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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【七夕物語】100年の恋、そのはじまりの物語。

 

 

それは100年の恋のはじまり

七夕物語

 

紙芝居 なぜ、七夕にささかざりをするの? (紙芝居 なぜ?どうして?たのしい行事)

紙芝居 なぜ、七夕にささかざりをするの? (紙芝居 なぜ?どうして?たのしい行事)

 

 

100年の恋のはじまり

 

 

ずいぶん昔の話だが、今でも鮮明に覚えている七夕の思い出。

その記憶のあまりの鮮明ぶりが自分でも粘着質すぎて気持ち悪い。

この物語は、当サイトでお馴染み(?)の[100年の恋に破れた時に作ったプレイリストがヤバかった…【最強失恋ソング決定戦】]シリーズを書くキッカケとなったお相手との話。

そのはじまりの記憶が7月7日。

その前から曖昧な関係ではあったのだが、しっかりカレシカノジョの関係になったのが七夕だった。

出来すぎでしょう?

あーキモいww

それもこれも、すべてはある男の存在のおかげであった。

 

 

 

ある男、その名は同僚O

 

 

このOという人物は無類の女好きであった。

事あるごとに著者に女性との出会いを求めてくる問題児で、歩く生殖器とまで呼ばれたほど。

いったい何度Oのために合コンをセッティングしたことか…

このOがある時チャットにハマった。

そこで出会った娘を、仮にSとしよう。

ちなみにこのOは生粋の面食い。

「可愛いは正義」が信条の男である。

そしてOは不撓不屈の執念でSと会う約束を取り付けることに成功する。

 

 

 

同僚OとチャットレディS

 

 

OとSは七夕デートの重要登場人物であるが、実はその前に一度会っている。

細かい話は割愛するが、実はその話こそがO最強の武勇伝である。

しかし大変長い話になるので割愛。

O最強の武勇伝については、今はまったくの手付かずでいつお目見えできるかわからない記事ではあるが、もしある程度数のリクエストがあったならすぐにでも取り掛かろうと思う。

万が一でも読みたいと思ってくれた人がいたなら、どんな手段でも教えてもらえるとありがたい。

だが残念ながら、今は著者の甘い思い出話にお付き合い願おう。

OとSが事前に出会っていたことが、著者たちの七夕デートへと繋がっていくことになる。

 

 

七夕が初デート

 

 

事の発端はOがSと再び会う約束をしたことことから始まる。

でも実はあまり乗り気ではないOは、ひとりで行きたくない(行けない?)と駄々をこねる。

そして事もあろうに、著者に同行を求めてきたのであった。

一般的に考えればぶっ飛んだ依頼のように思うだろうが、著者としては検討する価値のある依頼であった。

何故ならOに付き合う代わりに、必要経費を請求することが出来るからだ。

交通費はもちろん、場合によっては宿泊費も請求可能だ。

しかも約束の日は七夕。

バカでロマンチストの男にとって、これほど魅力的なイベントもなかなかない。

これはある意味、著者にとってもチャンスだった。

そこで著者は考え、Oに告げる。

気になるあの娘(年の差は10、メチャクチャ可愛い、俺普通、貫目負け感が半端ない)を誘って、もし行くと言ってくれたならその話乗った!

早速行動開始。

もし断られても自分が傷つかないように、すべての責任をOになすりつけ誘ってみる。

だから誘い文句はソフトに「一緒に遊び行かない?」だ。

これがはじめてちゃんとしたお出掛けの誘い。

不安しかなかったが答えはOK。

著者は内心「ヤバいな、これ楽しいの俺の方じゃんww」とニヤけつつ、七夕が晴れることを願うのであった。

 

 

 

選んだ舞台はお台場(めっちゃ恥ずい…)

 

 

お台場デートなんて自分で書いていてメチャクチャ恥ずかしいのだが、待ち合わせ場所にお台場を選んだのはOである。

主役はあくまでもOであり、著者たちはおまけ。

桃太郎がOなら猿とキジが著者たちである。

おまけにSは青森の娘なのだ。

Oは著者以上のロマンチストだったから、当時オシャレスポットだったお台場を選んだのもわからなくない。

つい最近閉館してしまったが、まだまだヴィーナスフォートが人気スポットだったし、その頃のお台場の観覧車は世界最大規模の大きさだった気もする。

まだ行ったことがなかった東京ジョイポリスもあったから、お台場という選択肢もそれほど悪くはない。

最強デートスポットであるTDLという選択肢も考えたが、まだ正式に恋人ではない初のお出掛けで、いきなりTDLというのなかなか敷居が高い。

またTDLで別カップルと団体行動できるほど、著者たちの心も広くない。

結果、お台場くらいがちょうど良かった。

現地では基本別行動をOに確約させて、舞台はお台場に決定した。

 

 

 

いざ、お台場へ

OとSの再会、そして別行動へ

 

 

具体的な地名は書かないが、Oとの綿密な打ち合わせの末に、お台場までは車でドライブということになった。

車を出すのはもちろん著者である。

Oはあちこち行きたがるくせに運転が嫌い。

おまけに著者の車の方がOのそれより快適だった。

まぁ帰る時の状況を予測すると、著者たちだけで動けるアシがあった方が何かと都合が良いだろう。

どうせ経費はO持ちだし。

さて、いよいよ当日。

非常に遠回しになり面倒くさいのだが、まずは主役のOから拾うことにする。

これには著者の「あの娘といきなりかしこまって二人きりはちょっと…」という思惑がないわけではなかった。

だって緊張するじゃん!

