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ioritorei’s blog

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【テレビアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』第1話「96年目の出発」(『機動戦士ガンダムUC episode 1』)】ストライクフリーダムガンダムのドラグーンシステムもメチャクチャ格好良かったけれどクシャトリヤ - ファンネルの機械美にはやっぱり敵わない。

 

 

 

 

テレビアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』第1話「96年目の出発」(『機動戦士ガンダムUC episode 1』)

 

 

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ストライクフリーダムガンダムのドラグーンシステムもメチャクチャ格好良かったけれどクシャトリヤ - ファンネルの機械美にはやっぱり敵わない

 

 

テレビアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』第1話「96年目の出発」(『機動戦士ガンダムUC episode 1』)

 

 

あらすじ

 

西暦から宇宙世紀への改暦セレモニーが行われた日。

地球連邦政府首相官邸のある宇宙ステーション、ラプラスが爆破テロで破壊された。

テロに加わった青年サイアム・ビストは爆発に巻き込まれるが辛くも生き延び、後に「ラプラスの箱」と呼ばれることになる禁忌の箱を手に入れる。

それから、100年近くが経った宇宙世紀0096年――。

暗礁宙域に建造中の工業スペースコロニー、インダストリアル7に、「袖付き」と呼ばれる反政府組織の偽装貨物船ガランシェールが入港する。

ガランシェールの目的はビスト財団が隠し持つ「ラプラスの箱」の受け取り。

母の死を契機に見知らぬ父に引き取られ、アナハイム・エレクトロニクス工業専門学校に通う少年バナージ・リンクスは、そのガランシェールに密航してインダストリアル7に潜入した少女と出会う。

アクシデントで無重力空間に投げ出された少女を救ったバナージに、彼女は「戦争」を止めるため会いたい人がいるという。

 

 

クシャトリヤ

型式番号:NZ-666

全高:22.3m

本体重量:29.7t

 

ネオ・ジオンが開発した20m級サイコミュ搭載機。

複数の機能をもつバインダーとサイコフレームによって、NZ-000クィン・マンサと同等の火力を持ちつつ小型化に成功した。

胸部コックピット周辺に使用しているサイコフレームを製造する設備が、現在のネオ・ジオンにないため、追加生産も損傷箇所の完全修復もできないワン・アンド・オンリーな機体となっている。

 

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ファンネル

 

ファンネルは、ガンダムシリーズに登場する無線式のオールレンジ攻撃用兵器である。

初出は機動戦士Ζガンダム

正式にはファンネル・ビット、またはファンネル型ビットというが、単にファンネルと略すのが一般的となっている。

一年戦争に登場したエルメスに装備されていた「ビット」の発展型である。

サイコミュ(人間の脳波によって機械を思考制御するためのシステム)を用いて、母機から分離して無線(正確には通常の電波による無線ではなくミノフスキー通信による)で遠隔操作され、搭載されているビーム砲を用いて攻撃を行う小型兵器である。

この兵装を使用する際には機体本体の操作とファンネルの操作とを同時に行う必要があり、使用者に相応の高度な能力が要求される。

サイコミュ自体がニュータイプ及び強化人間にしか使用できない特殊な装置ではあるが、なかでも特に高度な能力を有する者は単なる遠隔操作以上の機能を発揮させた例がある。

エルピー・プルはファンネルの制御自体が極めて困難となる大気圏内・重力化においてファンネルの自在なコントロールを行い、プルツーは自身が機体から離れた位置にいながらファンネルと機体そのものを遠隔コントロールするといったものである。

クェス・パラヤは訓練の際、ファンネル操作中はコントロールスティックから手を離して、全意識をファンネルに向ける事で操作していた。

最初に登場したファンネルは宇宙世紀0087年の「グリプス戦役」に投入されたネオ・ジオン軍のニュータイプ専用MSキュベレイに装備されたものであり、その形が漏斗(ファンネル)に似ていたため、ファンネル・ビットと名付けられた。

