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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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美しき日本語の世界。[其の二十九]

 

 

 

 

其の二十九

美しき日本語の世界。

 

 

ゲン担ぎはダジャレ

 

 

戦国時代の出陣式

 

合戦の勝敗によって、自分や家臣達の運命が大きく左右された戦国時代。

それだけに勝利を願う願掛けやお祈りは当時の武将達にとって必要不可欠。

必ず出陣前には「出陣式」という儀式を必ず行っていた。

軍師が主導権を握り式の場所や日時を決めていたとされている。

戦国武将達は出陣前に「出陣式」と呼ばれる祝宴を行っていた。

これは「三献の儀式」とも呼ばれている。

司会は軍師が取り仕切り行われ、大将が甲冑に着替え南に向かって座る。

大将を中心に左右に一族・重臣があぐらをかいて座る。

大将の前には武装した家臣・陪膳役が肴組の三宝(打ち鮑・勝栗・昆布)をささげて大将の前に置く。

大将は鮑をつまんで口に入れ酒を三度に分けて飲み干す。

同様に勝栗、昆布もこれを繰り返す。

これが「三献の儀式」のやり方だ。

「一に打ち鮑、二に勝栗、三に昆布」の順に食べる。

「敵に打ち、勝ち、よろこぶ!!」といったダジャレが効いている。

ちなみに無事帰って来たら来たで、帰陣式(凱旋式)というものも行っていた。

勝ちて帰りこれたときは、「一に勝栗、二に打ち鮑、三に昆布」の順に食べる。

これは「敵に勝ち、家(うち)、よろこぶ(昆布)」のダジャレである。

ダジャレで片付けてしまえばそれまでだが、ゲン担ぎというのは本来こういうものなのだろう。

毎日、どちらの足から靴を履くのか。

そんなつまらないことでも、ゲンを担ぐとなれば拘らずにはいられない。

人間とは、つくづく神や仏にすがらずにはいられない生き物なのだな。

 

 

 

ホルモンの語源が「「ほおるもん(放る物)」」はガセ?

 

 

牛豚の内臓の「ホルモン」の語源には諸説ある。

関西弁で「捨てる物」を意味する「ほおるもん(放る物)」に由来する説。

そして生理的物質の「ホルモン(Hormon)」にあやかり、栄養豊富な内臓を食べ、活力を与えるイメージで名づけられたとする説。

かつては、関西弁の「ほおるもん(放る物)」の説が有力とされていた。

しかし、戦前には、牛や豚の内臓以外に、スッポンなどのスタミナ料理も「ホルモン料理」と呼ばれていたことが分かってきた。

また、戦前から大人気だった牛めしにはモツが使われていたという。

そのため、現代では生理的物質の「ホルモン」に由来する説が有力と考えられている。

「ほおるもん(放る物)」否定派は、そもそもホルモンという名称が本当に「放るもん」由来だとしたら、明治の文明開化に際した肉食解禁以降、内臓肉は見向きもされなかったはずだという。

受け入れられれば価値が生まれるのだと。

例外なく、ニーズがあれば必ず対価は生まれる。

だから「ほおるもん(放る物)」にはならない、と。

しかし今のような冷凍技術が無い時代では、内臓類は足が早くなかなか保存ができなかったことだろう。
このため、消費しきれず廃棄をすることも多かったのではないだろうか。

それが徐々に保存技術も進化してきたこともあって、ホルモンも調理して食べられるようになってきた…。

…なんて考えた方が、粋な日本人らしいと思うのだが実際はどうだろう。

何より、語源にダジャレが多い日本語である。

あんなに美味しいホルモンの語源が「ほおるもん(放る物)」だった!

そう信じていた方が面白い。

 

 

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