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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【奇跡の地球(ほし) / 桑田佳祐&Mr.Children (1995年)】90年代J-POPの記念碑的な奇跡のコラボレーション曲。

 

奇跡の地球(ほし) / 桑田佳祐&Mr.Children (1995年)

 

 

90年代J-POPの記念碑的な奇跡のコラボレーション曲

 

 

 

 

 

 

 

「奇跡の地球(ほし) / 桑田佳祐&Mr.Children (1995年)」とは

 

 

「奇跡の地球(ほし)」は、桑田佳祐&Mr.Childrenの楽曲である。

作詞・作曲は桑田佳祐氏。

タイトルの「地球」は「ほし」と読む。

小林武史氏のプロデュースによるサザンオールスターズ桑田佳祐氏とMr.Childrenのコラボレーション作品で、当時エイズに対する正しい知識を広めるために行われていた啓発運動「アクト・アゲインスト・エイズ(AAA)」によるチャリティ活動の一環として制作され、1995年1月23日に発売された。

期間限定生産だったにも関わらず、170万枚以上ものセールスを記録。

2億4千万円もの収益は全額、「アクト・アゲインスト・エイズ基金」を通じて、アジア各国のエイズ対策や支援活動に使用された。

桑田佳祐氏は、その後も2018年まで25年間に渡ってこの活動を支え続けた。

 

 


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奇跡の地球

奇跡の地球

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奇跡の地球

奇跡の地球

 

 

 

90年代J-POP全盛期を彷彿とさせる眩い輝き

 

 

この曲の発表から、もう30年が経つというから驚く。

1995年1月23日――阪神・淡路大震災からたった6日後に発売され、約170万枚売り上げた大ヒットシングル。

当時、Mr.Children「イノセントワールド」が大ヒットして人気絶頂。

桑田佳祐氏もソロとして大成功していた時期で、この曲はまさに奇跡のコラボレーションだった。

そんな本作が90年代J-POPを代表する、まさに記念碑的な楽曲であることは疑いようがない事実である。

しかし時代の波は、この奇跡のコラボレーションですら記憶の彼方へ否応なしに押しやってしまう。

そこには本作の歌詞の重さが少なからず影響していたのかもしれない。

 

 

悲しい友の声は何を憂う

ありのままの姿を見つめたい

夢や希望にすがる時代(とき)は過ぎた

 

 

冷たい風にたなびくFlag

愛という名の坂を下って

時代(とき)を駆ける運命(さだめ)はBlack

過去を巡らすメリー・ゴー・ラウンド

 

 

変わりゆく街は明日なき無情の世界

 

 

壊れゆく No, no, no, no, brother

 

 

大物アーティスト同士のコラボレーションの豪華さや華やかさに目を奪われがちだが、その輝きとは裏腹に歌詞はなかなか闇深い。

特にこの一節。

 

 

黄昏(たそがれ)が空間(そら)に映した異常な未来

 

 


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この時歌った未来がもし現在のことだとするなら、あの頃の我々にとってやはり異常な未来なのだろうか。

異常かどうかはわからないが、あの頃より多少なりとも生きづらい世の中になった感覚だけは間違いない。

思えば桑田佳祐氏の世界観は、ソロ名義となるとサザンの時とは打って変わって途端に暗くなる。

たとえばこの頃の桑田佳祐氏の代表的な作品「月」は、アコースティックな作風であり詞の世界観も文学的な暗さを持った名曲だ。

この頃トップアーティストの階段を登り始めたMr.Childrenにとって、桑田佳祐氏のそんな世界観はさぞや刺激的に映ったのだろう。

後に『深海』という、実にミスチルらしくない名盤を残すことになる。

大物アーティスト同士のコラボ曲。

加えてチャリティーソングでもある本作が、なぜこんなも暗い曲になったのだろうか?

それは、この頃からこの国に差しかけた影が影響していたのだろうか。

流行り音楽は世相を反映する。

 

 

子供達の歌は何を祈る

 

 

あの頃我々は、いったい何を祈っていたのだろか。

もしかしたら本作が予言した「異常な未来」から目を背けたかっただけなのかもしれない。

だから本作を記憶の彼方に追いやった。

しかし時を経て、TOKYO FM 開局55周年×「桑田佳祐やさしい夜遊び」放送30周年『九段下フォーク・フェスティバル'25』で久しぶりに聴いた本作は、90年代J-POP全盛期を彷彿とさせる眩い輝きを放っていた。

 

 

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たとえ今が本作でいう「異常な未来」だったとしても、我々はそれでもまだ生きている。

ちゃんと生きている。

あの頃感じた闇深い詞だって、今じゃ応援歌に聴こえてくる。

何より本作を歌った桑田佳祐&Mr.Childrenが、未だにトップアーティストとして共に君臨し続けてくれているという奇跡。

そんな本作の生披露を聴かされて、テンションがぶち上がらないわけがない。

 

 

 

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