【死語】
古く使用されていたが、現在ではどの民族にも使用されなくなってしまった言語。
また、言語の中で古く用いられていた単語で、今は全く使用されなくなってしまったもの。
「死語」という言葉自体が死語らしいが、そうなるとどうカテゴライズしたらいいかわからなくなる。
イタチごっこになりそうなので、この際目を瞑って「死語」を使用することにする。
ラジオドラマ番組
『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』
祝・来期も継続決定!
大好きなラジオドラマ番組である『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』が、無事改編期を乗り切って来期の継続が決定。
安心してはいたが、何が起こるかわからないのが番組改編だ。
たとえ人気番組でも上層部がマンネリだと判断すれば、平気で番組終了が言い渡される。
いつ、そんな時を迎えるかはわからないけど、今は素直に大好きな番組の継続を歓ぼう。
だがラジオ番組『リリー・フランキー「スナック ラジオ」』の来期継続が未だ未定のままだ…
終了のアナウンスがないから、とりあえずワンクールは継続できるのでは?
いつも綱渡りだな、スナラジは…
今一番アツい番組だから、安定継続を望んでやまない。
死語の話題で、なぜラジオの話をしたかといえば、『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』や『リリー・フランキー「スナック ラジオ」』を聴いていると、時々…いや、かなり多い頻度で昔流行った言葉を耳にする。
つい先日も『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』で、「ファジー」という言葉について触れていた。
言葉の流行り廃りというのは、改めて見直してみると殊の外面白い。
皆さんも思い出の流行語に触れて、ギラギラしていた頃に戻ってみよう。
ファジー
語源と意味
概念内容に度合の選択の余地があるなど、判断する時に意味(するものの)範囲がぼやけているさま。
「あいまい」や「不確か」という意味合いで使用される。
英語の「fuzzy」が由来で、「綿毛状の」「ぼやけた」などの幅広い意味を持つ形容詞である。
カタカナ語の「ファジー」も、基本的には同じ意味を表している。
英語では「生地や服の表面が毛羽立っている」という意味を持つが、カタカナ語の「ファジー」にはそのような意味は含まれないことが大半で、基本的には人や物事に対して使われる表現と考えてよい。
家電製品の機能にまでなったファジー
自分で書いていて思わず懐かしさに浸ってしまうなww
懐かしい!
今ではなかなか聞かなくなった「ファジー」だが、個人的にはトンチの効いた非常に良い言葉だと思っている。
小難しく前述してみたが簡単にいうと「ファジー」とは、本来の意味である「曖昧」が転じて「いい⤵︎加減」という意味として広く遣われていた。
当時の家電製品に広く装備されていたファジー機能が、その良い例だろう。
ファジー機能とは、「曖昧」を意味する「ファジー」理論をコンピュータ制御に応用した機能のこと。
汚れの程度を検出して洗濯時間を決める洗濯機や,調理する食品からでるガスや水蒸気の量とその変化を解析して加熱時間やエネルギーを調節する電子レンジなどがある。
要するに、機械が勝手に「いい⤵︎加減」に仕上げくれる機能のことである。
こう聞くと良い言葉のように捉われがちだが、「ファジー」が良い言葉なのは機械に対してだけ。
対人に使用するとなると、あまり良くない言葉になるから実に面白い。
先ほど「ファジー」を「いい⤵︎加減」と表現したが、対人の「ファジー」は「いい⤴︎加減」という意味になる。
だから本稿のタイトルに銘打った「ファジー野郎」とは、「いい⤴︎加減野郎」、すなわち「テキトーな奴」という意味になる。
何のことはない、ただの言葉遊びなのだが、こういうワードセンスって今ではなかなかお目にかかれない。
流行り言葉には略語が多いが、ただ単に略すだけならセンスもへったくれもない。
「ファジー」を説明するために使用した、「いい加減」も「テキトー」も酷く曖昧な言葉で、遣い方次第では真逆の言葉になる。
言語達者な外国の方が、特に日本語が難しいと感じるのも納得だ。
やっぱり日本語って面白いね!
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