#39
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
ディアブロ(アニメ「転生したらスライムだった件」より)
世界に七柱のみ存在する最古の悪魔族の一柱。
とある大事件によるリムルの魔王覚醒(ハーベストフェスティバル)直前の残った敵軍の後処理に、配下2名と共に現世に召喚され、死者蘇生時に足りない魔素を配下2名を生贄する忠誠心を見せた。
その後に召喚主であるにリムルに会いにいくも、(凄まじい睡魔に襲われている最中に召喚したということもあるが)召喚の場に居合わせていたランガから教えてもらうまでは存在すら忘れ去られていて、「誰だっけ、お前?」と言われ心核(こころ)にダメージを負い、「帰れずに困っていた」という勘違いから、「まだいたんだ」「帰っていいよ」と言われ心核が完全に砕け散り、泣き出す寸前になっていた。
その後、リムルの配下に加わると同時にリムルから名を与えられた。
狡猾で計算高く、冷酷で気まぐれ。基本的に邪悪な笑み(当人が単純に笑顔を浮かべていたとしても邪悪に見える)を浮かべ誰に対しても敬語口調だが、激怒すると虚ろな程の無表情と辛辣な口調になる。
口癖・笑い方は「クフフフ」。
開国祭初日。
リムルは楽しみにしていた仲間達の催し物を回る。
シオンとシュナの演奏も、ベスターとガビルの研究発表も大盛況。
しかし華やかな祭りの裏では、商人達への支払い問題が残っていた。
財政的には豊かなテンペストだが、一般流通する金貨の保有数が足りない。
ミョルマイルは証書での支払いを懇願するも、商人達は国際法をたてにドワーフ金貨での支払いにこだわり、誰もテンペストを信用しようとしない。
リムルたちは金貨不足問題を引き起こした怪しげな商人達の裏で手を引く敵対者の存在に気づく…。
アニメ『転生したらスライムだった件』第68話(第3期20話目)「開国祭」でのヒトコマ。
人というのは
実に不思議な生き物です
協力しなければ生きていけぬくせに
仲間内で上下関係を決めたがる
そして
2つ以上の集団が隣接した場合
どちらが上に立つかで
またもめるのです
弱くて哀れな者たちは
自らの権益を損なうことを
非常に恐れているのでしょう
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協力しなければ生きていけぬくせに、仲間内で上下関係を決めたがる。
そして2つ以上の集団が隣接した場合、どちらが上に立つかでまたもめる。
弱くて哀れな者たちは、自らの権益を損なうことを非常に恐れているのだろう。
政治に対立政党の存在は必須である。
それは一党独裁を防ぐためであり、政治家の怠慢を防ぐためでもある。
だがそれは国民主体の政治があっての話であり、残念ながら我が国はそうではない。
政治家主体の醜い利権政治。
それが我が国の政治の正体なのである。
頭がすげ変わっても、その体質はおそらく変わることがないのだろう。
ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーの有名な著書である長編小説『罪と罰』。
『罪と罰』によると、すべての人間は "凡人" と "非凡人" に分けられるらしい。
そして "凡人" に法律を踏み越える権利はないが、"非凡人" にはあらゆる犯罪を行ない、勝手に法律を踏み越える権利を持っているのだという。
主人公である貧しいラスコーリニコフはこう考え、本性を忘れた理性のみの改革に乗り出すが、やがてこの考えが人間を破滅させることを知るのだ。
勝手に法律を踏み越える政治家どもは自分たちが "非凡人" だと慢心し、だからこの国は破滅に向かっている。
一年の計は穀を植うるにあり、十年の計は木を植うるにあり、百年の計は人を育てるにあり。
目の前にぶら下げられたニンジンしか見えていない政治家どもに、国家百年の大計など望むべくもない。
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