#31
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
ニコ・オルビア(「ONE PIECE」より)
主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンの母親である。
彼女も考古学者であり空白の100年やポーネグリフの研究のため、幼いロビンを親戚に預け歴史の本文の研究の為の航海に出た。
しかし、航海の途中で海軍本部中将ハグワール・D・サウロが乗船する海軍の軍艦に拿捕され、オハラが世界政府が研究を禁じている空白の100年やポーネグリフに関する研究をしている事を掴まれてしまい、オハラへのバスターコール発令の切っ掛けを作ってしまった。
だが、オルビアを逮捕したサウロがこの処遇に疑問を感じ、オルビアを牢から連れ出してくれたため、オルビアは急いでオハラに向かい島の考古学者達に危機を伝えた。
しかし、学者達は島の歴史資料と運命を共にする覚悟を決めており、オルビアもこれに同調。
そして、スパンダイン率いる世界政府の捜索隊が到着しバスターコールが発令された後、オルビアは娘のロビンと砲撃の中で束の間の再会を果たした後、仲間の考古学者達と共に火が回った図書館に居残り、そのまま業火にのまれ死亡した。
歴史は人の財産
あなたたちが
これから生きる未来を
きっと照らしてくれる
だけど
過去から受け取った歴史は
次の時代へ引き渡さなくちゃ
消えていくの
オハラは歴史を暴きたいんじゃない
過去の声を受け止めて
守りたかっただけ
私たちの研究はここで終わりになるけど
たとえ
このオハラが滅びても
あなたたちの生きる未来を
私たちが諦めるわけにはいかない!
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ニコ・オルビアの初登場はコミック『ONE PIECE』41巻第393話「オルビア」でのこと。
2006年4月のことだったようだ。
オルビアが登場していたのは短期間だったし、連載誌ではもっと早く登場していたはず。
だから、この言葉の初出もおそらくこの辺りの年だろう。
2005年か2006年。
この頃のコミックなら所持しているから、きっとその頃から知っていた言葉のはずなのに、何故今急に思い出したのだろう?
こんなに泣けるシーンを何故今の今まで忘れていたのだろう?
今何故これほど考えさせられるのだろう?
それはきっとその頃より世の中が恐ろしいほど変わってしまったから。
日本が壊れてしまったから。
変わり果てた日本の姿と、そこから想像できる真っ暗な未来に絶望しかけているから。
この国の政治家の本質が全国民に知れ渡り、怒りに震えながらもグッと堪えて審判の時が待たれる今、日本は重要な岐路に立たされている。
我々は、過去から受け取った歴史を、次の時代へとしっかり引き渡さなくてはいけない。
子供たちが生きる未来を、我々大人が諦めるわけにはいかないのだ。
そしてその未来のためには、今の政治家に任せていてはいけない。
この国を変えるのは今をおいて他にはない。
その責任が我々にはある。
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