#109
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
シド・カゲノー(陰の実力者になりたくて!より)
物心ついた頃からヒーローでもビランでもなく、文字通りヒーローを陰で助ける様な陰の実力者に憧れていた影野実は、学校では目立たない様に過ごしながら裏では最強の陰の実力者となる為の修行を積んでいた。
やがて核兵器にも勝てる未知の力を求めて過酷な修行に臨む様になるが、高校最後の夏、修行帰りに幻覚を見た事でトラックに轢かれてしまい死亡。
魔力のある異世界に男爵家の息子シド・カゲノーとして転生する。
『陰の実力者になりたくて!』エピソード9「偽りの果て」でのヒトコマ。
大講堂にたどり着いたシェリーは、“強欲の瞳” を無効化する装置を投入。
学生が反撃を開始すると、シャドウガーデンも参戦。
混乱の中、首謀者 “痩騎士” の前にシャドウが現れる。
“痩騎士” の正体はシェリーの養父・ルスランであった。
ルスランは己の欲望を満たすためにシェリーの母を殺害し、その事実を隠したままシェリーをも利用していた。
ルスラン:シェリーは何も知らず 何も疑わず
母親の研究を受け継いでくれた 私が仇だとも知らずにね
かわいい かわいい 愚かな娘だ
どうだい 参考になったかな
シド:シェリーを利用したというのは本当のことですか?
ルスラン:もちろん本当のことだ
怒ったかい?
どうでしょうね
僕は自分にとって大切なものと
そうでないものを
明確に分けているので
皆 生きるにつれて
大切なものを増やしていきます
友達ができて
恋人ができて
仕事ができて
でも僕は 削いでいった
そして その先に…
どうしても捨てられないものが残った
だから それ以外どうなっても
わりとどうでもいいんです
陰の実力者になりたくて! (1) (角川コミックス・エース)
この名言は実感だ。
気持ちがとてもよく理解る。
年を重ねるごとにどんどん失われていったあらゆるこだわり。
つまらないことで他人と衝突していた過去が、今となっては酷くくだらないことに思えてくる。
どうして小さなことにあれほどこだわっていたのか?
なんと器の小さかったことか…。
代わりにどんどん尖っていった、どうしても譲れない少しのこだわり。
たとえ誰に何と言われようと、これだけは絶対譲れない。
そんなこだわりがほんの少しだけ残った。
「僕は自分にとって大切なものとそうでないものを明確に分けている」
意図的にそうしたわけではなく、月日が経つにつれ自然淘汰されて残ったものが自分にとって本当に大切なもの。
これを否定する人とは深く付き合わない。
関わりたくもない。
これこそが信念というものか。
あるいはSoulと呼べるものか。
生き様と言ってもいい。
皆こういう風に大人になってゆくものだとばかり思っていたけど、これは特殊な考え方だったのか…。
☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