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完全趣味の世界

【江口洋介主演『GOEMON』】洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる名作邦画をプレイバック!

 

江口洋介主演映画

GOEMON

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…それこそ邦画の最大の魅力

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…

それが邦画の良さだと思う。

昔は当たり前のように洋画一択だったが、近年の邦画はなかなかバカにできない。

製作費でハリウッドに勝てないならシナリオと演出と演技で勝負といわんばかりに、邦画のクオリティーは年々高くなっている。

たしかにハリウッド映画は華やかで見栄えもするが、どうしても大味になってしまっているように感じる。

演出的にはどうしても地味な邦画ではあるが、シナリオ的に感性が合うのはやはり制作者が同じ日本人だからだろうか。

もちろん作品によるが、邦画には洋画のクライマックス的派手な見せ場がほとんどない。

ドッカンドッカン爆破しないし、ガガガガ派手な銃撃戦もない。

カッコいい戦闘機も、イカツイ戦車も邦画とは無縁に近い。

だが、最近そんな邦画が観ていてとても心地よい。

ガチャガチャとうるさいだけの映画は苦手だ。

時には深く考えさせられ、じわじわ心にしみてくる映画を好むようになってからというもの、邦画が面白くて仕方ない。

日本人ならではの感性で演出し魅せていくのが邦画だ。

ここではまったく派手ではないけれど、どうしようもなく心にしみて今なお強く記憶に残っている邦画をご紹介したいと思う。

 

 

 

『GOEMON』とは

 

 

『GOEMON』(ゴエモン)は、2009年5月1日公開の日本の映画である。

紀里谷和明監督作品の2作目となる。

丸の内ピカデリー1他全国松竹系にて公開された。

実写部分の撮影は2007年に行われ、その後、CG制作に1年を費やして、企画段階から数えて5年がかりで長編映画として完成した。

大泥棒・石川五右衛門が活躍する娯楽時代劇である。

舞台設定などは歴史にとらわれずに独自の作品パラレルワールドとしての織豊時代となっている。

監督自身の構想としては、前作『CASSHERN製作時から既にあり、ようやく形として表現できた作品。

いわゆる “時代劇” にとらわれず、監督曰く「ゼロからのオリジナルストーリー」で、出演者の衣装やCGを駆使した映像など、随所で “紀里谷ワールド” と呼ばれる個性が出た作品になっている。

前作『CASSHERNと同様に「グリーンバックでの撮影が大変だった・難しかった」と振り返る出演者も多かった。

また前作と本作品は関連性はないものの、引き続きの出演者も多数いる(要潤寺島進佐田真由美玉山鉄二小日向文世、りょう、鶴田真由※敬称略)。

CGを加味したアクションシーンや映像美が印象的な映画となっているが、殺陣・打撃格闘の他に、友情・恋愛・人間模様などが盛り込まれた物語を展開している。

紀里谷監督の構想では全三部作とされているが、現段階では「未定の予定」となっている。

 

 

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あらすじ

 

 

時は戦国時代、本能寺の変により織田信長が暗殺され、日本統一の理想を豊臣秀吉が引き継いだころの日本。

一時の平和を謳歌していたが、上に立つ権力者は代わっても、民衆は依然変わらぬ飢えと渇きに苦しめられていた。

そんなころ、"天下の大泥棒" として民衆の喝采を浴びていたのが大名や豪商の蔵を狙い、金銀財宝を奪っては貧しいものに分け与える義賊・石川五右衛門であった。

ある日、豪商・紀伊国屋文左衛門の屋敷の蔵へ忍び込み、金銀財宝と共にある小箱を戦利品に加えるが、中身が入っていないことからあっさり子供にくれてやってしまった。

ところがその箱には、織田から豊臣へと支配者が移った真相を書いた密書が秘められていたのだった。

文左衛門の屋敷に太閤・豊臣秀吉からの勅命を受けた豊臣家家臣・石田三成と部下たちは屋敷に乗り込むが既に箱は五右衛門に盗られた後だった。

文左衛門の屋敷から逃げ延びた五右衛門は手下・猿飛佐助からその箱の影響で、文左衛門を含む親族・使用人ら屋敷の関係者全員が口封じを兼ねて皆殺しにされたことを明かした。

