最強テンション爆上げソング決定戦
気分が堕ちた時はとことん堕ちていたいとは思っていても、気分を上げなければどうしても乗り切れない時がある。
沈んだ気持ちを無理やりでも上げていかなければいけない時がある。
そんな時に聴きたい曲を集めてみた。
聴けばテンション爆上がり間違いなし!
「今日は頑張んなきゃ!」という日に是非聴いてみてはいかがだろう。
X『Silent Jealousy』
『Silent Jealousy』はロックバンド・X(後のX JAPAN)が1991年9月11日にリリースした6作目のシングル。
3作目のアルバム『Jealousy』から最初のリカット・シングル。
この年にXが初出場した第42回NHK紅白歌合戦でも演奏された。
2007年の復活後に行われた「めざましテレビ」によるアンケートの得票数で1位を獲得したほか、ファンの得票数で収録曲が決まるベスト・アルバム『FAN'S SELECTION』の投票数で『紅』に次いで2位となったほどファンの間で人気の曲だが、バンド名がX JAPANと改名された後は1993年12月30日(LIVE RETURNS)の東京ドーム公演での演奏を最後に長い間演奏されることがなかった。
しかしながら、2008年3月28日に開催された『X JAPAN 攻撃再開 2008 I.V. 〜破滅に向かって〜』において15年ぶりに演奏され、以降は比較的頻繁に演奏されている。
なお、解散までこの曲がセットリストからはずされた理由は、YOSHIKI曰く「あまりにも演奏が辛いため」。
また、『X JAPAN RETURNS』ではアルバム『Jealousy』のブックレットにもあったように、TOSHIが喉を壊した影響で高音部が発声できなくなっていたと言う理由もある。
フィンランドのメタルバンド、ソナタ・アークティカが来日公演の際に、この曲の「触り部分」を演奏した事がある。
また、オーストラリアのバンドロード(Lord)が2007年にリリースしたアルバム『アセンデンス(英語版)』の日本盤ボーナス・トラックに、ゲストボーカルに日本のバンドVigilanteの丹羽英彰氏を迎え、日本語でカヴァーしたものを収録している。
カップリングの『Sadistic Desire』は、1作目のアルバム『Vanishing Vision』に収録されていた曲のリメイク版である。
また、このシングルからバンドのロゴに現在まで使われているものを使用している。
ただし『Silent Jealousy』から『Say Anything』までのX時代(1991-1992)は「JAPAN」の記載はない。
「カナダのX JAPAN大使」を自称する、プロレスラーのクリス・ジェリコは、特にこの曲を入場曲にしていたほど気に入っている。
X時代を知らないすべての人へ
「PSYCEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」(直訳:視覚的な衝撃のサイケデリックな暴力犯罪)を自称し、ヴィジュアル系バンドの元祖ともいえるXの傑作。
何から何まで格好良い。
特に、YOSHIKIのセリフからのピアノ導入からのギターソロへの一連の流れは、まさに「PSYCEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」そのもの。
暴力的かつメロディアスに紡がれる旋律は、聴く者を圧倒する。
ギターソロを聴かないという今どきの若者たちにも是非聴いてほしい。
だが、こと『Silent Jealousy』に関しては、ギターのみならず、ドラムもピアノもすべてがメチャクチャ格好良い。
だからこそ、途中で飽きずに最後まで是非聴いてほしい。
歌詞も実に初期のXの楽曲らしく、暴力的というか何というか、辞書片手に聴いていても明確な意味が掴めない内容となっている。
静寂の凶気に片目を潰されたまま
偽りの真珠で飾った薔薇の花束
幻覚の愛に飼われた操り人形
もう耐えきれない 孤独のセレナーデ
虚像の海に流して
夢から覚めた血塗れの天使を
胸に抱いても I can not stop
立ち去る前に殺して
叫気の愛に抱かれた瞳は 何も見えない
今も I miss you can't live without you
やはり歌詞の明確な意味はわからない。
だが、これがいい。
これでいい。
Xの楽曲はこうでなくてはいけない。
X JAPAN Official YouTubeでは、X時代のメンバーの姿を観ることができる。
1回のヘアセットのためにスプレーを2本使ったと噂される当時の髪型そのままに、若々しく激しく演奏するオリジナルメンバーの姿は必見だ。
そして今は亡きメンバーの姿に、きっと涙することだろう。
やはりX時代は最高だ。
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