完全ワンカット生ドラマ
生ドラ!東京は24時
『生ドラ!東京は24時』とは
『生ドラ!東京は24時』は、生放送一発撮りで一気にストーリーが展開される、完全ワンカット生ドラマ。
年またぎによる二週連続放送となり、第一夜は2022年12月27日に、放送された。
第一夜は、生放送カラオケ番組の舞台裏を描いたドタバタ劇。
脚本・演出を手掛けるのは、ポスト "三谷幸喜" の呼び声も高い、今、小劇場界で話題の劇作家・冨坂友氏(アガリスクエンターテイメント)。
W主演の鈴木保奈美さんと藤原丈一郎氏のほか、
ナビゲーターに小手伸也氏、共演に相島一之氏、近藤芳正氏など "三谷組" でも御馴染みの名バイプレイヤーたちが脇を固めた。
脚本・演出を手掛けるのは、自身の "リアル" を舞台化することなどで、小劇場界で話題の劇作家、池田亮氏(ゆうめい)。
主演は、これがドラマ初主演となるジャニーズJr.の7MEN侍。
ナビゲーターに筧利夫氏、共演に升毅氏、金田明夫氏など、舞台や映像で活躍する名バイプレイヤーたちを迎え、生の舞台さながらの緊迫感でお送りした。
さらに、スカイツリーがドラマに合わせて点灯するなど驚きの仕掛けも。
2022年度のギャラクシー賞奨励賞を受賞。
あらすじ
第1夜「シンガロング!」
年末、テレビ局のスタジオでは一般参加型によるカラオケ番組の生放送が行われていた。
番組スタッフの不祥事の責任をとらされ異動してきた番組プロデューサー・吉田良子は不満を抱えながらも番組を成功させて情報番組に戻ることを意気込んでいた。
しかし番組ADが本番前日に消息を絶ち現場は混乱。
吉田は情報番組担当時代の部下で厚い信頼を寄せる井上を呼び寄せるも、遅刻で現れない出演者、無理難題を言い出すスポンサーなど、トラブルに見舞われる。
※動画は2022年3月31日に放送されたもの☟
チャレンジし続ければテレビはちゃんと面白い
テレビがオワコンと呼ばれるようになって久しい。
コンプライアンスがどうのこうのと煩くなり、冒険できなくなったことが大きな要因だろう。
たしかにテレビを観る時間は、近頃めっきり減ったように思う。
もともとラジオ好きだから、過去のラジオをYouTubeで聴く時間が一番多い。
しかしテレビの本気は侮れないと、この作品を観て強く感じる。
ドラマ本編については、ハッキリ言って凄いのひと言。
完全ワンカット。
しかも生ドラマ。
これだけでも十分凄い。
いや、凄すぎる。
しかし本作が本当に凄いのは、それを成し遂げるために集まったプロフェッショナルたちの本気だったように思う。
キャスティングはもちろん、脚本、カメラワーク、何から何まで素人動画とはわけが違う。
それはそうだ。
公共放送は、それに耐えられるだけのクオリティでなくてはいけないと著者は思う。
そして本作は、そのクオリティを十二分に有している。
テレビに飽きを感じている人は、試しに一度ご覧になっていただきたい。
やはりテレビはチャレンジし続けてこそ。
テレビ復権の活路は、そこにしかない気がする。
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