過去記事にこっそり記した。
著者が好きな音源は手元に置いておきたい古臭い人間だということ。
サブスクで好きな音楽が簡単に手に入れられるようになっても、未だに大好きな曲はCDで持っていたい。
それには古臭い人間なりに、ちゃんとした理由がある。
利便性の向上が趣味の偏りを生み出す
最近では好きなアーティストの好きな曲だけをDLして聴くことができる。
なんて便利な世の中になったものだ。
しかしその利便性が、かえって興味の拡大への弊害になってはいないだろうか。
B'zにどっぷりハマっていた頃、他の音楽を耳にする機会が激減した。
素晴らしい楽曲が世界には溢れているというのに、趣味趣向が完全に凝り固まってしまっていたのだ。
いくら趣味とはいえ、それが偏れば思考までも次第に偏ってしまうだろう。
これは常々危険視している固定観念に繋がってしまう。
だから、どうしても手元に置いておきたい音源はアルバムごと買うようにしている。
B'zに凝り固まったことが結果的にはいい経験になったのだが、そのアーティストをもっとよく知りたいのなら、売れたシングルよりアルバム収録曲を聴くべきだ。
ファンはシングルよりアルバム収録曲を好む
アーティスト心理として、シングルカットするような作品はメジャー志向で制作されている。
言ってしまえば、万人に好まれるよう作られた音楽だ。
しかしアルバムとなると話は違う。
そのアーティストの音楽性が色濃く反映されているのだ。
だからアルバムには常に新しい発見が溢れている。
時にはお目当ての曲より好きになってしまう曲があったりするから面白い。
例をあげよう。
長年のこだわりから自分を解放した時、ありとあらゆる流行りのヒット曲を聴き漁った。
その中に、あいみょんのアルバムがあった。
元々のお目当てはこれ。
あいみょん - 生きていたんだよな 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
だがアルバムを数枚聴き漁った中に、「ら、のはなし」という新しいお気に入りと出会うことができた。
映画『あした世界が終わるとしても』特報60秒 挿入歌:あいみょん「ら、のはなし」
こういうことがたびたび起こるからアルバムを聴くのは面白い。
アルバムまるごとを聴いて最近の大当たりしたのは、なんといってもAimerだ。
久しぶりに魂がふるえた。
だがこの話はとても長くなるので、それもまた別の機会にするとしよう。
とはいえ新しい音楽との出会いにサブスクは最高のツール
著者はSpotifyを愛用しているのだが、興味を持ったアーティストの音楽をマルマル楽しめるのは大変有り難い。
おまけに音楽性が近いが、まったく知らない別のアーティストまで紹介してくれる。
ありがたや、ありがたや。
おかげで新しい音楽との出会いが、昔よりずっと楽しく楽になった。
本当に便利な世の中になったものだとつくづく感心する。
しかしせっかくSpotifyがオススメしてくれた音楽をとばしてしまう人もいるようだ。
好きな音楽を好きなだけ聴けるのは、この上ない幸せだ。
しかしそれだけでは、いろいろと固くなってしまわないだろうか。
心や、思考や、感情が、ひとつの処に偏ってしまわないだろうか。
新しい音楽との出会いは、世界を広げてくれる。
新しい音楽との出会いは、新しい発見に満ち溢れている。
新しい感性が、新しい風を運んでくれる。
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