明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
登坂寿郎(正直不動産より)
社員を厳しくも温かく見守る、登坂不動産の社長・登坂寿郎。
永瀬ら社員にかける言葉は手短で端的だが、その発言には他の人にはない重みがあり恐ろしい。
時計収集が趣味で、甘いものが大好きらしい。
300坪・5億円の土地売買を扱うことになった永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)。
売り上げが落ち込んでいる登坂不動産としては是が非でも成約したい。
そこに、またもやミネルヴァ不動産が競合として立ちふさがる。
交渉の結果、なんとか契約を勝ち取る永瀬だが、ある違和感を感じる。
取引相手の交渉術が、かつてうそをついていた自分と重なったからだ。
そこで、永瀬は、元同僚、桐山貴久(市原隼人)を呼び出すのだが…。
ドラマ『正直不動産』第8話「信じること」でのヒトコマ。
人を信じるということは
相手にすべてを賭けるということだ
裏切られたとしても
それは賭けた自分の責任でしかない
今さらそんなこと聞くなよ
「信じている」という言葉が嫌いだ。
誰かに言われれば信頼の押し売りを感じるし、自分が言えば相手を縛りつけてしまう。
だから「信じている」などと軽々しく口にするような人間は信用ならない。
「信頼」という言葉の、本当の意味がわかっていないから。
「裏切られた」という言葉が嫌いだ。
「裏切られた」などと軽々しく口にするものではない。
もし口にしたら、よほどの原因でもない限り、相手ばかりではなく自分自身の信用をも失うだろう。
「裏切られた」と思うのは、相手に見返りを求めているからだ。
何かしらのメリットがあるからこそ、勝手に期待し、それが叶わないとわかればすぐに「裏切られた」と口にする。
こういう人間も、「信頼」という言葉の本当の意味がわかっていない。
「信頼」に損得勘定を求めてはいけない。
「信頼」に損得勘定を求める人間ほど、信頼に値しない人間である。
「信頼」とは口先だけで得られるものではなく、その人のすべてで勝ち取るものである。
その人の誠実さにこそ、「信頼」は宿る。
だからこそ、本物の信頼関係があれば悪戯に相手を疑ったりしない。
すべてはその人に賭けた自分の責任なのだから。
もしそれが出来ないというならば、それは損得勘定の上に成り立つ、まやかしの信頼関係ということだ。
くれぐれも、まやかしの信頼関係に惑わされることがないように。
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