「ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」とテリー伊藤がウクライナ人に発言
2022年3月14日に放送されたラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)で、ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤氏とウクライナ人のオクサーナ・ピスクノーワさんが口論する形になる場面があったという。
この論調の人たちは、もし日本が攻められても同じことが言えるのだろうか?
もし太平洋戦争時、「日本は勝てませんよ」と言われて日本人はそれを聞き入れただろうか。
しかもそれが敵対している国の人間の言葉ならまだしも、何の関係もない第三国の人間によってだとしたら…
答えはNOだろう。
もちろん、状況がまったく違う。
政治体制も違えば国民感情もすべて違う。
だから比べるべくもないのかもしれない。
ただ、ロシア方面に緊張が走った途端に日本は、ニュークリア・シェアリングだの日米安保だの、国防についての話題が盛んに取り沙汰されるようになった。
当然といえば当然なのだが、これらの武力は果たして抑止力としてのものなのか否か。
もし実際日本が攻められるような事態になった時、日本はどんな対応をするのだろう?
母国防衛のために必死で戦うのか、戦うことで失われる国民の命を尊重して降伏を選ぶのか。
ウクライナにまるで降伏を勧めるような論調の人たちは、日本が侵攻されても降伏を選べるのだろうか。
現在懸念が高まっている通り、国際社会、特にアメリカが助けてくれるとは限らない。
見殺しにされる可能性はおおいにある。
だからといって、戦うという選択肢を選ぶのかと聞かれると、平和ボケした日本人にはなんだか現実味に欠けるような気がする。
今回のロシアのウクライナ侵攻が、世界大戦のトリガーにもなりかねない。
そうなった時、日本はどうするのか?
件のラジオ番組では、まるで降伏を勧めているようなテリー伊藤氏のコメントに対して、オクサーナ・ピスクノーワさんは呆れたような様子で「次は日本が頑張ってください。日本とロシアの戦争になりますよ。私たちは死んでもいいから」と応じた。
次は日本。
あり得る話である。
ヨーロッパのガス 暖房のための闘争 ロシア・ウクライナ戦争を理解する Gas in Europe, a struggle over heating ( all languages)
☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