「面倒くさいけどOから先に拾う作戦」は功を奏し、和気あいあいと待ち合わせ場所のお台場へと向かう。

さすが無類の女好きOだけあって、女性がいればアウェイの車内でもトークは軽快だ。

滞りなく、かつ楽しい雰囲気でお台場へ到着。

車を適当な駐車場へ停めて、待ち合わせ場所に指定した(たしか)ゆりかもめ台場駅へ。

二人の再会を見届けて、それなりの挨拶を交わした後は当初交わした協定通り別行動へ。

ロマンチストのOはヴィーナスフォートへ向かったが、ヲタクに憧れゲーセン大好きの著者たちは東京ジョイポリスへ向かうのであった。

 

 

 

東京ジョイポリス

 

 

一応東京ジョイポリスの説明を軽く。

東京ジョイポリスとは、簡単に言えばでっかいゲーセンである。

置いてある機械も普通のゲーセンにあるようなものより本格的なものが多いし、ちょっとしたアトラクションもある。

ただ、例えばTDSの「海底2万マイル」みたいなアトラクションが苦手な人には気持ち悪くてキツイかも。

TDLの「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」で吐きそうになる著者には、正直苦手な東京ジョイポリス

それでも可愛い女の子と一緒なら、無理矢理でも頑張っちゃうのが男の哀しい性というもの。

結局なんだかんだでそれなりに楽しんだ。

 

 

 

みんな知ってた?

7月7日はレインボー・ブリッジが消灯

 

 

先にお断りしておくと、消灯は当時の情報。

今でもそうなのかな?

実は当時もそんなことは知らない。

ただ東京ジョイポリスを出たあと、OとSにニアミスした時のこと。

OとSは自由の女神像へ行っていたらしい。

そこでお台場といえばの某TV局クルーにインタビューされたらしい。

その内容が「今日は消灯するレインボー・ブリッジを見に来たんですか?」というもの。

それでニアミスした時に教えてもらったのだ。

たしかに改めて見ると、いつもなら煌々と光り輝いているレインボー・ブリッジがよく見えない。

へー、本当に消灯するんだ。

理由は「天の川が見えますように」と願いを込めて。

その程度の消灯では天の川なんて絶対に見えないのだが、ロマンチックで粋な心意気やヨシではないか。

ロマンチストにはありがたいトリビアだった。

 

 

 

余談「Oの誤算」

某TV局クルーのインタビュー

 

 

実はOはあまり人目につくような場所をSと歩きたくはなかった。

それはOが今回のお台場七夕デートに乗り気ではなかった理由にもなるのだが、「可愛いは正義」のOにとってSは正義ではなかった…とだけ記しておこう。

だからインタビューなんてとんでもない。

キー局のインタビューなんて、全国レベルで放送されてしまう怖れがある。

あの当時で出演許諾書なるものがあったのかどうかは知らないが、ニアミスした時のOの凹んだ顔をみれば、きっとそんなものもなく放送される可能性があったのだろう。

まぁ著者たちはOから聞いたトリビアに浮かれるだけで、そんなことは何ら気にもしなかったのだけど。

 

 

 

消灯したレインボー・ブリッジを眺めながら…

 

 

時は七夕、場所はお台場、しかも消灯したレインボー・ブリッジを眺めながらというレアなシチュエーション。

気になるあの娘との曖昧な関係に終止符を打つにはこれ以上ない状況で、これからはちゃんとカノジョ扱いするために改めて告白するのであった。

そして7月7日、七夕が付き合いはじめの記念日となった。

七夕が記念日なんてロマンチックでいいじゃない♬

絶対忘れないしww

こうして著者は100年の恋にどっぷりと浸かっていくことになる。

100年の恋のはじまりの物語。

 

 

 

これも女好きの矜持なのか?

男・Oの期待を裏切らない生き様

 

 

ひとしきり別行動し、再び合流した二組のカップル。

こうなると著者たちは泊まりになっても何ら問題はなくなったのだが、一応明日の予定もある。

家までがそんなに遠いわけでもない。

あれほどインタビューで凹んでいたOは、まさかの一泊を決め込むという。

男だな、Oは。

ならばOに余計な経費を持たせることもあるまい。

おじゃま虫はここで退散とばかりに、OとSとはお台場で解散ということになった。

著者の恋話はもちろんだが、この後OとSの物語も繋がっていくことになる。

 

 

 

時はおりしも第34回主要国首脳会議開催日

 

 

ようやく二人きりでの完全自由行動になったとはいえ、はてさてどうしたものか?

この時点でなかなかいい時間だ。

このままお台場にいても、さすがにそろそろやることがない。

移動するか?

帰るか?

