#117
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
ハルさん(世界の終わりに柴犬とより)
ハルさん
マンガ『世界の終わりに柴犬と』に登場する、知識量豊富な年齢5歳のオスの柴犬。
時折ご主人と哲学的なやりとりを交わすほどである(例:シュレディンガーの猫など)。
その知識がしばしばご主人へのツッコミに向かう。
洗われるのが大の苦手。
集団生活になじめず引きこもりの女子高校生であったご主人にハルさんがかけた言葉が秀逸だった。
種の絶滅におけるこんな逆説があります
新しい環境に適応できない者が滅びるのではない
以前の環境に適応しすぎた者が滅ぶのだと
人間関係なんて、実は自分が周囲に馴染んでいないなと思っているくらいが丁度いい。
自分はちょっと変わっていると思っているくらいの方が、自分を見失っていない証拠である。
無理に自分を周りに合わせていかなくても良いのだ。
しかし、だ。
勘違いしてはいけないのは、適応=順応だけではないということ。
諦めもある種の適応だということ。
今、日本はあらゆる事を諦めさせられている現状にある。
著者には常々感じていることがある。
現在の日本人は、さながら『進撃の巨人』の壁中人類のようではないか。
自分たちが人類唯一の生き残りだと信じ込まされ、巨大な三重の城壁(甕城)の内側にただただ閉じこもるだけの人々。
それは壁の中の王が、壁中人類すべてを巻き添えにした壮大な自殺行為だった。
その姿が日本人と重なる。
この国を支配する老人たちの行為は、『進撃の巨人』の壁の中の王のそれと同じにみえる。
バカな政治家の言葉を鵜呑みにし、どんなに苦しい現状でも何ら行動を起こさない日本人。
この異常事態に適応しすぎてしまうようなら、日本人は絶滅すべき種なのかもしれない。
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