#18
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
ガッツ(ベルセルク)
人間離れした強さを誇る剣士ガッツ。
ガッツの強さに憧れて弟子入りを志願した少年・イシドロ。
ガッツに稽古をつけてもらうことになったイシドロだが、素人が思いつくままに剣を振るうばかりであった。
イシドロはそんなガッツの指導法に疑問を投げかけた。
「なぁ、ほんとにいいのか?これで」
「普通修行っていや、長い時間かけて、基本をくり返したり技を伝授したりするもんじゃねぇのか?いいのかよ?シロウトのオレがこんな思いつきの即席戦法身につけちまって」
そう問われたガッツの返事が名言だった。
お前、何十年も修行して達人になるのを待ってから戦場に出るつもりか?
気の長げェ話だな。
(イシドロ:そ、そんなつもりはねェ!!)
だったら、今、手持ちのコマでやりくりするしかねぇだろ。
昔から日本人は名人を重宝したがる。
「百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る」
これは日本海海戦での東郷平八郎元帥の有名な言葉だが、物量では勝負にならない国力差を思えばこのような考えに落ち着くのも致し方ないことなのかもしれない。
しかしこれは国という単位での話であって、それが個人となれば話は違う。
まだ準備ができていない?
まだ本気を出していない?
もっと上手くできるようになったら?
こんなものは全部自分に都合よく言い訳しているだけにすぎない。
ガッツの言う通りだ。
達人や名人になるのを悠長に待ってなんかいたら、いつまで経っても前に進めやしない。
時を逸することになる。
「時は金なり」という言葉もあるように、時というのは非常に重要なものだ。
大事を成すために必要なことが三つあるという。
- 地の利
- 人の和
- 時の運
大事を成し遂げるためには三つのうちで、どれが欠けてもいけないらしい。
なるほど、時の運とはいっているが機を見るに敏でなくては運はついてこない。
チャンスと思えばなりふり構わずしがみつくぐらいの気合いがなければ、時の運なんて掴めるわけがない。
見切り発車すぎるのも困りものだが、慎重すぎるのも考えものだということ。
時には少ない手持ちのコマだけで勝負しなければいけない時があるのではないだろうか。
大望があるならば特に、四の五の言ってないでとりあえず飛び込んでみて、その現実の中で手持ちの武器を研ぎ澄ましていくしかないのだ。
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