さようなら自民党政治〈File.3〉
腐敗し切った自民党政治と決別するための備忘録 -総選挙まであと?日-
- 腐敗し切った自民党政治と決別するための備忘録 -総選挙まであと?日-
- 岸田首相から国民への確定申告の呼びかけに「どの口が言うの?」「裏金議員を見たらアホらしくて」SNSは厳しい声
- キックバック "使途不明金" に納税検討 自民・森山総務会長は否定的「党として検討することはあり得ない」
- 直近の注目選挙
- 「期待」と「怒り」が結びつくと「攻撃」になる
「怒り」を持続するための備忘録
2014年にベルギーのルーヴェン・カトリック大学が学生233人を対象に感情の持続時間について調査を行った。
感情を27種類に分類し、それぞれの持続時間について、「悲しみ」120時間、「憎しみ」60時間、「喜び」35時間、「不安」24時間、「安心感」8時間、「怒り」2時間、「苛立ち」1.3時間等といった結果を確認している。
サンプルの人数は少ないが、面白い結果だ。
つまり人は「怒り」を持続できない。
政治に対して "今" どれほど激しく怒っていようとも、すぐに忘れてしまうのはそのためなのだろう。
本稿はその「怒り」を次の総選挙まで忘れないための備忘録。
岸田首相から国民への確定申告の呼びかけに「どの口が言うの?」「裏金議員を見たらアホらしくて」SNSは厳しい声
岸田文雄首相は「政治とカネ」のテーマで集中審議が行われた2024年2月14日の衆院予算委で、16日から始まる確定申告を前に、税の大切さとともに、国民に適切な納税を求めた。
それでも、自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金問題など「政治とカネ」をめぐる不信感は根強く、ネット上では「どの口が言うの?」「岸田さんが確定申告してってさ」「裏金議員は、いつ説明責任果たすの?」などの厳しい声が相次いだ。
国民民主党の古川元久衆院議員から「あさってから確定申告が始まります。今回の裏金問題は、きちっと申告して納税している納税者の納税意識を著しく失わせるものであって、総理は政府のトップとして正しい申告をお願いする立場である者として納税者の皆さんに真摯におわびする必要があると思うのですがいかがでしょうか?」と答弁を求められた岸田首相。
「まず、おわびするべきであるということ。それはその通りだと思います。政治とカネの問題を通じて国民の皆さんに大きな疑念を巻き起こすことになった厳しい指摘を受けている。このことを重く受け止め、国民の信頼回復に取り組まなければならない。おわびをした上で、政治としてき然とした態度を取らなければならない、このように思います。その上で税というものについて、確定申告を前に国民の皆さんにお願いをしなければならない。社会に必要とされる公的サービスを皆で分かち合うために、生活と財産を守るために必要な公的サービスを提供する上で必要不可欠なものとして是非ご理解をいただき、確定申告にあたって適切に納税、申告へあたっていただくようお願いをしなければならない」と時折メモに目を落としながら答弁した。
X(旧ツイッター)上では、国民の義務である納税の大切さを理解した上で「岸田が今言ったよ。国民はちゃんと確定申告して納税しろよ!! ってさ。みんなどうするよ」「こんな岸田内閣下で納税したくない。裏金議員の顔見たらアホらしくて」「確定申告用にHD破壊用の電動ドリル貸してもらえませんか?」など、やり場のない怒りがあふれた。
盗人猛々しいとはまさにこのこと。
いったいどの口がほざくのか?
この国の政治家は心底国民を舐め切っている。
キックバック "使途不明金" に納税検討 自民・森山総務会長は否定的「党として検討することはあり得ない」
自民党が、派閥のパーティー収入のキックバック分について、使途不明の場合は課税の対象として納税させる案を検討していることがわかった。
しかし、キックバック分の使い道を説明せず、実際に政治活動に使ったのかわからない議員も多く、野党は収入を議員個人の「雑所得」とみなして、所得税の課税対象とすべきだと主張している。
関係者によると、自民党は、政治資金収支報告書に記載しなかった使途不明金について、課税対象として納税させる案を選択肢として検討しているという。
自民党は今後、党内で導入の可否や、具体的な対応を検討するものとみられるが、自民党の森山総務会長は2024年2月15日午後ごろ、「党として検討することはあり得ない」と否定的な考えを示した。
大根役者揃いの自民党劇団の茶番劇がまた始まった。
直近の注目選挙
反撃の狼煙は地方から!
勝負はすでに始まっている。
熊本県知事選
- 熊本県【投票日3月24日】
徳島市長選
- 徳島県【投票日4月7日】
「期待」と「怒り」が結びつくと「攻撃」になる
自分が望んでいる行動を相手がしてくれるはず、察してくれるはずと期待しつつ、それが叶わなかったときに人は不機嫌になり、相手を責めてしまう。
つまり「期待」と「怒り」が結びつくと「攻撃」になるわけだ。
だが政治に「期待」していない国民は、「怒り」があっても「攻撃」することはなく、結局何もしないまま諦めてしまう。
それではダメだということに、いい加減もう気づいただろう?
このまま黙っていたら、すべては政治家の思う壺だ。
日本の未来に「期待」しよう。
「期待」と「怒り」を結びつけ、今こそ「攻撃」に移る時。
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