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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【停滞する思考に一石を投じる苦言『冴島優佳(ドラマ「民王R」より)』】声にできない本音を言葉に…。#42

 

 

 

 

 

 

 

#42

停滞する思考に一石を投じる苦言

 

 

声にできない本音を言葉に…

 

 

何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。

感じていても声にするのが憚られる言葉がある。

それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。

だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。

本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。

しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。

本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。

 

 

 

 

 

 

 

冴島優佳(ドラマ「民王R」より)

 

 

冴島優佳

(演 - あのちゃん)

 

泰山の新たな公設第一秘書。

貝原の推薦でやってきた。

一握りの天才たちを特別に教育する「成田育英財団」出身の才女だが、かなりの毒舌。

泰山の秘書になったことにはある思惑があり…!?

 

 

ドラマ『民王R』第1話「総理と秘書」でのヒトコマ。

9年前には内閣総理大臣を務めながらも、今では政治家人生の引退を間近に控えている武藤泰山(遠藤憲一)。

サウナ議連、お寿司議連、デザート議連…とのんびりした議員生活を送っていた泰山のもとに、民政党最大派閥を率いる二木正一(岸部一徳)から連絡が入る。

支持率が史上最低の5%を記録し、後に控える候補者たちも失言、裏金、女性問題と不祥事のオンパレード――結党以来の窮地に立たされた民政党を救うべく、泰山は再び総理大臣の座に就くよう命じられるのだった。

一度は断るものの、二木の説得により「とりあえず」総理大臣の職を引き受けることにした泰山。

再び官房長官の座に就けることを喜ぶ狩屋孝司(金田明夫)、そして書生の田中丸一郎太(大橋和也)とともに新たな公設第一秘書を探す泰山のもとに、前任秘書・貝原茂平の推薦だという冴島優佳(あのちゃん)がやってくる。

成田育英財団出身の優秀な人材だという優佳は、さっそく武藤内閣の閣僚案を提案。

政治のしがらみにとらわれない斬新な案に目を見張る泰山だったが、結局閣僚人事は二木の意向を反映したものにせざるを得ず…?

翌日、政治評論家の蓮沼清彦(満島真之介)らとテレビの生放送に臨んでいた泰山は、途中激しい頭痛に襲われ、意識を失ってしまう!

そして目覚めた泰山は、再び入れ替わりの事態に見舞われたことに気づく!

なんと新たに秘書となった冴島優佳と中身が入れ替わってしまったのだ!

 

 

いいか よく聞けよ

永田町の政治家ども

 

政治っていうのは

膨大な貸し借りかもしれない

 

しがらみに噛んで絡んで

がんじがらめなのかもしれない

 

だけどそれで

理想も語れなくなってどうすんだよ!?

 

そんな国で

国民はどうやって希望を持てばいいんだよ!?

 

だから武藤泰山…

まずはお前から語れ!

 

総理大臣になるんだか

ならねえんだか知らねえけど

 

まずはお前がこの国の未来を語って

国民に希望をみせてみろよ!!

 

それが

そんなのが綺麗事だって言うなら…

 

そんなの綺麗事だって言うんなら

それはそれで結構!

 

理想を語る奴がいる

そんなの無理だって奴がいる

 

じゃあ

どうしたらいいんだろうね?

 

どうしたら綺麗事を少しでも現実に出来るんだろうね?って

 

徹底的に

話し合って話し合って話し合うのが

民主主義ってやつだろ!?

 

そのひと言目で政治家が!

総理大臣が

しがらみだ忖度だで

口閉ざしてどうすんだよ!?

 

それが今の日本なら…

今の民政党なら

 

そんな政党潰れちまえよ!!

 

 


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胸のすく惚れ惚れするような名啖呵に、日本のこれからを考える。

「現状維持は衰退」。

福沢諭吉の代表作学問のすすめの「五編」に書かれている言葉である。

この言葉の意味は言わずもがな、「現状維持は衰退するだけ、挑み続けさえすれば必ず良くなる」ことで、失敗を恐れずに努力することや挑戦することの大切さを教えている。

世の中やニーズ、人々などが変化していく中で、旧態依然と変わらずいることは後れを取ることであり、衰退をしているのと同じだ。

この言葉は、個人だけでなく、会社という組織。

そしてもちろん国家にも当てはまる。

日本の「失われた30年」は、まさに現状維持を望んだ結果招いた衰退だ。

この30年、少なくとも日本政府は構造改革につながるような大胆な改革を行ってこなかった。

常にリスクを回避し、事なかれ主義に徹し、改革のスピードや規模を小さくしてしまった。

その結果、決断したわりに小さな成果しか上げられない。

この30年の失われた期間は、現在の政府に責任があることは間違いないのである。

しかし、現状維持の本当の意味も知らない馬鹿な国民はそれに気づかない。

残念なことに日本のメディアも、日本の技術が素晴らしいとか治安が優れているなど、数少ない日本の長所をことさらにクローズアップして、日本が世界をリードしているような錯覚を毎日のように国民に与え続けている。

おかげで、大半の日本人は思考停止状態に陥ってしまった。

 

  • 「政権が変わっても、日本は変わらないと思うし、それだったら変わらない方が混乱はない」

 

  • 「他党に比べての信頼があるから、自民党に任せておけば大丈夫だと思うから」

 

  • 「現在の日本で生きていて、ものすごく不便なことや、絶対にこれは困るといったことなどが思い当たらない為」

 

思考停止もここに極まれり、である。

現政府がしていることといえば、下り坂で下るペースを緩めているだけにすぎない。

にも関わらず愚かな国民はいまだ現状維持を望み、可能性に蓋をし続けてきた。

そして日本は今、緩やかな滅びの最中にいる。

日本は今、危急存亡の秋なのである。

だが、まだ完全に死んだわけではない。

30年もの長い月日を失いはしたが、今、多くの国民が「現状維持は衰退」だと気づくことができたなら、この国はまだまだやれる。

まだまだ戦えるだけの底力が、日本にはあるはずだ。

これから選ぶ未来への責任は、すべて我々国民全員にあることを忘れるな。

今を決めるのではなく、子供たちの未来を切り拓くために、この国の未来をしっかり見据えて、多くの国民が賢明な判断を下されることを切に願う。

審判は我々の手に委ねられている。

 

 

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