#2
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
フェデリコ・フェリーニ
フェデリコ・フェリーニは、イタリア・リミニ生まれの「映像の魔術師」の異名を持つ映画監督で脚本家だ。
始まりと思うのも自分。
もう終わりだと思うのも自分。
よく「何かの終わりは何かの始まり」という言葉を耳にするが、現実はそんなに甘いものではない。
くれぐれもドン底にいる人間には、こんな言葉を言ってはいけない。
これは行き着くところまで堕ちていない人間の綺麗事に過ぎない。
ドン底を這いつくばっている人間がそんな簡単にポジティブになれるのなら、世界から自死はなくなるだろう。
しかしそうはならない。
もう終わりだと思ってしまっても、致し方ない時だってある。
だが、もしあなたが今、人生のドン底だと感じているなら聞いてほしい。
ドン底ということは、それだけ大きな挫折を味わったのだろう。
しかし大きな挫折を味わったということは、それだけ大きな挑戦をしたということなのだ。
何も挑戦しなかった人間なんかより、遥かに素晴らしい体験をしたということなのだ。
誇りに思おう。
だが、そうは言ってもどうしようもない敗北感に苛まれることもある。
そんな時は、こう考えてみてはどうだろう？
まだ負けていない。
勝ちの途中。
「項羽と劉邦」という話をご存知だろうか？
挑戦し続けていさえすれば、そういうことだっておおいに起きうる。
まだ、負けていない。
勝ちの途中なのだ。
最後に勝てばいい。
終わりよければすべてよし、ではないか。
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