ノルディックスキー女子ジャンプW杯で高梨沙羅選手が復活のV!
ノルディックスキー女子ジャンプのW杯は日本時間3月3日未明、ノルウェー・リレハンメルで個人第14戦(ヒルサイズ=140メートル)が行われた。
高梨沙羅選手が130メートル、132メートルを飛び、合計291.5点で優勝。
今季2勝目でW杯通算62勝目とし、自身の持つ通算勝利記録を更新した
2月の北京五輪混合団体ではスーツの規定違反により失格。
個人戦でも金メダルを期待されながら4位に終わった。
五輪以来の実戦で結果を残した高梨選手は「今までの優勝で一番うれしい」と笑顔を見せた。
また、五輪では団体戦で高梨同様にスーツ規定違反により失格となったカタリナ・アルトハウス選手(ドイツ)も祝福している。
アルトハウス選手は、北京五輪の個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得。
だが団体戦では高梨選手と同様にスーツ規定違反で失格となり号泣していた。
今大会には出場していなかったもののテレビ観戦はしていたようで、自身のインスタグラムのストーリー機能で「サラ・タカナシ、とっても嬉しいわ。おめでとう」と祝福メッセージを送っている。
暗い話題ばかりの中で、非常に嬉しいニュースが飛び込んできた。
北京オリンピックでの高梨沙羅選手の悔し涙が、今でも忘れられない。
だから純粋に嬉しい。
他人の歓びを我が事のように喜べるようになったことは、我が人生において最大の収穫のように思う。
ロシアの有能なスポーツ選手たちの明るい未来が、プーチン大統領の暴挙で奪われそうになっている今この時に甚だ不謹慎なことかもしれないが、高梨沙羅選手には心の底から「おめでとう」と言いたい。
素晴らしい才能は凡人に希望を与えてくれる。
そして高梨沙羅選手はそんな素晴らしい才能の持ち主だ。
「おめでとう」。
そして「ありがとう」。
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