#135
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
一文字弥太郎
一文字弥太郎
(1959年〈昭和34年〉3月17日 - 2022年〈令和4年〉2月18日)
広島県で活動していたフリーパーソナリティ、ローカルタレント。
そして広島のラジオスター。
本名の名切勝則名義では放送作家、実業家としても活動し、一般社団法人・日本放送作家協会の中国支部長も務めていたが、2021年まで名切が一文字の正体であることは非公表だった。
メディアに一切顔を出さない「覆面パーソナリティ」として、当時の中高生から絶大な支持を集めたという。
少し長い言葉だが、是非最後までお付き合いを。
なぜ「助けて」って言えないの?
だって自分のせいでそうなったから
言うと悲しむ人がいるから
「もっと早く言いなさいよ」と怒られるから
どうせ何もしてくれないから
言うと負けだから
誰ひとり取り残さない社会
持続する社会というキャッフレーズで溢れているのに
今 病気になっても〈自己責任〉を問われるようになってしまった
「ルールを破ったあなたのせいよ!」
「会社や仲間に迷惑かけて どうしてくれんの?」
こんなだから
みんな保身に走る
考えるのをやめて上からのルールに従う
するとますます「助けて」って言い辛くなるのに
そこは見て見ぬふり
自分さえよければそれでいい
今 「助けて」って素直に言えるのは
神様ぐらい?!
顕になる日本人の心の貧しさ。
当て所ない鬱憤が、見ず知らずの誰かに向けられる。
人の防衛本能のひとつが鈍くなること。
鈍感になること。
痛みに、苦しみに、あらゆる苦痛に鈍くなることで、心が壊れないようバランスを取る。
鈍くなるためには考えてはいけない。
だから思考は停止状態。
なぜ?
どうして?
考え出すと苦しくなるから、疑問から目を背ける。
でもね、鈍くなるということは、他人の痛みにさえも鈍くなるということ。
社会の、会社の、家庭の、あらゆるコミュニティの理不尽や矛盾に鈍くなるということ。
そんなもんだと諦めて、心を無理矢理抑えつけること。
何者にもなれない自分を卑下して、何者かになろうと努力する人間に嫉妬する。
キラキラしている人を見ると、羨ましくてたまらない。
だって自分には出来ないことだから。
なぜお前は従わないんだ?
どうしてお前は自分と同じじゃないんだ?
そんな自分と違った存在を、並列化しない異分子を視界から消そうと躍起になる。
排除しようと攻撃する。
攻撃しやすい誰かを見つけ出しては、寄ってたかって総攻撃。
みんながやっていることだからと、さもしい連帯感に満足する。
今、日本人は総じて痛みに対して鈍感だ。
本当は自分だって苦しいはずなのに、自身の痛みからは目を背けて、その鬱憤を他の誰かに向けて溜飲を下げる。
なぜこうなった?
きっとそれは夢も希望も持てない社会のせい。
鈍感にならなければ生きていけない社会のせい。
だから変えよう。
誰もが自分らしく在れるような社会にしようよ。
みんなが動けばきっと変わる
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