短編アニメーション映画
LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘
※本稿にはネタバレを含みます。ご注意下さい。
峰不二子役沢城みゆきの本領発揮!地上波じゃこの魅力は語れない!!
短編アニメーション映画『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』とは
史上もっともSEXYで最強のミューズ――
その名は峰不二子。
愛し、惑わし、刺し、奪う――
そんな峰不二子の魅力を存分に体験する事になるだろう。
峰不二子は揺るがない。
彼女は己の欲望ににのみ従って生きている。
抜群の美貌とプロポーションを武器にし、男を惑わして利用する。
また時として戦闘すらも厭わない。
峰不二子は強い。
だからこそ、美しい。
ハードで危険な『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ、待望の第3弾はそんな峰不二子に絶体絶命の危機が迫る『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』だ。
強くてキュートな不二子を魅力たっぷりに演じている。
長いキャリアで硬軟自在に「生きたルパン三世」を現出させる。
制作には『LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標』『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』を生んだトップクリエイターたちが再集結した。
監督を務めるのは、スタイリッシュかつハードな演出で、国内外から高い評価を得る小池健氏(『REDLINE』)。
脚本は『ルパン三世 PART4』でシリーズ構成・脚本を務めた高橋悠也氏(『仮面ライダーエグゼイド』)。
音楽はCM・映画音楽で活躍するジェイムス下地氏(『REDLINE』)。
アニメーション制作はテレコム・アニメーションフィルムが担当し、浄園祐氏がプロデューサーとしてプロジェクトをまとめ上げる。
またテレコムのトップ・アニメーター友永和秀氏、横堀久雄氏らも原画に参加している。
愛し、惑わし、刺し、奪う――
峰不二子の魅力を存分に体感することになるだろう。
作品概要
令和時代初の『ルパン三世』の短編映画。
また、公開1ヶ月前の2019年4月11日にモンキー・パンチが死去したため、結果的に原作者没後初の作品にもなっている。
原点回帰をテーマとしたアダルトでハードボイルドな『LUPIN THE IIIRD』シリーズの第4弾で、同シリーズではテレビシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』以来の不二子をメインとした作品。
第2弾『次元大介の墓標』、第3弾『血煙の石川五ェ門』とは話が繋がっている続編とされ、両作の敵役が再登場したり、その裏に隠された元締めの存在も仄めかされている。
石川五ェ門と銭形警部は本作には登場しない。
銭形が登場しない映画は本作が史上初である。
LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘
原作:モンキー・パンチ
監督・演出・キャラクターデザイン:小池健「REDLINE」「LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標」「LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門」
企画:加藤州平 加藤良太
脚本:高橋悠也「仮面ライダーエグゼイド」「曇天に笑う」 「LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標」「LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門」
音楽:ジェイムス下地「REDLINE」 「LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標」「LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門」「火ノ丸相撲」プロデューサー:浄園祐
製作・著作:トムス・エンタテインメント
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
共同配給:ティ・ジョイ、トムス・エンタテインメント
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘 通常版 [Blu-ray]
あらすじ
父親が横領した5億ドルのカギを握る少年ジーンとともに。
二人はジーンの父・ランディを襲った殺し屋ビンカムに命を狙われていた。
呪いの力によって人の心を操るビンカムから一度は逃げ延びるが、拘束されてしまう不二子とジーン。
ビンカムの鋭利な爪が今、不二子に襲い掛かる――!
地上波じゃあ物足りない沢城不二子の本領発揮
アニメ『ルパン三世』の声優交代劇。
声優交代劇は、長年ルパン三世役を務めた山田康夫氏の逝去から始まる。
山田ルパンを知らない世代には、今ではすっかり定着した栗田ルパン。
(とはいえ、名作『カリオストロの城』は毎年のように放送されているから、まったく知らないというわけではないだろうが。)
だが、そんな栗田ルパンも実は最初1作限りの「代役」でしかなかった。
『くたばれ!ノストラダムス』収録時、山田氏は存命(意識不明の状態ではあるが)だったことから、栗田氏は当作のみの「代役」として扱われていた。
正式に後任となったのは、山田氏の没後に放送されたTVスペシャル『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』からである。
偉大なる山田ルパンの継承が、素人目にもけっして楽でなかったことは想像に易い。
山田康夫氏は生前、「オレがもうだめだ、できないってわかった場合は、『ルパン三世』の新作をつくるってことはやめて欲しいね、テレビ局であれ、映画会社であれ。これは悪いけど、共に老いさらばえて墓の中にもって行かしてもらいたいね。オレには、そういう思いってのがあるよ」という言葉を遺している。
事実、山田ルパンにはそれほどの存在感があり、たしかに唯一無二の存在であった。
だから山田氏が昏睡状態に陥り、その知らせを受けたモンキー・パンチ先生やレギュラー声優陣は、「これでアニメのルパンは終わりだ」と考えた。
あの時終わるはずだったルパン。
我々がその新作を今なお観ることができるのは、栗田ルパンの功績以外何者でもない。
(現実的には人気作を継続させたいテレビ局や映画会社の思惑によるものだろうが、栗田ルパンが山田ルパンのイメージを壊さなかった功績は非常に大きい。)
作品の存続を左右するほどの山田ルパン。
そんなルパンと並び、その後継が注目されたのが峰不二子役である。
もちろん、次元も五ェ門も銭形も大事な役柄ではあるが、その後継にはある程度の想像がついた。
だが、峰不二子役だけは違う。
ただ声が色っぽいというだけでは、峰不二子役は務まらない。
そんな峰不二子役に、沢城みゆきさんはベストなキャスティングだったといえる。
しかしせっかくのセクシーヴォイスも、地上波ではその魅力の半分も発揮されていないように感じる。
それは昨今の馬鹿げたコンプライアンスに起因しているのだろう。
おかげで昔のテレビシリーズではお馴染みだった、不二子ちゃんの乳首の露出もなくなった。
ならばその方向でひたすら工夫し続ければいいものを、それはそれでファンからクレームでも入ったのだろうか。
最近では "乳首のないおっぱい" を露出するという、なんとも馬鹿馬鹿しい描写でお茶を濁している。
そしてコンプライアンスの影響は、声にまで及ぶ。
子供が観るという理由だろうか、過度に色気を感じるようなセクシーな声は、地上波版ではまず聞くことができない。
それはすなわち、テレビ版では沢城不二子の魅力を十分に発揮できないことを意味する。
こんな調子だからテレビがどんどんつまらなくなるのだが、それはまた別の話。
劇場版となれば、その規制はうんと緩くなる。
R指定をつければ、自由度はさらに増す。
そもそもハードボイルドを追求するなら、大人の色気は必要不可欠。
そして沢城不二子の本領が十二分に発揮されるのは、その領分にこそあるのである。
本作を含めた『LUPIN THE IIIRD』シリーズでは、不二子ちゃんの乳首の露出も復活。
アダルトでセクシーな声の演技も、沢城不二子なら難なくこなす。
それはまるで今まで力を抑えていたかのように、沢城不二子から溢れ出る色気。
その色気たるや、地上波の比ではない。
まさに水を得た魚のように色気をばら撒く沢城不二子。
おかげで本作の峰不二子は、沢城みゆきさんの魅力に溢れた実に魅力的な作品となっている。
地上波では物足りないと感じていた沢城みゆきさんの魅力が、本作には間違いなくある。
もし同じように感じている人がいるなら、まずは作品を観てみてもらいたい。
テレビシリーズに慣れ切ってしまった人には違和感があるかもしれないが、沢城不二子の魅力の本質は本作にこそある。
本作はそう確信させる、沢城不二子のための作品である。
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