天下統一を果たした豊臣勢が血眼になって探す箱に五右衛門は興味を示す。

五右衛門が捨てた箱を拾った子・小平太は病で床に伏す母の薬を買う金を得るためスリを生業にしていた。

だが、昨晩小平太がスリを働いたが返り討ちにした悪徳役人・又八が小平太の家に押し入り、母親を惨殺してしまう。

五右衛門と佐助が駆けつけて又八を撃退して一旦箱を手元に戻したが、三成からの追っ手が迫っていた。

それはかつての五右衛門のライバル・霧隠才蔵だった。

才蔵は秀吉と三成が追う箱を"パンドラの箱"と呼ばれるものであることを告げた。

結果的に母親を失った小平太を引き取り3人で行動することになった五右衛門一行。

そこで "パンドラの箱" は二重底になっているカラクリが仕組まれており、中には地図が入っていた。

その地図を頼りに行くとそこは廃墟となった荒れ寺。

そこに "連判状" なる、謎の書物があったのだがその書物を見た途端五右衛門の目付きが変わり、その場に突如現れた伝説の忍・服部半蔵に "連判状" を明け渡す。

五右衛門が半蔵にその "連判状" に書いてあることは事実なのかと説いたが、半蔵は否定しなかった。

その晩、大阪城の自室で秀吉は五右衛門の手で暗殺された。

全てはあの "連判状" に書かれていたことだったのだ。

"連判状" に描かれていたマークが "明智家" と "羽柴家" の家紋であり、15年前の本能寺の変に関わっていたのが明智光秀羽柴秀吉であることが記されていた。

即ち、太閤秀吉こそが信長暗殺を企てた張本人だったのだ。

次の日、五右衛門が目覚めるとアジトとしている廃墟だった。

五右衛門が昨晩暗殺したのが秀吉の影武者で自身も秀吉のボディーガードに撃退されて命からがら逃げ出したことを思い出した。

そして五右衛門を助け出した才蔵の口から、佐助と小平太は、大泥棒・石川五右衛門はかつて "織田信長直属の忍" であったことを知る。

かつて五右衛門は名のある武家の出であったが、家が没落して父親が目の前で切腹・母親が斬殺、祖母と共に逃亡するも山賊に無残に殺される過去があった。

そんな五右衛門を救ったのが、織田信長だった。

"坊主、強くなれ。そうすれば何も奪われはしない。一緒に来るか?俺が強くしてやる" 。

それから五右衛門は信長に引き取られ、ライバル・才蔵と共に服部半蔵の元で忍としての訓練を受けさせられ、超一流の身体能力と戦闘能力を誇る忍へと成長していく。

そんな五右衛門の元に信長の姪・浅井茶々の護衛の任を与えられる。

茶々は父親も母親も死に、叔父である信長に引き取られ安土城で暮らしていたのだが、友達もおらず接するのは家臣か女中のみで寂しい思いをしているのではないかと案じた五右衛門が茶々を誘い出す。

茶々は五右衛門と友達になれたのかなと尋ねるが五右衛門はその問いには答えなかった。

その後茶々は成長して安土城を後にした。礼として五右衛門は信長から双剣を貰う。

だが、運命は訪れた。

本能寺の変である。

信長は明智光秀が挙兵した軍に暗殺された。

光秀は、万が一に備えて "連判状" に信長暗殺に自身と秀吉が加担している文章を書きそれを後世に残すために隠れた場所に保管するように指示した。

光秀は秀吉の手で暗殺され、天下統一の後継者は秀吉となった。

信長の死後、尽くすべき主を失った五右衛門は自由になるために織田家から出奔する意思を固め、侍になるべく石田三成直属の忍となるため残る意思を固めた才蔵は決別の証として信長の双剣を折り砕き、"布武" と刻まれた剣を才蔵が、"天下" と刻まれた剣を五右衛門が手にして2人はそれぞれの道は進んでいったのだ。

