さようなら自民党政治〈File.1〉
腐敗し切った自民党政治と決別するための備忘録 -総選挙まであと?日-
- 腐敗し切った自民党政治と決別するための備忘録 -総選挙まであと?日-
- 松野前官房長官、12月に裏金発覚してから更迭されるまでのわずか2週間、4660万円の官房機密費を自身に支出していた
- 直近の注目選挙
- 「期待」と「怒り」が結びつくと「攻撃」になる
「怒り」を持続するための備忘録
2014年にベルギーのルーヴェン・カトリック大学が学生233人を対象に感情の持続時間について調査を行った。
感情を27種類に分類し、それぞれの持続時間について、「悲しみ」120時間、「憎しみ」60時間、「喜び」35時間、「不安」24時間、「安心感」8時間、「怒り」2時間、「苛立ち」1.3時間等といった結果を確認している。
サンプルの人数は少ないが、面白い結果だ。
つまり人は「怒り」を持続できない。
政治に対して "今" どれほど激しく怒っていようとも、すぐに忘れてしまうのはそのためなのだろう。
本稿はその「怒り」を次の総選挙まで忘れないための備忘録。
松野前官房長官、12月に裏金発覚してから更迭されるまでのわずか2週間、4660万円の官房機密費を自身に支出していた
裏金問題のドサクサに紛れ "官房機密費ごっつあん" …赤旗砲が再び炸裂!
全国紙やテレビ局に先駆け、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金づくりを丹念に報じ、北海道に拠点を置く市民団体「メディア・アンビシャス」(代表=上田文雄氏・前札幌市長)から優れた報道内容として、2023年の「メディア・アンビシャス大賞」を受賞した「しんぶん赤旗」。
2024年2月11日付の赤旗は、自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)のパーティーで裏金が発覚した「安倍派5人衆」の一人、松野博一前官房長官が昨年12月、裏金問題が発覚してから官房長官を更迭されるまでの約2週間に4660万円の内閣官房機密費(報償費)を自身に支出していたことを報じたのだ。
松野氏は、2018年からの5年間で1051万円を政治資金収支報告書に記載せず裏金化していたことが、既に報じられている。
国会で裏金の有無や理由について度々問われながら、曖昧な答弁を繰り返していた松野氏。
その一方で、以前から領収書のいらない "つかみ金" として問題視する声が少なくない官房機密費を自分自身にせっせと支出していたというのだ。
昨年12月といえば、自民党の派閥の裏金パーティー以外に大きなニュースはなく、官房長官が「国益」のために使用するはずの機密費を急いで支出する場面が果たしてあったのか。
しかも、自分自身に4500万円以上だ。
果たしてカネは何に使ったのか。
なぜ裏金パーティー問題の最中に支出したのか。
自民党の派閥パーティーの裏金をめぐっては、政治資金収支報告書の「訂正」が相次いでいるが、収入や支出がすべて「不明」の記載や、書店を1店舗購入できるほどの多額の書籍代が計上されるなど、"お手盛り感" がぬぐえないとの批判も出ている。
こうなると野党議員が求めている通り、いまだに疑惑が晴れない自民党議員は国会で証人喚問するべきという声も高まるだろう。
裏金問題のドサクサの中でこっそりと官房機密費を自分に「ごっつあん」した松野氏も厳しく追及されるべきだ。
直近の注目選挙
反撃の狼煙は地方から!
勝負はすでに始まっている。
熊本県知事選
- 熊本県【投票日3月24日】
徳島市長選
- 徳島県【投票日4月7日】
「期待」と「怒り」が結びつくと「攻撃」になる
自分が望んでいる行動を相手がしてくれるはず、察してくれるはずと期待しつつ、それが叶わなかったときに人は不機嫌になり、相手を責めてしまう。
つまり「期待」と「怒り」が結びつくと「攻撃」になるわけだ。
だが政治に「期待」していない国民は、「怒り」があっても「攻撃」することはなく、結局何もしないまま諦めてしまう。
それではダメだということに、いい加減もう気づいただろう?
このまま黙っていたら、すべては政治家の思う壺だ。
日本の未来に「期待」しよう。
「期待」と「怒り」を結びつけ、今こそ「攻撃」に移る時。
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