#130
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
マーティン・ルーサー・キング・Jr.(キング牧師)
1929年1月15日、ジョージア州アトランタで牧師マイケル・ルーサー・キングの息子として生まれる。
父親と同じ名前であったが、父子とも「マーティン・ルーサー・キング」と改名。
6歳の時に一緒に遊んでいた近所の白人の子どもの母親から「黒人とは二度と遊ばせません」と最初の人種差別を経験。
高校時代には討論大会で優勝した帰りのバスの中で、白人から席を譲れと強制される。
1862年のリンカーン大統領の奴隷解放宣言により、米国の奴隷制は廃止された。
しかしそれは人種差別の撤廃を意味するものではなく、学校・トイレ・プール・バスなどにおいて、白人と非白人の区別により、異なる施設が用いられることは容認されていた。
1955年、白人に席を譲るのを拒んで逮捕されたローザ・パークス逮捕事件に抗議して、キング牧師はバス・ボイコット運動を指導。
これにより連邦最高裁判所からバス車内人種分離法違憲判決を勝ち取る。
キング牧師の運動の特徴は「非暴力主義」。
インド独立の父ガンジーに啓蒙され、一切抵抗しない非暴力を貫いた。
1963年のキング牧師の有名な演説「I Have a Dream(私には夢がある)」は広く共感を呼ぶ。
これらの運動により米国内の世論も盛り上がりを見せ、1964年に公民権法が制定された。
その後、キング牧師は「ベトナム反戦運動」への積極的な関与を始める。
敵も増えていくなか、精力的に活動を続けたが、1968年4月4日にテネシー州で「I’ve Been to the Mountaintop(私は山頂に達した)」と演説後、モーテルで白人男性の凶弾に倒れ、39年の生涯を閉じた。
The ultimate tragedy is not the oppression and cruelty by the bad people but the silence over that by the good people.
ーMartin Luther King Jr.
【直訳】
究極の悲劇は悪人による抑圧や残虐行為ではなく、それに対する善良な人々の沈黙である。
【補足訳】
最も悲観的なのは
悪人の辛辣な言葉や暴力ではなく
善人たちの
恐ろしいまでの沈黙と無関心である
沈黙は
暴力の陰に隠れた
同罪者である
キング牧師: 人種の平等と人間愛を求めて (岩波ジュニア新書)
嗚呼、まさに今の日本人にぴったりの言葉ではないか。
文句は言うけど行動は起こさない。
政治家どもの都合の良いように、見事に飼い慣らされた日本人。
善人たちの恐ろしいまでの沈黙と無関心が、我が国の民主主義を形骸化させ、隠れ独裁国家へと変貌させた。
そろそろ皆が思い知るべきだ。
政治家どもにとって、もの言わぬ庶民ほど御しやすいものはないということを。
おかげで我が国は、馬鹿で無能で傲慢で強欲な政治家どものやりたい放題ではないか。
こんな国に誰がした?
もちろん元凶は、馬鹿で無能で傲慢で強欲な政治家どもだ。
しかし、声を上げなかった国民も同罪である。
無関心な国民の沈黙が、この国を駄目にした。
沈黙は容認を意味する。
黙っていれば無害でいられると思ったか?
残念ながら政治家どもにそんな分別はない。
だったら声をあげろ。
今声をあげなくては、この国は近いうちに必ず滅びる。
日本はもう、そんなところまできてしまっている。
この国で幸せに暮らしたいと願っている人。
これまで沈黙と無関心を貫いてきた人は、是非この言葉を肝に銘じてほしい。
☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