#67
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
イルグ・バロール(世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生するより)
アニメ『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』第8話「選択の儀式」でのヒトコマ。
イルグ・バロールとは暗殺者・ルーグ・トウアハーデの仮の名前である。
化粧品ブランド「オルナ」を成功させたイルグは、その資金力と、バロール商会の情報網を手に入れる事で、より大きな暗殺者としての力を身につけていた。
イルグの立ち上げた「オルナ」の経営は軌道に乗り、マーハが引き継ぐことになる。
マーハはすでに隣町へと店舗を拡大させることまで考えていた。
しかしマーハが目を付けた店舗は、実はマーハの父親が代表を務めていた商会の元1号店だった。
マーハの両親は側近に裏切られ、殺されているという過去があったのだ。
そのことを知っていたイルグは、私怨とも受け取れるマーハの行動を止めることなくこう告げる。
私情を挟むなとは言わない
だが 私情を挟むのなら結果を出せ
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する (角川スニーカー文庫)
シンプルな言葉だが、なかなか言える言葉ではない。
人間には私情が付きものである。
私情を完全に断ち切れる人間が、いったいどれほどいるというのか。
だが世間は私情を認めてはくれない。
それは私情によって正確な判断が出来なくなるからだろう。
一理はある。
感情は時に間違った判断を下させる。
たとえそれが間違いだとわかっていても、情には勝てないところが人間にはある。
それが人間の良いところではあるが、大抵の場合その行為は間違いとされてしまう。
しかし、だ。
私情を挟んだ上で、且つ、成功するならばそれが至上の結果ではないだろうか。
自分の心情を満たした上で、すべてを納得させられれば最高だ。
それが出来れば苦労しないのだが…
よほど相手を信頼していない限り、もしくは全責任を自分が負う覚悟がなければこの言葉は出てこないだろう。
だから言われた方にもそれ相応の覚悟が必要だ。
お互いの信頼があっての名言といえる。
こんな関係を築いてみたいものだ。
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