#27
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
シド・カゲノー/シャドウ(『陰の実力者になりたくて!』より)
シド・カゲノー/シャドウは「陰の実力者」に憧れ、力を求めた少年が転生した姿。
ミドガル魔剣士学園で冴えない生徒を演じながら、裏では「シャドウガーデン」の盟主シャドウとして君臨。
世界の闇と戦うという設定を楽しんでいるーー。
ローズの結婚に激怒したシドは、真意を問いただすために王城を訪れる。
人気ピアニスト・シロンの弟子として潜入するが、素性を疑うドエム。
それでもローズの "足かせ" を外すために、人質となったレイナ王妃の居場所を探るシド。
シャドウとしてローズの前に姿を現し、所在を掴んだ王妃のもとへ連れていくのだが……。
『陰の実力者になりたくて! 2nd season』第11話「決断」でのヒトコマ。
僕が思うに
世界は明るすぎるんだ
だから
いろんなものが見えすぎて
大切なものを見失ってしまう
だから
月の光に照らされるくらいが
僕らの世界にはちょうどいい
みんなも 目を凝らして
大切なものを見失わないようにするから
僕らは 月の光の下で
大切なものだけを見ていれば
それでいい
陰の実力者になりたくて! 2nd season Vol.2 [Blu-ray]
この世界はやはり明るすぎるのだろうか?
あらゆる情報が誰でも簡単に取り出せて、大抵のことは手元で知ることができる。
しかしそのことが我々の目を逆に曇らせる。
本物と偽物が入り乱れ見分けがつかなくなった人々は、自らの欲求にのみ従うようになってしまった。
事の真偽などは二の次で面白ければ、稼げれば何でもいい。
そうして誰でも容易く他人を攻撃できる世の中が出来上がった。
大切なものを失っていることにも気づかずに…。
便利な技術とは、それを扱う人間によって善にも悪にも変わり得る。
そしてせっかくの革新的な技術を人は悪へと変えてきた。
だとしたら、もしかしたら人は少しくらい不便な方が幸せなのかもしれない。
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