#140
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
中村哲
中村 哲
(1946年9月15日 - 2019年12月4日)
医師(脳神経内科)。
勲等は旭日小綬章。
アフガニスタンではカカ・ムラト(کاکا مراد、「ナカムラのおじさん」)、カカムラッドとも呼ばれる。
パキスタンとアフガニスタンで長く活動し、戦乱のアフガンで用水路を掘り、65万人の生活と命を救った。
2019年12月4日、アフガニスタンの東部ナンガルハル州の州都ジャラーラーバードにおいて、車で移動中に何者かに銃撃を受け亡くなる。
12月7日、カブールの空港で追悼式典が行われたのち、遺体は空路で日本に搬送された。
追悼式典では大統領のアシュラフ・ガニー自らが棺を担いだ。
大人を信用しないこと
大人たちがすることを
丸呑みにしてはいけない
ニュースを鵜呑みにしてはいけない
我々は自由なようで
本当は不自由であって
限られた情報の中で生きているんだということを忘れずに
公式発表を鵜呑みにせずに
本質は何かと
鋭く見ていくことが大切なのではないか
我々年寄りはいずれ死んでいく
この後始末をしなくちゃいけないのは
君たちですから
もうちょっと世界を研ぎ澄ました目で
見る目を養っていただきたい
無責任な大人が増えている中で、これこそ責任ある真の大人の言葉のように思う。
世間では "先生" と立派な呼び名で呼ばれているらしい政治家どもが、見苦しく責任をなすりつけ合い保身に走る。
結果、奴らの誰も責任を取らず、責任は下に押し付ける。
日本が衰退の一途を辿ったこの数十年は、政治家どもが責任の所在をたらい回しにした結果である。
犠牲になるのは、いつだって下の世代だ。
そうした経験から目を閉じ、耳を塞ぎ、口をつぐむことを善しとしてしまった無責任な大人たちよ。
今のその苦しみを、さらに下の世代へとまた引き継がせるつもりか?
今、この国を牛耳っている老人政治家たちは、「世のため人のため」なんて高尚な精神なんて持ち合わせてはいない。
あるのは、限りない自己顕示欲と薄汚い自己保身だけだ。
これから我々は、そんな連中の尻拭いと後始末をしなくちゃならない。
しかしそれも致し方のないこと。
今の腐り切った世の中は、政治に無関心だった無責任な大人たちが生み出したからだ。
本当の元凶は無責任な全大人にある。
それをちゃんと自覚し、責任を取らなくちゃいけない。
もう、「自分には関係ない」では済まされない世の中がやってくるだろう。
目の前の愛する子供たちに、これ以上の禍根と生きることの苦しみを残したくなければ目を覚ませ。
日本は今、危急存亡の秋(とき)なり。
人は愛するに足り,真心は信ずるに足る: アフガンとの約束 (岩波現代文庫 社会 328)
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