ばかまじめ / Creepy Nuts×Ayase×幾田りら (2022年)
『ばかまじめ / Creepy Nuts×Ayase×幾田りら』とは
「ばかまじめ」は、Creepy Nuts×Ayase×幾田りらが2022年3月20日に配信したシングルである。
ヒップホップ・ユニットのCreepy Nutsと音楽ユニットのYOASOBIのメンバーであるAyaseとikuraとして活動する幾田りらによるコラボレーション楽曲となっている。
YOASOBIは小説を音楽にすることをコンセプトにしていることからYOASOBI名義ではなくAyase×幾田りら名義として参加及び表記。
本作はニッポン放送のラジオ番組・オールナイトニッポンの55周年を記念した舞台『あの夜を覚えてる』(2022年3月20日、3月27日上演)の主題歌となっており、Creepy NutsとAyase・幾田が初タッグを組み制作が決定した。
Creepy NutsとYOASOBIはそれぞれ『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』、『YOASOBIのオールナイトニッポンX』でパーソナリティーを務めていた。
「ばかまじめ」は、ついがんばってしまう "ばかまじめ" な人たちを讃えた人間讃歌の楽曲となっている。
楽曲は最初にCreepyNutsのメンバーであるDJ松永が曲のベースを制作し、Ayaseがそれを基にメロディーや構成、アレンジを行った。
その後、Ayaseと幾田さんによりCreepy NutsのメンバーであるR-指定が入る構成を考えながら歌うパートの歌詞などが制作された。
幾田さんのパートに初音ミクの歌が入ったものをCreepy Nuts側に送り、R-指定がラップを書き上げ、レコーディングをし完成した。
歌詞はタイアップもありラジオ寄りに制作することも考えたが、真面目にやってきたことが今につながっているという4人の共通点を考慮したとAyaseは語っている。
オールナイトニッポン55周年記念公演
舞台『あの夜を覚えてる』
"君が踊り、僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれるー"
1967年のとある夜に始まった「オールナイトニッポン」。
楽しかった夜、寂しかった夜、不安な夜。
どんな夜もラジオから聴こえてくる声は、すぐ側にあった。
2022年。
55年の月日が経ったある夜。
今宵も「オールナイトニッポン」の放送が始まる。
キューが振られ、パーソナリティがカフを上げれば、真夜中のブースが、ラジオの前のあなたと繋がる。
しかしその番組には、誰にも言えない秘密があったー。
舞台は有楽町、深夜のニッポン放送。
すべてのラジオリスナーに贈る「あの夜」の物語。
こんな不条理な世の中でもついがんばってしまうすべての "ばかまじめ" な人たちに贈る人間讃歌
すべての "ばかまじめ" な人たちに幸あれ
どんなに頑張っても報われない不条理な世の中。
夢や希望なんか当然なく、明るい未来なんてもちろん描けないクソったれた世の中で、それでも馬鹿みたいに真面目に生きている人たちがいる。
誠実に生きている人がいる。
本作は、そんなすべての "ばかまじめ" な人たちに贈るイカした人間讃歌である。
馬鹿真面目に生きることがバカバカしく思えた時は迷わずこの曲を聴いてみろ。
あなただけじゃない。
世の中にはまだまだこんな "ばかまじめ" な人たちが大勢いる。
報われないかもしれないけど、そのことを知れただけでもう少し頑張ってみようとは思わないか?
Creepy Nutsの力みすぎない緩いメロディをYOASOBIの二人がほどよく引き締めて、なんとも心地良いサウンドに仕上がった本作。
すべての "ばかまじめ" な人たちに幸あれ。
本当嫌んなる毎日だ
やりたくないことやったって
嫌々早起きしたって
その分素敵な何かが
訪れるとかそんなわけでもないのにさ
今日もまた頑張っちゃうよな
がむしゃら以外知らないから
不器用で意地っ張りで
馬鹿真面目な僕らに幸あれ
すべてのラジオ好きにも幸あれ
AMラジオを展開する13社の放送事業者が2024年2月1日より順次、AMラジオ34局の運用を一定期間休止するという。
ラジオはもはや絶滅寸前のコンテンツなのかもしれない。
だが、聴く人を勇気づけることができるこんなにも素晴らしい曲がラジオから生まれたという事実は、ラジオっ子を誰よりも勇気づけた。
ラジオはまだまだ終わらない。
そう信じたい。
すべてのラジオ好きにも幸あれ。
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