iTunesのプレイリストは音楽人生の履歴書
お気に入りの音楽の管理は、もっぱらiTunesで行っている。
その時その時に聴きたい曲の音源を手に入れては、手当たり次第にiTunesに入れまくった。
おかげで今では数千という曲が入っている。
言うなれば、iTunesのプレイリストは我が音楽人生の履歴書のようなものだ。
B'zの楽曲は我が音楽人生そのものだ。
大好きなアニソンだって充実している。
長年聴き続けている曲もあれば、SEAMOのように一時期ハマっていた曲もある。
もちろん最新の音楽にも敏感でいたい。
あいみょんも入っているし、YOASOBIだってずっと真夜中ならいいのに。だって入っている。
これだけ手当たり次第だと、いったいどんな曲が入っているのか、自分自身わからなくなってくる。
興味がわいたから改めて自ら作ったプレイリストを眺めてみると、懐かしいアーティストの名があるではないか。
Jungle Smileとは
Jungle Smile(ジャングル スマイル)は、高木郁乃さんと吉田ゐさお氏の2人からなる音楽ユニットで1994年に結成。
ユニット名は、殺伐としたジャングルのような都会でもいつも笑顔でいられるというヴォーカルの高木さんの想いから名付けられたという。
大ヒット作品はない。
だが、そこそこは売れたはずだからご存知の方もいるだろうが、若者はまず知らないアーティストであろう。
ただ、カバーもされているようなのでそちらで知っている人がいるかもしれない。
名曲『片思い』と『おなじ星』
iTunesに記憶されていたJungle Smileの名曲『片思い』と『おなじ星』。
どちらも思春期の儚さを感じられて懐かしい気分になる。
✔️『片思い』
『片思い』は、Jungle Smileの2枚目のシングル。
本作で初めてオリコンにチャートインした。
アルバム「虹のカプセル」に収録されており、テレビ朝日「紺野美沙子の科学館」エンディングテーマ曲だった。
✔️『おなじ星』
『おなじ星』は、Jungle Smileの5枚目のシングル。
Jungle Smileのシングルで最も高い売り上げを記録。
タイアップとして、フジテレビ系アニメ「DTエイトロン」エンディングテーマ、「名古屋NSCカレッジ」CMソングに使用されている。
また本曲はタレントの乙葉さんによってカバーされている。
個人的にはどちらも名曲に違いない。
違いはないのだが、どちらも大ヒットには恵まれずスマッシュヒット止まりだった。
『片思い』(1997年3月21日)のオリコン最高順位は47位。
『おなじ星』(1998年6月24日)のオリコン最高順位は27位だった。
そういえば少し前のラジオで…
学生時代からラジオが好きで今でもよく聴くのだが、少し前のラジオでJungle Smileがリクエストされ『おなじ星』が流れてきた。
驚いたことに、これに多くのリスナーが反応した。
『私もJungle Smile大好きでした』とか『Jungle Smileめっちゃ聴いてた』とか。
そんなメッセージがパーソナリティーによって立て続けに紹介される。
今とは違って、アーティスト情報が簡単に手に入る時代ではないから、正直、Jungle Smileの人気が当時どれほどあったのかを知らない。
だがあのラジオのメッセージを聞く限りでは、なかなかの人気を誇っていたのだろうと推測できる。
もし興味がわいたなら、一度聴いてみるといい。
『片思い』も『おなじ星』も、どちらも素晴らしい楽曲だ。
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