それから茶々も絶世の美女へと成長して秀吉の居城・大阪城で暮らしていた。

秀吉が茶々を引き取った目的が、茶々を自身の側室とすることであることを知るが、そこで茶々も秀吉が信長暗殺の張本人であることを知り、ある決意を固め秀吉の側室となることを決める。

才蔵と別れた後に忍を辞めた後の装備などを再び自分の元に戻した五右衛門はアジトに戻ると佐助と小平太の様子がおかしい。

状況を聞いたところ小平太が佐助の小太刀を盗み、母親の仇である又八を街中の白昼堂々の中で殺したのだという。

小平太は強くなって母の仇を殺したんだと息巻いていたが五右衛門が叱咤する。

"お前のお母さんは仇をとってくれなんて言ったのか!?復讐なんて誰も望んじゃいねえんだよ!! " 。

それから日がたち、秀吉と茶々の婚礼の儀式。五右衛門が1人信長の仇を取るため襲撃をかけるが、それと同時に三成からの命令を受けた才蔵が手下と共に秀吉暗殺のため行動を開始。

三成は自身が秀吉の後継者として天下を統べる存在として秀吉暗殺を企てていたのだ。

だが三成から口封じのため才蔵は殺されかけるが秀吉の暗殺も失敗。

才蔵は捕まり拷問を受けることとなってしまう。

佐助は五右衛門に才蔵を助けたら後々で面倒なことになるからやめろと忠告するが五右衛門は才蔵を助け出しアジトに運び入れる。

だが佐助の杞憂は現実となってしまい、三成は才蔵の愛する妻を殺し息子を人質に取ったのだ。

大阪城前に貼り付けにされ釜風呂の刑に処されることとなった。

そこで才蔵は自らを石川五右衛門と名乗り、自身の名を轟かせるために秀吉暗殺を企てたが失敗したことを語り、押し寄せた民たちに今苦しんでいるのはお前たちだろうと説いて秀吉の手で処刑される。

五右衛門も復讐のため大阪城を急襲し、秀吉の元へたどり着く。

茶々も信長の敵討ちのため秀吉を殺そうとするが失敗し、俺を殺したら世が戦乱に戻るぞと説く。

五右衛門は秀吉と対峙しなぜ信長の一番の家臣だったあんたが信長暗殺を企てなのかを尋ねると秀吉は淡々と答えた。

"俺は百姓の生まれだ。子供の頃から腹が減って仕方がなかった。信長様の無理難題に答えて出世していき今じゃ天下人の一番の家臣だ。それでも腹の飢えが癒えることはなかった。そこで天下を取ってみたくなった" 。

そこで秀吉も五右衛門に自由とはなんだと尋ねた。

秀吉も自身が主を裏切ったことのケジメをつけるべく死ぬ覚悟を決めていた。

運命からは逃げられないぞと五右衛門に最期警告し、五右衛門に討ち取られた。

茶々を救出後にアジトに向かった。

秀吉亡き後徳川家康ら徳川軍と石田光成率いる石田軍が天下人の後継を巡り挙兵し、関ヶ原で激突する。

茶々から五右衛門が戦うのは友の敵討ちのためか、それとも恩人への忠義のためかと尋ねると五右衛門は誰もそんなことを望んでるわけじゃないと答えた。

戦場に向かう途中、小平太と再会し "パンドラの箱" を託し、今よりも強くなれと小平太に説いた。

信長の遺品である、朱色の西洋甲冑と才蔵の遺品である双剣の片方を装備し五右衛門は関ヶ原に乱入し石田三成を討ち取る。

そして徳川陣営で半蔵と対峙した五右衛門は自らの胸の内を暴きながら戦いに挑む。

"お前らが権力にすがるから終わらねえんだろうが!!皆が幸せにならねえんだよ!! " 。

半蔵を負かした後、家康に近寄った五右衛門は、必ず戦乱のない世の中を、皆が幸せになれる世の中を、平和な世の中を作ると誓えと言い寄る。

だが五右衛門は徳川軍の兵士として従軍していた佐助の手で致命傷を負う。

関ヶ原の戦い終結し、五右衛門もその場から去るが傷は深かった。

"絶景、絶景"。

五右衛門もそう言い残し、安らかな顔で眠りについた。

 

