バレンタインに何を渡す(貰う)?
渡す(貰う)お菓子によって意味が違うことを知ったから気になって調べてみた
バレンタインの由来
ローマ帝国の時代のローマでは、2月14日は家庭と結婚の神であるユーノーの祝日で、翌15日は豊年を祈るルペルカリア祭がはじまる日であった。
このお祭りでは男性が桶から女性の名前が書かれた札を引き、お祭りの間は札に書かれている相手とパートナーとして一緒に過ごすことになっており、ここでパートナーになった男女の多くはそのまま恋に落ちて結婚したという。
しかしローマ帝国皇帝は、故郷に愛する人を残した兵士は未練があって士気を下げると考え、兵士たちの結婚を禁止してしまった。
キリスト教の司祭・ウァレンティヌス(聖バレンタイン)は、兵士たちのために内緒で結婚式を行っていたが、その噂が皇帝の耳に入り、あえてルペルカリア祭の日に処刑されたとされている。
こうして ウァレンティヌスにちなみ、2月14日は恋人たちの日となったという。
渡す(貰う)お菓子の種類別意味
チョコレート
チョコレートの意味は「あなたと同じ気持ち」で、ホワイトデーのお返しとして贈る場合には「これまでと同じ関係でいましょう」という意味になる。
バレンタインのド定番は、意味合いとしても恋人や友達にあげ(貰い)やすいスイーツだった。
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クッキー
クッキーには「友達でいよう」という意味がある。
クッキーの食感がサクサクとしていて軽い点や、簡単で一度にたくさん作れて楽なところから「気楽な関係のままでいよう」といった意味になったようだ。
意味を知っている人は少ないと思うが、特に女性が気になる相手へプレゼントする場合は注意が必要かもしれない。
キャンディ
キャンディや金平糖には「あなたが好き」という意味があるので、好きな相手に気持ちを伝えたいときには最適のお菓子だ。
口に入れてから長く味わえるだけでなく、長期的に保存できるため、「あなたと長く一緒にいたい」という気持ちを連想させることが由来となっている。
キャラメル
キャラメルは「一緒にいると安心する」という意味。
キャラメルは温かみのある味が口の中に広がり、溶けても味が残るため、食べると安心するところが由来とされている。
居心地のいい相手や、家族にプレゼントする(される)なら良いチョイスだろう。
ティラミス
イタリアの代表的なお菓子であるティラミスには、「私を元気付けて」というメッセージが込められているらしい。
イタリア語ではTiramisùと表記し、これを文節にわけると、「私を引っ張り上げて」という意味になるため、これが転じて元気付けるという意味になったとされている。
落ち込んでいて励ましてほしいというよりは、気にかけてほしい、といった意味合いが強いようだ。
ティラミスをあげる(もらう)ことなんてあるのか?
ドーナツ
ドーナツには、「あなたのことが大好き」という意味がある。
ドーナツの穴(hole)とwholeをかけて、「あなたのことがとても好き(I like you a whole bunch.)」という意味となったといわれているため、本命の相手へのプレゼントにも向いている。
バウムクーヘン
バウムクーヘンの意味は、「幸せが続きますように」。
生地が何層にも重なってできているところから、「幸せが重なって大きくなりますように」「今の幸せがいつまでも続きますように」といった意味になったようだ。
なるほど、だから結婚式の引き出物としても人気なのか。
意味を知ると面白い。
マカロン
「あなたは特別な存在」という意味のマカロン。
高級感があって特別なときにしか食べないことや、作る際に手間がかかることがその由来となったとされている。
ちなみにカップケーキも同じ意味があるといわれている。
マドレーヌ
マドレーヌには、「仲よくなりたい」というメッセージが込められている。
マドレーヌはホタテ貝の形をしており、貝殻がぴったりと合わさるところから「円満な関係」を表していて、そこから「もっと仲よくなりたい」という意味に転じたらしい。
マロングラッセ
栗をまるごと砂糖で煮詰めてブランデーで香り付けをするマロングラッセは、「永遠の愛」という意味を持っている。
マケドニアの英雄・アレキサンダー大王が愛妻に贈ったとされており、男性から女性に贈る「永遠の愛を誓う証」とされるようになった。
マシュマロ
衝撃的事実だが、マシュマロは「あなたのことが嫌い」という意味があるらしい。
だから特にプレゼントするときには要注意。
マシュマロは、口の中ですぐに溶けてしまうため、「消えてほしいほどに嫌い」「早く忘れたい」といったネガティブな意味になったとされている。
マシュマロが誤解の種になりかねないので、プレゼントで贈るのは避けた方がよさそう。
グミ
由来は定かではないが、グミにも「嫌い」というメッセージが込められているらしい。
カラフルでもちもちとした食感が美味しいグミだが、マシュマロと同じく、プレゼントで贈るのは控えておいた方が無難かもしれない。
バレンタインにチョコを贈るのは日本だけ?
ご存知の通り、バレンタインデーの贈り物の定番がチョコレートなのは日本独自の文化である。
海外でもチョコを贈るケースはあるが、メッセージカードや花束など、思い思いの贈り物を恋人や家族、友人たちに贈る。
例えばアメリカでは、日本とは逆で男性から女性にプレゼントを贈るのが一般的だ。
イギリスでは、バレンタインデーは想い人にひそかに気持ちを伝える日とされている。
イタリアのバレンタインデーは、バラの花やアクセサリーが贈り物の定番になっているし、チョコレートの本番・ベルギーでは、お世話になった人に感謝の気持ちを伝える日として定着していて、恋人や夫婦でない人にも、花や衣類、香水などの贈り物をする。
また恋人や夫婦の場合は、海外の例にもれず、男性から女性に対してプレゼントするのが一般的だ。
日本でチョコレートを女性から男性に贈る文化が定着した理由には諸説あるが、チョコレート会社の広告が始まりとされている。
当時のチョコレート会社がバレンタイン商戦でキャンペーンを展開したことから、「女性が好きな男性にチョコレートを贈って告白する日」として、バレンタインデーが浸透していったというのが定説である。
現在では、恋人にチョコを渡すだけでなく、友チョコや義理チョコをはじめ、世話チョコや自分チョコなど、楽しみ方が多様化しているのも特徴のひとつ。
友チョコや自分チョコの浸透で、昔よりイベント感が薄れたバレンタインデー。
きっと恋愛離れも影響しているのだろう。
大人になればどうでもいいが、学生時代のバレンタインは一大イベント。
想いを伝えようと思っている女性たちの成功を祈っている。
たとえダメでも、想いを伝えたことに後悔はないはず。
勇気を持って踏み出してほしい。
しかし渡す(貰う)お菓子によって意味合いが違うというのは驚きだった。
バレンタインに限らず、お菓子をプレゼントする際には一応気をつけておいて損はないだろう。
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