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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【ショートアニメ『象の背中 -旅立つ日-』】「残された時間をどう生きるべきか?」を深く考えさせられる名作短編アニメ。

 

ショートアニメ

象の背中 -旅立つ日-

 

 

「残された時間をどう生きるべきか?」を深く考えさせられる名作短編アニメ

 

 

 

 

 

 

 

 

ショートアニメ『象の背中 -旅立つ日-』とは

 

 

象の背中 -旅立つ日-』は、秋元康氏の小説象の背中を元に、秋元氏による原作・企画・プロデュースでアニメーション作家の城井文が制作した作品で、アニメーションが制作・発売されたのちに、同じ内容・同じ絵の絵本が発売された。

その後、原作にない続編として後日談の『続・象の背中 -バトンタッチ-』が制作され、こちらもほぼ同じ制作陣でアニメーションと絵本で発売された。

このことから秋元氏のクレジットは、『旅立つ日』では原作、『バトンタッチ』では作となっている。

原作での人間の家族をゾウの一家に置き換えて物語は進み、原作での「病に倒れる父」は「神様が迎えにくる日」など、全体的に柔らかな表現に置き換えられているのがこの作品の特徴。

主題歌はJULEPSの「旅立つ日〜完全版」

 

 

象の背中 -旅立つ日-』

 

旅立つ日 完全版~象の背中(初回盤)(DVD付)

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『続・象の背中 -バトンタッチ-』

 

続・象の背中~バトンタッチ~ [DVD]

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あらすじ

 

 

『旅立つ日』

 

ある日、ゾウの父親は神様に「命に終わりがくる日」を告げられる。

そして空の上から家族を見守りながら、家族への感謝の気持ちを綴る。

 

 


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『バトンタッチ』

 

旅立ってから20年後、娘の結婚式。

父親は娘が嫁いでいく姿を見守りながら、愛しい娘への感謝の気持ちを綴り、生前に用意していたプレゼント(メッセージ)を母親が代わりに娘に渡す。

 

 


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主題歌

 

 

象の背中 -旅立つ日-』

 

  • 「旅立つ日〜完全版」

作詞:秋元康、作曲:井上ヨシマサ、編曲:JULEPS / Papa Daisuke、歌:JULEPS、演奏:口笛太郎Duo

 

 


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旅立つ日~完全版

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  • JULEPS
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

『続・象の背中 -バトンタッチ-』

 

  • 「バトンタッチ」

作詞:秋元康、作曲:杉山勝彦、編曲:JULEPS / 吉川慶、歌:JULEPS

 

 


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バトンタッチ

バトンタッチ

  • JULEPS
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

残された時間をどう生きるべきか?

 

 

繊細で温かみのある絵柄は、一見すると子供向けかと思われがちな本作。

しかし死を目前にした家族の愛情や葛藤を描いた物語は、むしろ歳を重ねた大人の心にこそ深く響く作品である。

ただ人生の終わりを迎える複雑な人間の思いを優しいタッチの動物キャラクターに置き換えたことで、テーマの重さ和らげ感情移入がしやすくなっている。

メメント・モリ

ここ1〜2年の間に多くの身近な死と接したことで、自らの人生の仕舞い方について深く考え出した著者にとっては、非常に考えさせられる作品である。

映像はもちろん、映像とリンクした天才・秋元康氏の詞が胸に深く刺さる。

 

 

いつかは誰もみな 迎えが来ると

わかっていたはずなのに 他人事のようで…

(「旅立つ日〜完全版 / JULEPS」)

 

 

想像しただけで哀しくなるから、考えることさえしなかった。

死は誰にでも平等に訪れるのに、そこから目を背け続けていた。

死はテレビや映画のだけの遠くにあるもので、自分の時間だけは永遠に続くものだと勝手に思い込んでいた。

まるで他人事。

だから、いざその時が来ると思い浮かぶのは後悔ばかり。

 

 

一番近くの大事な人よ

しあわせだったか? それが気がかり

(「旅立つ日〜完全版 / JULEPS」)

 

 


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話したいことがもっとあったのに。

してあげたいこと、してあげられることがたくさんあったのに。

どうして、あの時もっと…。

今さらの後悔。

幸せだった?

言葉でならどうとでも言える。

結局本音は最期までわからずじまいーーー。

本作の死をテーマにした作品だ。

だがその核心には、死とは真逆のテーマが存在している気がする。

幸か不幸か、ゾウの父親は神様に「命に終わりがくる日」を告げられ余命を知ることができた。

残り時間を知れたことで、これまでの人生(ゾウ生?)を顧みることができた。

残された時間を。

これからを、どう生きるか。

人生の仕舞い方について、考えることができた。

このことこそ、本作の核心ではないだろうか。

死は誰にでも平等に訪れる。

ただ、早いか遅いかの違いがあるだけだ。

死は常に傍らにあって、だけどいつ訪れるのかはわからない。

でも、いつかは必ず訪れる最期の時。

ならばいつ終わりが来てもいいように、一日一日を大切に生きよう。

本作には、そんな前向きなメッセージが込められているのではないだろうか。

どうしても死にはネガティブなイメージがつきまとう。

それはきっと、死が自分ひとりだけのものでないから。

 

 

もしも僕がいなくなったら

最初の夜だけ泣いてくれ

君と僕が過ごした歳月を

思い出しながら見送って…

(「旅立つ日〜完全版 / JULEPS」)

 

 

残された側の哀しみは、言葉で簡単には言い表せない。

それでも人は生きていく。

生きていかなくてはならない。

唯一それが、残された者のできることだから。

でも、毎日あなたのことを思い出すよ。

あなたとの思い出を胸に今日を生きる。

 

 


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