 


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登場人物

 

 

パラレルワールドとしての織豊時代〉を描いた作品だけあって、本作にはフィクションの部分が多い。

そのことを加味した上で、改めて登場人物を紹介しておこう。

 

 

石川五右衛門

 

大名・豪族・商人から金銀財宝を奪い、民衆に分け与える大泥棒でありながら民衆のヒーロー。

優れた身体能力で屋敷を荒し回り自由気ままに暮らしていたが、ある日忍び込んだ蔵から持ち出した「箱」により過去の重大な出来事に関わる一連の真相を知ってしまう。

 

少年時代:目の前で父親が切腹し、母親を斬殺され、祖母と逃げている山中で信長に拾われ、「五右衛門」と名付けられた。

 

青年時代:共に修行をした才蔵とは親友のような関係で、信長への奉公を終えたときに「自由になりたい」と、その後は織田家を出奔し自由に生きる道を選んだ。

 

 

霧隠才蔵

 

石田三成に仕える忍びで五右衛門とは互角の実力を持つ。

侍に成るべく石田三成の元で忍びをしている。五右衛門との再会時には敵対関係だったが、最期は五右衛門に全てを託す。

 

青年時代:信長への奉公を終え「侍になりたい」と夢を目指した。

 

 

浅井茶々

 

信長の姪で両親は戦にて既に死亡しており、育ての親である信長や秀吉を慕っていた。

五右衛門と同じように真相を知ってしまい、戦乱の世に戻ってしまうことを察知し自ら止めに出る。

 

少女時代:友達のいなかった茶々は密かに五右衛門に想いを寄せていた。

 

 

猿飛佐助

 

一度は五右衛門の首を狙うも敵わず、その後は五右衛門に財宝の在処などを提供したり、くっついて回るお調子者。

五右衛門に劣るが、身体能力や忍としての戦闘能力はピカイチ。

やがて五右衛門のことが理解できなくなり五右衛門の元を離れ、徳川軍の兵隊として戦に出向く。

 

 

織田信長

 

戦国の天下人。

幼い五右衛門と才蔵に武術を教え、五右衛門には茶々の護衛を任せた。

鎧は西洋の赤い甲冑を着用。

演者のキャスティングの通り、踊りを舞うシーンがある。

 

 

豊臣秀吉

 

信長亡き後後継者として君臨する天下人。

裏で光秀に信長を暗殺させた張本人。

元百姓でそこから織田軍の一兵卒から織田家家臣団さらに信長のNO.2へと出世していき、信長の後継者として天下人となるが、本性は百姓の欲深さが残る。

 

千利休

 

秀吉に仕える茶人。

秀吉の陰謀に気付き抹殺される。

 

徳川家康

 

かつて織田家と同盟を組んでいた大名で、信長亡き後は秀吉の家臣団となっている。秀吉亡き後、天下を獲ることになる。

 

服部半蔵

 

元々は信長に仕えた忍びで、その後は家康に仕えた。

五右衛門と才蔵に武術を仕込んだのは信長に仕えていたころの彼である。

 

明智光秀

 

秀吉にそそのかされ、本能寺にて信長を焼き討ちにしたが、直後に秀吉に襲われ殺される。

 

石田三成

 

天下を狙っている一人で、才蔵を使い天下人になるための手掛かりを探していた。

秀吉亡き後、すぐに兵を集め徳川家と対立する。

 

 

 

史実の石川五右衛門

 

 

