...
...

ioritorei’s blog

完全趣味の世界

※当サイトではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しております。

【WOWOWドラマ『殺意の道程』】苺フェア(殺害計画)がそっくりそのまま犯行推理になってしまったバカリズム脚本ならではの意外性。

 

 

 

 

WOWOWドラマ

殺意の道程

 

 

『殺意の道程』とは

 

 

『殺意の道程』(さついのみちのり)は、WOWOWプライムで2020年11月10日から12月22日までの毎週火曜 0:00 - (月曜深夜)に全7回に渡って放送されたテレビドラマ。

監督は住田崇氏、主演はバカリズム井浦新氏。

主演と同時に脚本も担当するバカリズムは本作を創作した理由について、「普通のサスペンスドラマでは描かれることのない省略された部分を事細かに描いてみたら面白いのではと思った」と語る。

さらに段ボール会社社長の息子である一馬を井浦にしたことについては「まだ正式に決まる前の企画書の段階で是非井浦さんにやっていただきたいと思った。引き受けていただいてホッとしている」とし、依頼を受けた井浦氏は「基本的にはシリアスさが存在しながらも、どんどん転がっていく。バカリズムさんが放つ独特のテンポを一馬としてどう受けとめていくかを楽しみながら演じている」とコメントした。

本作では、金属加工会社の社長であった父が自殺し、その復讐のため、殺人を犯したことのない社長の息子と従弟が悪戦苦闘しながらも「殺人計画の打ち合わせ」や「必要物資の準備」などを様々な人々の協力を取りつけながら実行していくさまを描く。

 

 

WOWOWオリジナルドラマ 殺意の道程 DVD-BOX

WOWOWオリジナルドラマ 殺意の道程 DVD-BOX

 

 

 

あらすじ

 

 

ある日、小さな金属加工会社の社長・窪田貴樹(日野陽仁)が自ら命を絶った。

貴樹は取引先の社長・室岡義之(鶴見辰吾)の口車に乗せられ、多額の負債を抱えてすべてを失い、絶望してビルの屋上から投身した。

遺族たちの訴えもむなしく一切罪を問われずに、のうのうと裕福に暮らす室岡への復讐を心に誓う貴樹の息子・窪田一馬(井浦新)。

一馬はいとこの吾妻満(バカリズム)とともに室岡殺害の完全犯罪を企てる。

しかし、人を殺すにも準備は必要。

これまで一度も犯罪に手を染めたことのない2人は、一馬の親友・重盛隼人(河相我聞)や、重盛のなじみのキャバクラ嬢このは(堀田真由)、同じくキャバクラ嬢のゆずき(佐久間由衣)といった信頼する人々の協力を得て、悪戦苦闘しながら殺害方法を探っていく。

「殺害計画の打ち合わせ」から「必要な物資の買い出し」、「殺害実行のシミュレーション」など。

果たして、一馬と満は復讐を成し遂げられるのか。

 

 


www.youtube.com

 

 

 

登場人物

 

 

吾妻満

演 - バカリズム(升野英知)

 

窪田一馬の従弟。

自殺した一馬の父である貴樹の復讐のために様々な準備を行っていく。

 

 

窪田一馬

演 - 井浦新

 

段ボール会社社長だった窪田貴樹の息子。

司法では裁かれない室岡義之への復讐を誓う。

 

 

このは

演 - 堀田真由

 

キャバクラ嬢

満と一馬の復讐殺人計画に協力する。

 

 

重盛隼人

演 - 河相我聞

 

このはとゆずきが働くキャバクラの常連客で一馬の親友。

 

 

窪田貴樹

演 - 日野陽仁

 

小さな段ボール会社を経営していた社長で一馬の父。

室岡の口車に乗せられて多額の負債を抱えた挙句に倒産してしまい、絶望を抱いたまま投身自殺を遂げた。

 

 

ゆずき

演 - 佐久間由衣

 

キャバクラ嬢

このはと共に満と一馬の復讐殺人計画に協力する。

 

 

室岡義之

演 - 鶴見辰吾

 

貴樹が経営していた段ボール会社が下請けをしていた取引先の社長。

 

 

 

 

 

 

 

苺フェア(殺害計画)がそのまま犯行推理になってしまったバカリズム脚本ならではの意外性

 

 

巧みな言葉遊びと意外性を持たせることがバカリズム脚本作品の最大の特徴である。

だから自ずと「この展開から最後にはどんな意外性が待ちうけているのか?」という視点で観ることになる。

「最後の意外性」を重視する作品というのは、物語の終い方に重きを置く。

故にそれまでの道程が非常に重要な要素となるのだ。

本作はそんなバカリズム脚本作品の魅力の核心を、真っ直ぐ表現した作品だといえるだろう。

まず、巧みな言葉遊びから生まれたタイトルからして直球だ。

『殺意の道程』は物語の概要であり、物語の終い方をも表現している。

そして『殺意の道程』の果てに、いったい何が待ち受けているのか?

理路整然と道筋を立て、いくつか見つかる結末の中で、一番面白そうな意外性を見出す。

これぞバカリズム脚本作品の真骨頂。

1話ごとのサブタイトルもまた秀逸。

第1話「打ち合わせ」・第2話「買い出し」・第3話「本指名」・第5話「占い」といった、およそ苺フェア(殺害計画)らしからぬ言葉が並ぶ。

「本指名」って(笑)

誰もがそう思うサブタイトルだろうが、実際に観てみるとちゃんとした理由(?)があったりして、毎回細かい意外性を感じられて楽しい。

結末のネタバレ後でも、最後の最後でもう一捻りありそうな期待を持たせてくれるのも、バカリズム脚本作品ならでは楽しみ方。

ただし前述した通り、本作に関しては必要以上に捏ねくり回すこともなく真っ直ぐなエンディングだったように思う。

おかしく聞こえるかもしれないが、本作については万事真っ直ぐな捻り方をしたバカリズムの王道脚本作品。

そういう意味では想像を超えていないのかもしれない。

だがその意外性は健在。

面白かったので是非。

1話30分とお手頃なことも◎。

殺害計画を苺フェアと呼んでいることに気になった人は、何故そうなったのかご自分のその目で確かめていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

Amazon Prime Video

Amazon Prime Video

  • AMZN Mobile LLC
  • エンターテインメント
  • 無料

Netflix

Netflix

  • Netflix, Inc.
  • エンターテインメント
  • 無料

ネットもテレ東 テレビ東京の動画アプリ テレビ番組をスマホで

ネットもテレ東 テレビ東京の動画アプリ テレビ番組をスマホで

  • TV TOKYO Communications Corporation
  • エンターテインメント
  • 無料