最強失恋ソング決定戦
KinKi Kids『愛のかたまり』
『愛のかたまり』はKinKi Kidsの13枚目のシングル「Hey! みんな元気かい?」のカップリングとして収録されている。
2001年11月14日発売。
発売元はジャニーズ・エンタテイメント。
2000年発売の『好きになってく 愛してく』以来の自作曲。
この時と同様に、作詞を剛くん、作曲は光一くんが担当している。
歌詞は女性目線で書かれた男女の恋愛を歌うラブソングであり、無防備で不器用でピュアな信頼関係を描いている。
2004年発売のベスト・アルバム『KinKi Single Selection II』に唯一c/wから選曲されているほか、さらに3年後のベスト・アルバム『39』にはファン投票第1位楽曲として収録された。
アルバム『F album』にはアコースティック・バージョンとして、『M album(通常盤)』には「Memories&Moments」というコンセプトのもと、リテイクされたものがそれぞれ収録されている。
KinKi Kidsの二人は後日「ターニングポイントとなった曲」として、1997年に発表したデビュー曲『硝子の少年』とこの曲の2曲を挙げている。
カップリング曲にも関わらずファンに絶大な人気を誇るラブソング
珠玉のラブソング。
ラブソングではあるが、どこか哀愁が漂うKinKi Kidsの名曲である。
作詞作曲はKinKi Kidsご自身。
アイドルの自作曲だからと侮るなかれ。
なかなかどうして、いい曲に仕上がっている。
哀愁漂うメロディーラインは、女性目線の歌詞をより引き立たせている。
あなたと同じ香水を
街の中で感じるとね
一瞬で体温蘇るから
ついて行きたくなっちゃうの
香水をつける習慣がない今どきの子にはわからないだろうが、匂いというのはことのほか記憶に残るものなのだ。
それが大好きな人の匂いともなればなおさらである。
有名な香水も良いが、マニアックなブランドでも特徴的ないい香りのする香水ならもっと良い。
そういう香水はしばらくすると絶販してしまうのが悲しかったな…
剛くんの詞はこうした着眼点が抜群に良かった。
例えばこんな詞がある。
あまりに愛が大きすぎると
失うことを思ってしまうの
自分がもどかしい
今だけを見て生きていればいいのにね
ねえ 雪が落ちてきたよ
まったく何ていい詞を書くんだ、剛くん。
幸せ絶頂期に別れを予感した、あの時そのままじゃないか…
あまりに愛が大きすぎると失うことを思ってしまうのよ、何故か本当に。
一気に大きく燃え上がった炎は、消える時も一気で早いのだ。
歌詞にはクリスマスのワードが出てくるが、クリスマスにこんな曲聴かされたら切なくなるだろ(汗)
ちなみにこの歌は合コンでよく歌わされた。
男に、ね。
作詞を担当しているだけあって、剛くんはおいしいパートを歌っている。
一番の聴かせどころだ。
ここね↓
変わっていく あなたの姿
どんな形よりも愛しい
この冬も越えて
もっと素敵になってね
合コンという舞台では、男は誰もが聴かせどころを歌いたがるものだ。
だから歌ってやりましたとも、全力で光一くんのパートをね!
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