#108
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED DESTINYより)
レクイエムの第一中継点フォーレに、決死の攻撃を仕掛けるザフトの主力軍。
そんな中、ダイダロスに最も近い位置にいたミネルバは、単身でダイダロス基地の砲本体を攻略するよう命じられる。
第2射のチャージが完了するまでにどれだけの時間が残されているのかわからない以上、もはや一刻の猶予もないのだ。
月に到着したミネルバから緊急発進する、デスティニーとレジェンド。
ミネルバのタンホイザーが基地を焼き、シンとレイは迎撃に現れたデストロイを次々と屠る。
その隙に、ルナマリアは砲のコントロール施設を制圧すべく出撃する。
一方、戦況を不利と悟ったジブリールは、チャージ半ばのままレクイエムを発射させようとする。
第2射を放ち、その隙に月から脱出するつもりなのだ。
が、ルナマリアによって発射は間一髪で阻止され、ダイダロスの司令部もシンのデスティニーによって壊滅。
ジブリールの乗った戦艦はレイの手によって爆散し、ついに、ロゴスは滅びた。
リアルタイムで戦況を見守っていたプラントの人々が口々に歓喜の声を上げる中、今や世界最強のリーダーとなったデュランダルが、静かに微笑む。
その頃、正式にオーブ宇宙軍艦艇となったアークエンジェルが、宇宙へ向けて発進していた。
自由と自立に基づいた、真の平和を勝ち取るために…。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』PHASE-45「変革の序曲」でのヒトコマ。
プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルにより提唱された社会システム構想 "デスティニープラン" 。
戦争の要因は自身への不当な評価や現状への不満であると考え、より効率的な社会システムの構築を目指した結果考え出された。
デスティニープランの施行下ではナチュラル・コーディネイターを問わず全人類の遺伝子を採集、解析し、各自の適正職業が選択される。
そしてその解析結果は各自に伝えられ、最適職種に振り分けられるというものである。
このシステムは基本的に強制であり、職業選択において自由意志は存在しない。
耳障りのいいディスティニープランに懐疑的なアスランだが、自由を勝ち取る戦い自体にも疑問を抱いていた。
難しいな
戦ってはいけないのか
戦わなきゃいけないのか
この矛盾は人類がずっと抱えていくものだろう。
永遠のジレンマとでもいうべきか。
この言葉はあらゆる事象に置き換えられる。
自分らしくあれと言いながら、枠からはみ出す者を徹底的に排除しようとする集団心理。
偽りの自分を作り出す承認欲求。
国を護るための軍事力。
この世界は矛盾に満ち溢れている。
答えはきっと自分の中にしかないのだろう。
ただひと言いえることは、この世界では戦わなければ奪われる一方だということ。
しかしそれだって奪う奴が悪いのか、奪われる奴が悪いのか…。
こんな世界で人の性善説を信じられるわけがない。
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