#77
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
須原屋市兵衛(大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」より)
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』 第41回「歌麿筆美人大首絵」でのヒトコマ。
蔦重(横浜流星)が、処分を受けた須原屋(里見浩太朗)を訪ねると、須原屋は二代目に店を譲り引退すると言う。
そして蔦重は、歌麿(染谷将太)と「婦人相学十躰」の売り出し方を思案する。
そんな中、つよ(高岡早紀)の身体に異変が起きる。
一方、城中では家斉(城桧吏)の嫡男・竹千代が誕生。
定信(井上祐貴)は、祝いの場で突然、将軍補佐と奥勤め、勝手掛の辞職を願い出る。
家斉や治済(生田斗真)は動揺するが…。
知らねぇってことはなぁ
怖えことなんだよ
物事を知らねぇとな
知ってる奴にいいようにされちまうんだ
「子曰く、学は及ばざるが如くせよ。猶之を失わんことを恐れよ(子曰、學如不及、猶恐失之)」
『論語』憲問編からの言葉である。
学びにおいては、まだ十分には到達できていない、追いつけない目標を追いかけているかのように、真剣に取り組まなければならない。
そして、ようやく得た知識や理解を、まるで失ってしまうことを恐れるかのように、しっかりと保持し続けなければならない。
つまり、常に謙虚な姿勢で貪欲に学び続けることが重要なのである。
決して「もう十分だ」と満足してはいけない。
常にまだ遠い道のりがあると考えて、油断なく努力し続けるーーー。
世の中から「なぜ?」「どうして?」が消えつつある。
わからないことは、すべてAIに丸投げ。
自分の頭で考えようとしない。
物事を知ろうとしない。
だから知らないってことが、本当は怖いことだと知りもしない。
自分がいかに無知であるかを自覚せよ。
「知らないこと」は恥ずかしいことではない。
「知らないこと」は学べばいい。
「知らないこと」よりも「知らないことを知らないこと」の方が罪は深い。
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