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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【 久保田利伸 with ナオミ・キャンベル『LA・LA・LA LOVE SONG』】ミディアムテンポの曲がとても心地良い④

 

はじめに

 

 

ミディアムテンポの曲というのは、人々の心に強く残るほどキャッチーでもないし、セールス的には大ヒットに恵まれない。

いわれてみれば思い出すが、心の中に常に留まっているほど印象深くはない。

だが聴けば音楽の素晴らしさを教えくれるような心地良さを湛えている。

そんな心地良いミディアムテンポの曲が大好きだ。

 

 

 

久保田利伸 with ナオミ・キャンベル

LA・LA・LA LOVE SONG

 

 

LA・LA・LA LOVE SONG』とは

 

 

LA・LA・LA LOVE SONGは、久保田利伸 with ナオミ・キャンベルのシングル。

1996年5月13日にSony Recordsから発売された。

表題曲のLA・LA・LA LOVE SONGに、ナオミ・キャンベルとのコラボレーションに至った経緯について、当時ニューヨーク在住中だった久保田氏が、偶然ナオミさんと同じマンションに住んでおり、そのエレベーター内で対面し、意気投合したことから実現したという。

歌唱は久保田氏のみで、サビのコーラスも久保田本人が担当し、オーバー・ダビングが施されている。

一部の音楽番組では、通常より半音低いキーで歌われ、ライブでも通常より低いキーで歌われる事が多い。

一方ナオミさんは間奏等の合間にフレーズを囁いている。

本作は自身初となるオリコンシングルチャート1位を記録し、ミリオンセラーも達成。

発売週から計5週にわたってReal Thing Shakes』(B'z)愛の言霊 〜Spiritual Message〜』(サザンオールスターズ)『BEAT YOUR HEART』(V6)『You're my sunshine』(安室奈美恵)らに1位を譲り、6週目で漸く1位獲得した。

だが1996年間チャートでは、先述4組の作品をいずれも上回っている。

 

 

LA・LA・LA LOVE SONG

LA・LA・LA LOVE SONG

 

 

 

久保田利伸らしからぬ癖のない爽やかなナンバー

 

 

久保田利伸といえば、日本にR&Bを紹介し根付かせた人物であり、自他共に認めるファンキーな性格の持ち主。

1985年から日本の音楽界で初めてとなる完全なR&Bを披露しR&Bを日本国内に認知させ、1998年以降に宇多田ヒカルMISIA平井堅UAなどの音楽が日本で流行する下地を作った。

しかし久保田利伸の本質はR&Bよりもっとブラックミュージック寄りである。

そういう気分の時に聴くならツボではあるが、万人受けを望むものではない。

日本人にとってブラックミュージックというのは、やはり少々癖のある音楽なのである。

 

例えば数字が期待されるトレンディドラマの主題歌に、ブラックミュージックはなかなかフィットしない。

しかし本作はあの最強の月9ロングバケーションの主題歌に採用された。

最初に久保田利伸がドラマの主題歌を担当すると聞いた時、正直少し不安を覚えた。

ブラックミュージック全開の、癖の強い楽曲を予想したからだ。

しかしそんな不安は杞憂に終わる。

久保田利伸が提供したLA・LA・LA LOVE SONGは、実にドレンディドラマの主題歌らしい爽やかな楽曲だった。

初夏のスカッと晴れた日に聴きたい曲だが、歌詞はトレンディドラマを意識したものになっている。

 

 

ドシャ降りの午後を待って 街にとび出そう

心に降る雨に 傘をくれた君と

「まっぴら!」と横向いて 本音はウラハラ

でも そのままでいい お互いさまだから

めぐり会えた奇跡が

You Make Me Feel Brand New

涙の色を変えた

And I Wanna Love That's Brand New

 

 

息がとまるくらいの

甘いくちづけをしようよ

ひと言もいらないさ とびきりの今を

勇気をくれた君に

照れてる場合じゃないから

言葉よりも本気な

LA・LA…LOVE SONG

 

 


www.youtube.com

 

 

最初LA・LA・LA LOVE SONGというタイトルを見た時、『LA・LA・LA 』を付けた意味に戸惑ったものだが、後に映画『ラ・ラ・ランドアカデミー賞を受賞したことを考えると、久保田利伸に先見の明があったということだろうか。

もちろんそんなわけもなく、ただミュージカルを意識した楽曲だったということだろう。

 

ミディアムテンポの曲はヒットに恵まれないとはいったものの、ドラマのタイアップがついたメジャー曲だけに大ヒットにすることになる。

しかしそれは、久保田利伸がブラックミュージック色を抑えたことも要因のひとつである。

ただ、もしかしたら抑えたというより当時のN.Yでの流行りだったのかもしれないが…

 

およそ25年も前の楽曲にもかかわらず、まったく古臭さを感じさせないLA・LA・LA LOVE SONG

ただ、さすがに耳にする機会は減ってしまった。

しかしよく晴れた日のドライブには最高の名曲である。

 

 

LA・LA・LA LOVE SONG (with NAOMI CAMPBELL)

LA・LA・LA LOVE SONG (with NAOMI CAMPBELL)

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

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