【死語】
古く使用されていたが、現在ではどの民族にも使用されなくなってしまった言語。
また、言語の中で古く用いられていた単語で、今は全く使用されなくなってしまったもの。
「死語」という言葉自体が死語らしいが、そうなるとどうカテゴライズしたらいいかわからなくなる。
イタチごっこになりそうなので、この際目を瞑って「死語」を使用することにする。
はじめに
大好きなラジオ番組である『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』や『リリー・フランキー「スナック ラジオ」』を聴いていると、時々…いや、かなり多い頻度で昔流行った言葉を耳にする。
つい先日も『NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~』で、「ファジー」という言葉について触れていた。
言葉の流行り廃りというのは、改めて見直してみると殊の外面白い。
皆さんも思い出の流行語に触れて、ギラギラしていた頃に戻ってみよう。
ゾッコン
語源と意味
「ゾッコン」は「心の底から」とか「すっかり」という意味。
語源は「底根(そここん)」であり、「そっこん」と読まれた後に、濁音化され「ぞっこん」となったといわれているが、諸説ある。
「ゾッコン」には、「心の底から」以外に「すっかり」や「まったく」などの意味でも用いられたが、「ゾッコン惚れ込む」などと表現されることが多く、現代では主に「本気で惚れ込むさま」を表す言葉となっている。
「ゾッコン」は流行語ではなく、古語と言った方が正しい。
故に死語とは呼べないのだろうが、一時期強烈に流行ったはずなので本稿では死語にカテゴライズする。
ゾッコンLOVEは「Zokkon 命」と書くのだ
世代ではないから、初めてそれを知ったのはカラオケ画面からだった。
そう。
初めてシブがき隊の『Zokkon 命』を、カラオケ画面で見た時は衝撃のひと言だった。
あれ?
もしかしてあなたも読めない?
これはね、『Zokkon 命』と書いて、「ゾッコン・ラブ」と読むのだ!ww
うんうん、そりゃ読めないよね、わかるわかる。
だって「ゾッコン」が「Zokkon」だよ?
でも、これはまだいい。
読めるからね。
でも「命」を「ラブ」と読ませるのは…
無理でしょ、無理無理。
絶対に読めない。
こんなの歌を知らなきゃ、絶対に読めない。
頭をよぎるのは「I Love You」を「愛羅武勇」と読ませる文化しかなかった。
その世代じゃない人間は、もはや笑うしかない。
ただねー、『Zokkon 命』が嫌いではないんだ、これがまた。
酒が入ったカラオケの席で、周りがある程度の世代の人間ばかりなら鉄板でウケる。
ジャニーズ気取れば、まず間違いなしで盛り上がる。
幅広い世代の人たちと行くカラオケで、選曲に悩んだらジャニーズを歌えばいい。
無難なジャンルな上に、ほとんどの人が知っているからハズレない。
歌でならまだ「ゾッコン」を遣う機会も、少ないけどある。
だけど残念ながら、日常会話ではさすがに「ゾッコン」を遣う自信はない。
愛情表現は恥ずかしげもなくできる方だけど、それでも「ゾッコン」と素面ではいえない。
そもそも愛情表現なら、もっとロマンチックな言葉を選ぶしねww
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