まず、大前提として警察は大嫌い。
正確には警官が大嫌い。
著者が嫌悪するシルバーモンスターと同じくらい大嫌い。
そう思わせたエピソードは山ほどあるのだが、そういう事態に出くわす事自体、一般的には少ないらしい。
どうやら普通の人は職務質問(職質)というものを受けた経験などないらしいのだ。
…本当に?
みんな本当におまわりに声を掛けられたことないの?
嘘でしょ?
もちろん著者は堅気の一般人だが、職質を受けたことは何度かある。
なんなら事情聴取と称する反省文も何度か書かされたこともある。
もっといえば、札(ふだ:捜査令状)だって見たことがある。
くれぐれもお断りしておくが、すべてが巻き添えで著者自身警察のお世話になったことはない。
くれぐれもお間違えなきよう。
しかし札を見せられること自体、したくてもできない経験だろう。
今でも鉄板のネタになるから、これはこれで大変ありがたい貴重な経験だったと思う。
こう考える著者の方が異常なんだろうか…
それはさておき、世間一般では警察と接する機会が皆無に近いらしいことがわかった。
ならば滅多に車を運転しない人にとって、コロコロ変わる道路交通法なんて知らないのではないだろうか?
もし、法律が守ってくれると思っていたら大間違いだ。
法律は実に非情だ。
法律を知り、法武装しなくては守るもクソもない。
自分の身は自分で守らなければならないのだ。
ここでは知っておいて損はない道路交通法をご紹介したいと思う。
ただし、警察に対する憤り付きではあるが。
駐車違反は罰金刑のみで減点されない?
車を運転する人にとって駐車違反(駐禁)は、一番身近な道交法違反といえる。
数年前まで駐車違反の行政処分は減点と罰金だった。
しかし今は罰金刑だけで済ませることができる場合がある。
あえて曖昧な表現をしたのは、道交法を知らないと減点されてしまうからである。
罰金のみで済ませるには、いくつか条件があるので説明しよう。
なーに、条件といっても難しいことはひとつもない。
✔️車の所有者が駐車違反をした場合に限る。
ただし、もし車の所有者が許可した場合は他人の車でも可。
✔️キップを切られても出頭してはいけない。
バカ正直に出頭すると罰金+減点される。
…いや、意味わからんでしょう?
無人状態でキップを切られると、罰金の納付書は警察へ出頭するしか貰えないじゃない?
で、わざわざ警察署まで出向いてやる。
すると奴らは普通に減点しようとするわけだ。
えっ?ちょっ待てよ!
駐禁って罰金だけで済むって聞いたんですけど?
こう尋ねると、担当した警官はおよそ警察らしからぬ驚くべき言葉を口にした。
『あー、それなら督促状が届くまでキップは無視して下さい。』
何て言い草だ。
そもそも正直に出頭したら罰金+減点で、督促状が届くまでキップを無視したら罰金刑のみなんておかしいだろ?
警察が正直者を踏みにじる国、日本。
だから警察は大嫌いなんだ。
ムカつく警察に出頭することはない。
減点される必要もない。
駐禁は罰金だけで済ませよう。
ただし罰金のみの行政処分を何回も繰り返すのにも限界があり、それを超えてしまうと通常よりさらに大きな罰則を受けるので注意が必要だ。
車を動かせる状態なのに駐車違反?
今まで切られた違反キップで最も意味不明だったのがこれだ。
もう15年ほど前の話になる。
助手席に同僚を乗せて路駐し、仕事をこなして帰ってくると婦警がナンバーを控えているではないか。
当然すでに、駐車違反の紙は貼られている。
どうやら同僚は助手席で寝ていたらしい。
そう。
ただ寝ていただけだ。
車から離れたわけでも、飲酒で運転できなかったわけでもない。
ただ寝ていただけ。
…いや、起こせよ⁉︎
ここは駐車禁止だから動かして下さいと、ひと言いえば済む話だろう⁉︎
これは職務怠慢ではないのか?
市民を苦しめ反則金という名の成績を上げることしか頭にないのか?
しかも、だ。
普通、駐車違反は−2点の反則金15000円だ。
しかし、動かせる車の駐車違反…まず、こういう条件があること自体が意味不明だが、この場合は−1点の反則金10000円ということだった。
ふざけるのも大概にしろ、である。
さすがにこの時は闘った。
起こせよ!と食いついた。
しかしそこはさすが婦警。
一切の融通がきかない。
結果、中途半端で気持ち悪いだけの減点と罰金だけが残った。
日本の道交法はよく出来た法律かもしれないが、減点法の悪習だけはいただけない。
待ち構えて捕まえる警察のやり方も悪質だ。
本当に捕まえるべき違反者は、実際には野放しだったりするから、所詮は上納金集めと揶揄されても仕方ないだろう。
日本の警察だって優秀だとは思っている。
しかしそれは新聞の一面を飾る事件を担当するような警官に限る。
大抵の場合、国家権力を自分の強さと勘違いした的外れな正義を振りかざす権力の犬だ。
警察の肩書きを外されたら何にもできやしない。
警察官ないし元警察官が起こす、どうしようもない事件が多発しているのがそのいい証拠だ。
しかも身内の事件を揉み消す、悪質な体質が警察にはある。
仮に事件が表に出てきても、その処分がどうなされたかは非常に曖昧だ。
警官の数ばかりは多くいるが、市民のために体を張ろうなんて正義感に溢れた警察官などほとんどいない。
だったら市民は市民なりに法武装して、奴らに対抗しなければ損をするばかりである。
最後に余談だが、刑事ドラマなどでよく耳にする公務執行妨害という名の罪状。
ドラマでは何かすればすぐ、公務執行妨害だと喚いて逮捕しているが、法律を知っていればあんな理不尽はまかり通らない。
公務執行妨害とは、刑法第95条に『公務員が職務を執行するに当たり、これに対して暴行又は脅迫を加えた者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。』とある。
『暴行又は脅迫を加えた者』に対して適用される罪状なのだ。
それ以外は別件逮捕であり、不法行為だということを知っておいて損はない。
万が一そんな事態に遭遇したら、「私がいつ『暴行又は脅迫』をあなたに加えましたか?」と、警官にひと言いってやればいい。
それだけで偉そうにしているくせに無知な警官を黙らせることができるだろう。
ザマァみろ。
やはり警察は大嫌いだ。
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