トレンディドラマ
愛しあってるかい!
『愛しあってるかい!』とは
『愛しあってるかい!』は、1989年10月からフジテレビ系の「月9」枠で放送されたテレビドラマ。
陣内孝則氏主演。
全10回。
平均視聴率22.6%、最高視聴率26.6%。
東京都・渋谷区の原宿にある男子校の南青山高校と女子校の表参道女子高校を舞台に、それぞれの3年生の生徒や先生たちが繰り広げる学園ラブコメディ。
主人公・日色一平(陣内孝則)の「愛しあってるかぁ〜い?」「イェ〜イ!」という掛け合いが定番だった。
1990年4月には『愛しあってるかい!スペシャル』が放送され、2009年にフジテレビ開局50周年記念の一環で、1980年代後半を代表する同局トレンディドラマ4作品としてポニーキャニオンよりDVD-BOXが発売された。
あらすじ
南青山高校の教師・一平(陣内孝則)は痴漢に間違われたことから、近くにある表参道女子高の教師・吹雪(小泉今日子)と知り合う。
それをきっかけに、両校の同僚教師(柳葉敏郎、近藤敦、藤田朋子)たちや生徒を巻き込み、様々な珍騒動が勃発。
次々と起こる事件で一平と吹雪は事ある毎に反発し合うが、徐々にお互いを意識していく。
主題歌は小泉今日子『学園天国』
小泉今日子さんの『学園天国』は、1989年11月に28枚目のシングルとして発売された。
1988年12月にリリースされたアルバム『ナツメロ』に初めて収録されたが、当初はシングルとしてリリースされる予定はなかったようだ。
小泉さんも出演したフジテレビ系月9ドラマ『愛しあってるかい!』の主題歌。
バックバンドは野村義男氏、元C-C-Bの渡辺英樹氏らからなる「三喜屋・野村モーター'S BAND」であった。
ちなみにバンド名は小泉さんが名付けた。
この頃のキョンキョンは特に可愛かった♡
今観ると豪華すぎる生徒役の女優陣にワクワク
教師のキャスティングも豪華だが、それ以上に生徒役のキャスティングが異常なほど豪華すぎる。
現在でもご活躍されている、田中律子さんに和久井映見さんに永作博美さんが女生徒役で出演。
いくら調べてもエビデンスは見つからなかったが、聞いた話によるとあの篠原涼子さんもどこかで出演しているらしい。
『愛しあってるかい!』は若かりし頃の名女優たちをみることができる、ファンにはたまらないお宝映像だろう。
都内でその間取りでお家賃は⁉︎
男性教師が住む部屋から漂うバブル感
リアタイ当時はまだ子供の頃すぎてあまりよく覚えてないのだが、男性教師の誰か、もしくは3人でルームシェアして住んでいる部屋のあまりの豪華さに驚く。
トレンディドラマと呼ばれるだけあって、部屋の作りは当時のオシャレ最先端。
当時はどうせドラマなんだからと何の疑問も持たなかったが、よく考えたら若者が住む部屋としてはあまりに分不相応だった。
ドラマが放送していた1989年当時の大卒の初任給の相場が、男性:16万900円・女性:15万5600円だったというから、この収入であれほど豪華な部屋に住めるのかが疑問が残る。
っていうか無理じゃね?
もしかしたら教師という職業が相当儲かったのか、はたまたバブルという名の幻は未経験者の想像を遥かに超えているのか…
どちらにせよ、その頃を知らない我々からしてみれば結局バブル恐るべしである。
男性教師3人が集まる部屋をみるだけでも、時代を感じられて面白いかもしれない。
当時はオシャレにみえたけど、今みたら笑っちゃうかもねww
ちなみに男性教師3人は皆、アーティストでもあった。
『愛しあってるかい!』はザ・ロッカーズ(陣内)、一世風靡セピア(柳葉)、バービーボーイズ(近藤)のミュージシャン出身の共演となり、第7話で子守歌を3人でハモって歌うシーンがある(当時の番組解説ではスリーメン&ベビーのパロディと紹介されている)。
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