どうするにせよとりあえず車を出すか…と、駐車場から出た途端にパトカーに止められる。

時間も時間だ。

飲酒か?と思いながら、最寄り駅のロータリーへ。

いつもの職質(職務質問)なんだろうと思っていたが、なんだがいつもと雰囲気が違う。

警官二人が二人とも、妙に威圧的だった。

………

!!

そうか!

今日から第34回主要国首脳会議が開催されていたんだった!

 

 

 

厳戒態勢下の都内

 

 

第34回主要国首脳会議、通称・洞爺湖サミットである。

日本はテロ対策が甘いと思われている人もいるだろうが、なかなかどうしてそうでもない。

特にサミット開催期間中のような国際レベルのイベント事の最中では、都内は厳戒態勢が敷かれている。

印象としては、とりあえず他県ナンバーは手当たり次第止める。

そこにいても何ら不思議ではない、そこから近い他県ナンバーでもとりあえず止められる。

職質の内容はお決まりのフォーマットだが、通常時よりも警官は威圧的な印象。

一応威圧的とは表現したが、なだめ役の警官がいないという程度の意味。

警官が二人いたら、二人のどちらもが質問責めしてくるから威圧感があるだけだ。

職質は面倒くさいが、日本の危機管理能力も捨てたもんじゃないなと感心もした。

 

 

 

でもやっぱり面倒くさかった執拗な職務質問

 

 

理由はわからないが著者は職質をうけることが多い。

おかげというのも嫌な感じだが、職質には比較的慣れている方だと思う。

ただ警官二人からの質問責めというのは、過去に経験がなかった。

しかも長くしつこい。

車の収納部はすべてオープン。

あらゆるものに対して「これは何?」と聞いてくる。

 

警官:ここ開けて。これは?

「そりゃ毛布だよ!見ればわかるだろう?」

警官:何で毛布が?

「車を見たらわかんない?車内で寝ることを想定して積んであるだけ」

警官:これは?

「それはレジャー用の折りたたみイス…見ての通り、そこには何も隠せないでしょうよ…」

 

だいたいこんな感じで、職質をうける側としては疲労感が半端ない。

こちらが厳戒態勢下だと理解していなければ、正直腹が立つレベルだった。

だが本気で疲れたのは、業務的でナンセンスな質問の数々ではなかった…

 

 

 

職務上、疑ってかかる気持ちもわかるけどさ…

 

 

厳戒態勢下での職質で本気で疲れたと感じたのは、あまりにコミュニケーション能力の低い警官との会話だった。

まずはひとりの警官が開口一番でカノジョへ向けた「怖くないよねー?」だ。

車を止めて著者だけ降りていくと、警官二人は車を囲むように配置する。

助手席のカノジョにも詰めよるように、だ。

著者はカノジョに向けて「ごめんね、大丈夫?」と声をかけたが、それに対してひとりの警官が「怖くないよねー?」と言い放った。

いやいや、あなた方は十分怖がらせてますけど?

そんな空気も読み取れませんか?

こういう場合はいっそ直球で、車を止めた意図を示してくれた方が逆に安心するものなのに。

所詮はサービス精神のわからない公務員…か。

勘違いしないで欲しいのは、何もこれだけを切り取ってこう言うのではない。

長い職質がようやく終わり解放される寸前。

ひとりの警官が、もはや滑稽とも思える驚愕のひと言を言い放ったからだ。

 

 

 

はぁ?おそらくあなたよりは知っていますけど⁉︎

 

 

先にも少し匂わせたが、著者の愛車は都内ナンバーではなかった。

だがそこに(お台場)にいても何ら不思議ではないくらいの距離しか離れていない。

そう考えるのは、例えばお台場にマイナーな地名のナンバーの車が走っていれば、それは止める理由になるだろう。

だがちょいと行けるほどの距離しか離れていない地名ナンバーならば、何故この場所にいるのか?なんて質問は、フォーマット程度にしておけば良い。

なのにその警官は慣れないサービス精神でも出したのだろうか?

フォーマットを超えた質問を繰り出してきた。

 

警官:長々とすみません。こういう期間中だから、ね?…ご理解下さい。

(※.警官の面子のために一応記載。たしかに言ってはいた。)

「サミット中ですからね、仕方ありませんよ。」

警官:「これから帰るの?」

「どうしようかなって…でも、こんな状況ならまた止められても面倒だから帰るつもりです。」

警官:「俺、前に〇〇(※1.地名)に赴任してたけど、〇〇(※1)遠いよー?」

「………へー、そうなんですか(苦笑)でも俺たち今朝そこから来てるんで…あなたよりは知っています。そんなに遠くないですよー(苦笑)」

 

気を遣ったつもりなのか、はたまた職質の一環だったのか。

何故それを言ったのかの意図はわからないが、ドッと疲れたひと言だったことは間違いない。

そしてこのひと言で今日は本当に帰ろうと決めたのであった。

仕方ない。

最後の最後にケチはついたが、せめて夜景が綺麗に見えるルートで帰路につくことにしよう…

 

大好きなあの娘がカノジョになってくれた記念すべき日の思い出。

100年の恋、そのはじまりの物語。

 

 

 

 

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