アニメ
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』とは
『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は秤猿鬼先生によるライトノベル。
イラストはKeGが担当している。
「小説家になろう」にて2014年10月から2018年7月まで連載された。
書籍版がオーバーラップノベルス(オーバーラップ)より2015年6月から刊行されている。
漫画版がWEBコミックサイト「コミックガルド」(オーバーラップ)にて、2017年2月から連載されている。
2022年5月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破している。
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 I (オーバーラップノベルス)
アニメ『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』とは
秤猿鬼先生による同名ライトノベルを原作としてアニメ化。
2022年4月から6月までAT-Xほかにて放送された。
原作3巻の魔獣呪術師フンバが操るヒュドラとの戦いまでがアニメ化されている。
各話の放送後には、コミカライズ版を担当するサワノアキラ氏描き下ろしのアニメ連動番外編コミックがアプリ「コミックガルド+」にて2週間無料公開されている(ウェブサイト「コミックガルド」でも1週遅れで1週間公開)。
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あらすじ
主人公はオンラインゲームを遊んでいる途中に寝落ちしてしまったのだが、次に起きるとどういうわけかそのオンラインゲームの世界に、自身のゲームキャラクターであるアークの姿と能力で転移した。
ゲームで装備していた最強クラスの武器防具があり、天騎士になるまでに覚えていた魔法も使え、ゲーム中最大レベルである255までキャラクターを鍛えていたため、アークは異世界での生活に何も不自由を感じなかった。
ただし鎧の中の姿形もキャラクターをそのまま再現した骸骨状態であったため、人前ではモンスターと間違われてしまうため不用意に兜すら脱ぐ事は出来ない。
しかしアークは深く思い悩まず、ダークエルフのアリアンや精霊獣のポンタ、獣人のチヨメと共に、気ままに異世界を旅することになった。
自分の状況を把握したアークは、まず資金を得るために傭兵登録を行う。
試験としてイノシシやオークを討伐している最中、盗賊に襲われている貴族を見かけ救助する。
その後、薬草採取の護衛、盗賊の壊滅などいくつかの依頼をこなし、精霊獣のポンタに懐かれた後、エルフの男と遭遇。
綿毛狐とエルフ狩りについて把握する。ダークエルフのアリアンに雇われたアークは、ローデン王国の街ディエントでエルフ奪還作戦を成功させる。
その後自分をララトイアの里に誘うアリアンに自身の骸骨姿を明かし、アリアンの故郷であるララトイアの里に身を寄せることとなる。
アークは獣人の忍者チヨメの依頼で、王都オーラヴに囚われた獣人を解放する。
拐われたエルフを追って訪れた神聖レブラン帝国の街ライプニッツァで、アークはイフリートを召喚して魔獣使いの使役するヒュドラを倒す。
主題歌
- 「嗚呼、我が浪漫の道よ」
PelleK(ノルウェー語版:ペルケイ)によるオープニングテーマ。
作詞はhotaru、作曲・編曲はeba。
昔のザ・アニソンのような楽曲。
懐かしく暑苦しい。
作風とまったく合っていない感があるが、そのギャップが逆に魅力的で面白い。
PelleKは日本のアニメソング・特撮ソングの「歌ってみた」動画を9年以上投稿して388万人を超えるチャンネル登録者がいるノルウェー人シンガーで、「日本のアニメのOPテーマの歌唱をオファーされた時は本当に驚きました。大のアニメファンなので、夢が叶った瞬間でした」とコメントしている。
- 「僕らが愚かだなんて誰が言った」
DIALOGUE+によるエンディングテーマ。
作詞・作曲は田淵智也氏、編曲はkz。
安定の異世界転生作品
最強チートキャラも実装
すべての要素が標準値以上で装備されていて、安定の異世界転生作品である。
だが何かに特化しているわけではない。
あくまでも平均であり、良すぎずも悪すぎずもないという印象。
最初こそ夢中になって観進めたが、その熱量は最後まで継続しなかった。
考えられる理由としては、あまりに劇的展開を期待しすぎたためか?
だが気楽には観れるから、そういった作品をお探しの人にはおすすめ。
激アツ主題歌
主題歌の項でも記したが本作の主題歌は激アツだ。
普通、異世界転生作品といえばファンタジー世界の話だと思うだろう。
本作の舞台も、もちろんファンタジー世界で間違いない。
だが主題歌の作風がファンタジーとは程遠いすぎて笑える。
良い意味で昔のアニメの暑苦しさを再現しているような、どこか懐かしい楽曲だ。
このギャップには萌える。
何故こうなった(笑)?
今後の展開には期待大
あくまでも続編があるという前提の話だが、今後の展開には期待が持てる。
第1クール(仮)は、いわばプロローグ。
プロローグと考えるなら、今後の展開にはおおいに期待できる。
それほどのポテンシャルは感じることができたし、クオリティも高かった。
本作の本当の評価は今後の展開に掛かっている。
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