石川 五右衛門(弘治4年〈1558年〉? - 文禄3年8月24日〈1594年10月8日〉、12月12日とも)は、安土桃山時代の盗賊の首長。

文禄3年に捕えられ、京都三条河原で煎り殺された。

見せしめとして、彼の親族も大人から生後間もない幼児に至るまで全員が極刑に処されている。

昔からその実在が疑問視されてきたが、安土桃山時代から江戸時代初期の20年ほど日本に貿易商として滞在していたベルナルディーノ・デ・アビラ・ヒロンの記した『日本王国記』によると、かつて都(京都)を荒らしまわる集団がいたが、15人の頭目が捕らえられ京都の三条河原で生きたまま油で煮られたとの記述が見つかった。

ここにイエズス会の宣教師として日本に滞在していたペドロ・モレホンが以下のような注釈を入れている。

この事件は1594年の夏である。
油で煮られたのは「Ixicava goyemon」とその家族9人ないしは10人であった。
彼らは兵士のようななりをしていて10人か20人の者が磔になった。

この記述こそが、その人物の実在を思わせている。

江戸時代に創作材料として盛んに利用されたことで、高い知名度を得た。

 

 

 

パラレルワールドとしての織豊時代

 

 

完全にパラレルワールドとは言い切れない要素

 

本作が描くのは〈パラレルワールドとしての織豊時代〉である。

だが、どうしてどうして歴史の闇の核心をつく作品にもなっている。

本作で描かれた本能寺の変の「秀吉黒幕説」などは、その最たるものだろう。

実際、秀吉は本能寺の変が起こることを知っていたような節がある。

ただ光秀と共謀していたかと聞かれると、はなはだ疑問が残るのではあるが…。

また本作主人公・石川五右衛門も謎多き人物である。

謎が多いということは、極論ではあるがもしかしたら本当は、本作のような人物だったのかもしれない可能性も0ではない。

そういう意味でも本作は、なかなか良く出来たSF時代劇だったといえるだろう。

 

 

完全フィクションの要素

 

まず真田十勇士として有名な霧隠才蔵と猿飛佐助は架空の人物である。

モデルは存在しても、霧隠才蔵と猿飛佐助なる人物は実在しない。

仮に便宜的に著名なふたりの名を用いたとして、石田三成に仕えていることにも疑問が残る。

真田と石田は共闘しているから、石田方に参陣していた可能性はたしかにある。

だが後世真田十勇士(フィクションではあるが…)とまで讃えられた重要戦力が、真田家最大のピンチであった第二次上田城合戦時に他家に参陣している可能性は無いだろう。

この辺りの描写については、完全にフィクションだといえる。

ただ物語を盛り上げるためには、悪くないフィクションだと感じている。

歴史は謎だらけだ。

歴史の未確定の要素を誇張するのも、やり方次第では大変面白くなる。

 

 

 

公開当時こそ不評だったが今の評価は…

 

 

公開当時の本作の評価はなかなか辛辣なものが多かった。

時代考証を完全無視したSF時代劇。

時代劇とは呼んでいるものの、その世界観は大陸映画に近かった。

一騎当千で無双しまくる主人公の姿は、三国志の英雄の姿と重なる。

迫力の映像ではあるが、少なくとも日本的な描写ではない。

だが映像美と豪華なキャスティングが話題となって、前評判は上々。

それが仇となった。

前評判が高かっただけに、描かれる世界観への違和感も大きかったようだ。

映像美だけ。

キャスティングだけ。

公開当時の本作の評価は厳しかった。

しかし時が経ち観直してみると、それほどの駄作だったとはどうしても思えない。

逆にこんな時代劇があってもいいとさえ思えてくる。

こう感じるのは、著者ばかりではないようだ。

点数評価こそ低いが、寄せられているコメントは共感と好感が持てるものが多い。

現在の評価をみる限りでは、本作は時代を先取りしすぎていたのかもしれない。

不遇の名作SF時代劇作品。

興味を持ったら、久しぶりにご覧になってみては如何だろう。

もしかしたら新しい発見があるかもしれない。

 

 

 

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