己正当化」とは、自分の言動などを周囲から否定されないように正しいと理論づけを行い、自分を正当化して周囲に受け入れられようとすることをいう。
自己正当化をしてしまう人は他人から否定されることを嫌う傾向にある。
だから、自分の意見があたかも正しいことだと、否定される部分を見せないために自分を肯定する。
例を出すと、部下への叱咤がパワハラに当たると注意された場合には、「指導はあくまでも部下のことを思ってのこと。成長してほしいという思いがあった」というような言い訳する。
叱咤は「あくまでも部下への成長を促す行為であり、正しいことだった」と自分を正当化して、非を認めない。
木下都議の会見は、まさにこのパターンだ。
"無免許運転" 木下富美子都議「罪は償い、これからも議員活動を」
「続けてほしいという声もある」という発言は、あたかも自らの意思ではないと言わんばかりだ。
これほど追い込まれた状況でも、まだ第三者へ責任を転嫁できる太々しさはある意味見事だ。
②最強メンタルの持ち主
ここまで話が大きくなってしまったら、あらゆるメディアでこの話題が取り上げられて、木下都議自身目にしない日はないだろう。
伝えられるのはもちろん木下都議への抗議や不満で、そのほとんどが罵詈雑言の数々だ。
常人にはとても耐えられるものではないだろう。
エゴサーチなんかした日には、凡人なら心が壊れてしまう。
しかし木下都議は違った。
どこか悲劇のヒロインを思わせるようなパフォーマンスをみせる。
これは凄いことだ。
心が折れるどころか、逆境を利用してセルフプロデュースしてみせたことになる。
『人の噂も七十五日』ということわざ通り、日本人はミーハーで忘れっぽい能天気な民族だ。
今は騒がしくてもしばらくすれば静まりかえってしまう。
もし木下都議が、今を耐えきればあとはどうとでもなると考えているなら完全に作戦勝ちになるだろう。
③そもそもそういう神経を持ち合わせていない無神経人間
過去記事で、『こち亀』の両津勘吉の無神経は本当に神経がないからだと記したことがある。
両津勘吉じゃあるまいし、まさか本当に電線で感電して神経が焼き切れたわけではないだろうが、木下都議も同レベルで神経がないのかもしれない。
神経というより回路がないのだろう。
周りの声を聞くとか、気を遣うとかいう思考回路自体がない。
だから今、周りからとやかく言われている意味がわからない。
このパターンの人間が、今、日本で急増している。
著者が大嫌いなシルバーモンスターどもの大半がこれにあたる。
思考回路自体がないというのは殊の外厄介で、いくら懇切丁寧に説明しても一生理解されることはない。
まるでこちらの言語が通じていないかのように、話にならない。
もしかしたら木下都議もシルバーモンスター予備軍、もしくはもうモンスター化しているのかもしれない。
以上のような3パターンが考えられるのだが、もし②のパターンだったとしたなら木下都議は恐ろしいほどの強かさを持っていることになる。
現時点で木下都議はどうしようもない屑人間だが、もし②のパターンだったのなら見習うべきものはあるのかもしれない。
だからといって木下都議を正当化するつもりなんて、さらさらありはしないのだが。
しっかし何もしなくてもお金がもらえるなんて、日本って本当にいい国だよね〜。
アホらしくて笑えてくるな。
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