最強失恋ソング決定戦
小泉今日子『優しい雨』
『優しい雨』は、小泉今日子さんが1993年2月にリリースした34枚目のシングル。
小泉今日子さんにとってはオリコンチャート及びCDの出荷ベースで『あなたに会えてよかった』に次ぐセールスとなった。
小泉今日子さんも出演したTBS系ドラマ「愛するということ」の主題歌。
オリコンチャートでは、工藤静香さんの『慟哭』に阻まれ2位となったが、売上枚数は95万枚を突破し累計出荷枚数では143万枚を記録した。
『優しい雨』を作曲した鈴木祥子さんは、1993年にシングル『ラジオのように』のカップリング曲として、またアルバム「Radio Genic」の収録曲として『優しい雨』をセルフカバーしている。
キョンキョンが誇る二大名曲のひとつ
大人さがグッと増したキョンキョンの名曲中の名曲。
失恋ソングと呼ぶ曲とは、哀しい別れを描いているだけではない。
幸せだった頃を思い出してしまう曲だって、十分失恋ソングになり得る。
本作品はご本人出演のドラマ「愛するということ」の主題歌だったが、たしか不倫をテーマにしたドラマだったと記憶している。
観てはいなかったけど。
あなたの知らない誰かと見つめてた
こんなフレーズがあるくらいだから、やはり不倫がテーマだったのだろう。
だからかな。
会いたくても会えない、切なすぎる歌詞に泣けてくる。
運命だなんて口にするのなら
抱きしめて連れ去ってよ
私のすべてに目を反らさないで
はじまってしまったから…
こんなに普通の毎日の中で
出会ってしまった二人
雨が止む前に抱きしめ合えたら
あなたについてゆく
はじまってしまったから…
この詞はもうヤバいよね。
『こんなに普通の毎日』という冴えない現実の中で、『運命』なんていうロマンチックな言葉の響きに惹かれてしまう女心。
しかしロマンチックな夢を見ながらも、現実的なのが女性だ。
こうなると女性は強い。
心を許さず割り切って付き合えてしまう。
この恋の相手が自分ならいいが、『あなたの知らない誰か』扱いされているのが自分だとしたらゾッとする。
だがそこはバカなロマンチストたる男の哀しい性。
自分にとって都合の良いことしか考えていないから、連れさる側の目線でしか考えないんだよなぁ(泣)
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