以降、ファンネル・ビットの略称である「ファンネル」がこの体系の兵器の一般名称となり、宇宙世紀0093年の「第二次ネオ・ジオン抗争」では漏斗型ではなく、円筒型(ヤクト・ドーガ及びサザビー)のファンネルや板状(νガンダム)のファンネルが登場する。

また、実用例は少ないが、ファンネル・ミサイルと呼ばれる、ミサイルをサイコミュでコントロールすることにより攻撃を行う兵器もある。

従来のビットとファンネル(ファンネル・ビット)の大きな違いとして、ビットにはジェネレーターが内蔵されていたため、稼動する際のエネルギーを単体で生み出す事はできたが小型化が難しく、当時はモビルアーマーほどの大きさの母機でないと扱う事はできなかった。

このため、一年戦争時のニュータイプモビルアーマーは、有線式のブラウ・ブロで高さ60.2m、ビットを搭載したエルメスは同じく高さが85.4mもあった(ガンダムで18m)。

もっともこの高さはブラウ・ブロの場合攻撃端末2機(2連装)を、エルメスの場合はビット運用用のアンテナの高さを含むものだが、いずれにしても並んだモビルスーツがおもちゃに見えるほどの大きさであった。

これは、サイコミュ自体の小型化が難しかった事が大きな要因となっている。

しかしグリプス戦役期において、エネルギーをジェネレータからエネルギーCAP方式に変更することで小型化に成功。

母機(MS本体)に内蔵または懸架して戦場へ運搬する方式で投入された。

サイコミュについても改良が続けられ、第一次ネオ・ジオン抗争期にはサイコミュ搭載MSも一般的なMSと殆ど変わらないサイズとなり、機動性の面でも一般的なモビルスーツと同等以上となった。

しかしながらジェネレーターの廃止や小型化=推進剤容量の減少は、威力と射程の面でビットからの性能低下を必然としてしまい、結果、ニュータイプ専用機の主兵装だったビットから、補助装備へとその位置づけが変化している。

特に推進剤容量が非常に少なくなったことは、常に自重を浮かせる分のスラスターを吹かせ続けなければならない大気圏内(1G環境下)での運用に極めて大きな制限をかけてしまっている(使用できなくはないが、重力と大気の流れ等に反して "その場に留まる" 機動を脳内でイメージし続けねばならず、更に推進剤の消費が猛烈なものになるため、射程は極端に短縮される)。

半面、小型化に伴う軽量化により、運動性能はビットに比べて大きく向上した。

ファンネルが戦場に登場したグリプス戦役後、数年間は中距離射撃戦におけるオールレンジ攻撃の優位性を発揮し、少数の高級機に採用されたが、高コストやパイロットの調達の困難さ、対抗戦術の開発といった理由から第二次ネオジオン抗争終結後には採用例が激減し、「ザンスカール戦争」の頃には、機動兵器に搭載されること自体が稀になっている。

なお、ヤクト・ドーガなど一部の機体を除き、基本的にファンネル採用機はファンネルのエネルギー・推進剤の再充填機構を有するため、前述の通りファンネルの推進剤容量が少ないとはいえローテーションによってオールレンジ攻撃を継続することが可能である。

しかし、実戦(特に混戦)においてファンネルを回収するためには自機への帰還用の推進剤を考慮した操作を行わねばならず、高コストな兵装でありながらパイロットの能力によっては使い捨て武装となる可能性もある。

基本的に宇宙世紀作品内で使用される用語であるが、宇宙世紀外の作品では特殊な世界設定である機動戦士ガンダムAGEや設定上は宇宙世紀の遠い未来であるガンダム Gのレコンギスタで同様の用語が用いられている。

 

 

 

 

 

 

 

ストライクフリーダムガンダム

型式:ZGMF-X20A

 

更なる混迷を続けるザフト地球連合の情勢を打開すべく開発された最後の切り札

新型エンジンの搭載などによりフリーダムの数倍の戦闘能力を持つ。

関節の色が金色になっているのが特徴的である。

キラが搭乗する。

 

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ドラグーンシステム

 

TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する遠隔操作兵器。

ザフトで開発された遠隔操作兵器。

分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システムとプラットフォーム。

ビーム砲と多数の推進姿勢制御用スラスターを搭載した飛行砲台を、ニュートロンジャマーの影響を受けない量子通信を用いて遠隔操作する。

いわゆるオールレンジ攻撃。

基幹技術となったのは、連合軍製のメビウスゼロに搭載された有線式兵装「ガンバレル」とアクタイオン・インダストリー社製モビルスーツのゲル・フィニートの「バチルス・ウェポンシステム」に用いられた量子通信技術。

としておりガンバレルが抱えていた有線式という制約を量子通信により解消している。

量子通信は神経接合により制御し大量の情報の送受信しなければならなく同時に複数の子機の位置や姿勢を把握し続ける必要があるため、当初は使用者に傑出した空間認識能力が求められたが後年は改良により必要な素質が下がったが、それでもパイロット側に負担が生じ連続使用の際は疲労する。

ドラグーン子機の端末はバッテリーで動作しておりビーム兵器を多用するため、定期的に再充電とパイロットのインターバルを兼ねて母機へ戻らなければならない。

また、高推力スラスターを備える大型なものを除けば、基本的に無重力環境でしか運用できないという制約も欠点として挙げられる。

ただし、レジェンドでフレキシブルな固定砲台として運用したり、ストライクフリーダムで姿勢制御に用いたりと、工夫されている機体も存在する。

前述した通り非常に強力な兵器であるが、機体のペイロードも圧迫する(ビームライフル並みのサイズを持つ複数の子機に加えて、急速充電用の大型バックパックまで搭載する必要がある)ため、搭載自体が機体のコンセプトを決定づけてしまう。

例えば、搭載機筆頭であるプロヴィデンスの別称(分類)は「ドラグーンシステム搭載型対MS戦用MS」、ストライクフリーダムは「スーパー・ドラグーン・システム搭載型MS」となっている。

さらに、搭載した機体の重量は大きく増加し、その大重量からくる機動力の低下をバックパックに高推力の大型スラスターを併載することにより補っていることが多い。

また、量子通信には相当量のエネルギーを消耗するためバッテリー機での運用は難しく、大量の子機を最大限運用するには核エンジンが必須となる。

上述の通り運用が難しいこともあり、どの陣営も量産機に採用することはなかった(一応、量産が予定されたフリーダムの直接の後継機が存在したものの、諸事情により開発が凍結された)。

 

 

 

 

 

 

 

クシャトリアのファンネル

 

 

バインダー内側に六基ずつ収納している小型攻撃端末。

カラーリングは機体カラーと同じ緑(原作小説版では、銀色となっている)。

デブリと誤認されるほど小型であり、過去の多くのファンネル搭載機同様、バインダーに戻すことで再充電・推進剤の充填が可能。

射出に関しては、バインダー中央を外側に展開し、ファンネルを射出することもできる。

劇中ではリペアード状態でファンネルミサイルを発射する際にこの機構が使われている。

第一次ネオ・ジオン抗争期に比べれば技術進展によってパイロットへの負担は大幅に低減されたものの、操作に関してはパイロットの資質に依存する面が依然として大きく、またオールレンジ攻撃の対策もマニュアル化されつつあった。

このため、一定の優位性は確保していたものの、キュベレイ程の効果を挙げることはできなかった。

 

 

 

ストライクフリーダムガンダムのドラグーンシステム(EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング)

 

 

使用者の空間認識能力に依存しないドラグーン・システム(機体の設計はフリーダムの直接の後継)をベースとしつつ、キラによる使用を前提としたターミナル独自の改良がなされたドラグーン・システム

ストライクフリーダム開発の折に改良されたモデルであるため、実質的にストライクフリーダム専用となっている。

改良の結果、マルチロックオンシステムによる同時攻撃能力はフリーダムを上回っているが、マルチロックオンシステムの制御とドラグーン子機の誘導を担うパイロットには常人には不可能といわれる情報量の処理が要求されるため、キラでなければ性能を最大限に発揮させることができない専用仕様となっている。

