M-1グランプリ2021
メディアでも優勝者がバンバン報道されているし、さすがにそろそろネタバレしても大丈夫だろう。
M-1グランプリ2021。
第17代チャンピオンには錦鯉が輝いた。
時間は少し遡って大会当日の朝。
その日は引きこもりを決め込んでいたから早々と用事を済ませ、ため込んだHDの消化に充てようと思っていた。
しかし本戦当日は、本戦放送のずっと前から敗者復活戦が放送されている。
賞レースはリアタイ視聴が原則だ。
しかも一度観てしまったら止まらない。
出場者のチェックだけで済まそうと思っていたのに、思いもよらず、敗者復活戦から観ることになってしまった。
オンバト時代…いやさ、ボキャ天時代…いやさ、全員集合・ひょうきん族時代…は、ほとんど覚えちゃいないが、これまで長くお笑い番組を見続けてきたから、お笑いには少々うるさい。
自称お笑いにうるさい著者の、前日までの優勝三連単予想はこれ。
かなり攻めた予想をしてみた。
優勝:オズワルド
2位:ゆにばーす
3位:インディアンス
一番の推しはオズワルド!
第42回ABCお笑いグランプリ(2021年)
今年、賞レースで初戴冠を果たした、今注目の関東漫才の雄だ。
メガネの小さい方は伊藤沙莉さんのお兄さんとしても有名。
オズワルドは正統派の漫才をするコンビ。
漫才とコントの線引きが曖昧な昨今だからこそ、正統派漫才が優勝して欲しいのだ。
ミラクルがあるとしたら…という期待値で、2位はゆにばーす。
3位はインディアンスを推しているが、実は個人的に好きとは言い難いお笑いをする。
だがボケ担当の田渕氏は、手数が尋常ではない。
しかもハイレベルなボケの連打は侮れない。
インディアンスの一撃の破壊力は優勝だってあり得る。
さぁ、どうなることやら。
ハイレベルな敗者復活戦
敗者復活戦で注目したのはM-1ラストイヤーのハライチ。
ハライチといえば的なネタは封印し、かなりのチャレンジネタで勝負してきたその心意気や良し!
他に面白いと感じたのは、金属バット、男性ブランコ、東京ホテイソンかな。
とにかくレベルが高い。
この五組は誰が決勝に行ってもおかしくないクオリティーだった。
そこで再び予想をしてみた。
敗者復活戦の後の優勝三連単予想はこれ。
優勝:オズワルド
2位:敗者復活
3位:インディアンス
ゆにばーすの入り込む余地がねーな、これ。
敗者復活戦を観た感想だ。
敗者復活で誰が勝ち上がったとしても、相当いい勝負をすると思った。
結果、ハライチが敗者復活することになる。
今年のM-1が盛り上がった最大の要因はトップバッター・モグライダー
今後、最も注目したいコンビがいる。
トップバッターをつとめたモグライダーだ。
彼らが会場を暖めてくれなければ、今大会はあれほど盛り上がらなかったのではないだろうか。
トップバッターの重責を見事に果たし、おまけに爪痕まで残した。
このことで、これからメディアへの露出が増えれば大化けする可能性は大。
今後のモグライダーには注目だ。
決勝に残った三組
オズワルド・錦鯉・インディアンス
1本目のネタはオズワルドの圧勝。
だが2本目のネタは三組とも微妙に感じた。
個人的に真っ先に消えたのが錦鯉。
オズワルドを推したいけど、インディアンス田渕氏のボケが止まらない。
とにかく頭の回転が早い。
かのお笑いモンスターを彷彿とさせる回転の速さは素晴らしいのひと言。
インディアンス田渕氏は天才だ。
オズワルド推しだけど、自己採点では僅差でインディアンスが優勝。
そんなシナリオを描いたのだが…
結果は、オズワルドとインディアンスが1票ずつ。
錦鯉が他のすべての票を獲得し優勝。
感性は十人十色
決勝で一番最初に消えたと思った錦鯉の優勝には驚いた。
これが僅差での優勝だったらまだ納得しやすかったのだろうが、結果は錦鯉の圧勝だ。
優勝にケチをつけたくはないから、多くは語るまい。
ただ、人の感性とはわからないものだ。
今回わかったのは上沼恵美子さんと著者の感性が意外と近かったこと…いや、マジこれは最高に驚いた。
遅咲きで中年の星・錦鯉のM-1制覇は、多くの中年に希望を与えたことだろう。
中年の希望を消さぬよう、錦鯉のお二人にはM-1チャンピオンとして一層輝いて欲しい。
残念だったオズワルド!
来年、またこの舞台に帰ってきてくれよな!
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