加えて、高度な空間認識能力を前提とした改良も行われたため空間認識能力が必要となっている。

スーパードラグーンは作中描写を見る限りピーキーな調整が施されているらしく、キラが初めて使用した際は咄嗟だったとはいえ静止している標的に対して8発中3発外しており、ナスカ級3隻のスラスターと艦砲を同時かつピンポイントで狙う際には「当たれぇーっ!!」と叫んでいる(「当たれぇーっ!!」と叫ぶのは宇宙世紀ガンダムへのオマージュという意味合いの方が強い)。

初陣後は操作に慣れたようであり、光の翼を展開したデスティニーを捉えるほどの性能を見せている。

 

 

 

 

 

 

 

ストライクフリーダムガンダムのドラグーンシステムもメチャクチャ格好良かったけれどクシャトリヤ - ファンネルの機械美にはやっぱり敵わない

 

 

著者の中で機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(『機動戦士ガンダムUC episode 1』)の評価は非常に高い。

宇宙世紀ガンダムとして物語の繋がりの巧さやモビルスーツの機械美などを鑑みると、ガンダムシリーズ屈指の名作だと思っている。

なかでもモビルスーツの機械美は、ガンダムの名を冠する数多の作品の中でも圧倒的にスバ抜けている。

その最たる例がクシャトリヤでありファンネルである。

とかくロボットアニメとは、主人公の搭乗機体が玩具化されることを見越してメカニックデザインされている。

だからロボットアニメのロボットには、実用的だけど地味な兵器や兵器然とした装備は必要ない。

そんなリアリティより、初めて観た視聴者でも格好良いと思ってもらえるデザインが優先されるのだ。

それはコンテンツの二次利用を名目とした媚びでしかなく、ロボットアニメからリアリティを奪い去る。

しかし機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(『機動戦士ガンダムUC episode 1』)メカニックデザインからは、それが一切感じられない。

クシャトリヤのファンネルはアニメの中の夢の兵器ではあるけれど、その描写はたしかにしっかり兵器なのである。

 

 


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ファンネルの発射から格納されるまでの一連の描写は、それが兵器であることを如実に物語る。

さらに収容・格納されるファンネルは、全天周囲モニターでナンバリングされたすべてをひとつひとつを確認できるという、見事なまでの実用性とリアリティの共存。

ファンネルは、機動戦士Zガンダム後の各作品で装備する機体が必ず一機は登場する。

アムロとシャアの最後の愛機(アニメ版)である、νガンダムサザビーもファンネル装備機体だ。

しかしクシャトリヤのファンネルほど機械美に溢れた描写は、その両機にはなかった。

アナザーガンダムである機動戦士ガンダムSEED DESTINYでも、ファンネルに代わるドラグーンシステムなるものが登場している。

ガンダムSEEDシリーズの主人公機体(DESTINYでも結局キラが主人公扱い)であり、シリーズ屈指の人気を誇るストライクフリーダムガンダム(通称ストフリ)に搭載されたドラグーンシステムも、たしかにメチャクチャ格好良かった。

ただでさえキラ無双と形容された最強機体のストフリに、さらにオールレンジ攻撃をも可能にさせたドラグーンシステムは、ファンネルよりも圧倒的な強さを感じた。

 

 


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しかし強すぎるが故か、はたまたその描写のせいなのか、ドラグーンシステムという兵器は著者の中ではロボットアニメの域をどうしても出ないのだ。

だから当然ストライクフリーダムガンダムという機体も、ロボットアニメの一機体でしかなくなる。

そしてその違いは、ガンダムの名を冠する作品にとって非常に重要なことなのである。

兵器を兵器としてちゃんと描くガンダムこそ、真のガンダム

その点において、宇宙世紀ガンダムに勝るガンダム作品はない。

なかでも機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096に登場する機体のほとんどは機械美に優れている。

それなのに個人的な印象としては、何故か一部のファンにしか愛されていないように感じるユニコーン

もし逆襲のシャアまでならわかるという人がいたなら、その続きである機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096を是非とも観てほしい。

そして1stから連綿と紡がれた壮大な物語と、シリーズ屈指の機械美をその目で確かめていただきたい。

そうすれば機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096が何故、シリーズ屈指の名作なのかがきっとわかってもらえるはずだ。

 

 

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