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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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この曲のこの歌詞がスゴい!【蝶々結び / Aimer (2016年)】「羽根は大きく、結び目は固くなるようにきつく結んでいてほしいの」。

 

2016年

蝶々結び / Aimer

 

 

Aimerとは

 

 

Aimer(エメ)は女性歌手であり作詞家である。

プロフィール非公開。

所属レーベルはSACRA MUSIC

所属事務所はagehasprings

アーティスト名は、自身の長年の愛称である「エメ」に由来し、フランス語で「愛する」「好む」を意味する動詞である。

バンドでベーシストを務めていた父親の影響でジャズやブルースなどをはじめとした音楽が身近な環境で育つ。

音楽好きだった父の影響で小学校でピアノを習い始め、椎名林檎宇多田ヒカルの声色を真似して家で歌っていた。

中学からはアヴリル・ラヴィーンに傾倒してギターも始める一方、英語での作詞にも力を入れる過程で海外での生活経験も持つ。

15歳の頃、歌唱による酷使が原因で声帯を痛め、治療のために沈黙療法を選択したことで発声が出来ない期間を約半年間経験するが、そのおかげで歌手になりたいという夢が明確になり、回復後に喉を守るように工夫して歌うなかで現在の声質と歌唱法を確立する。

このときの声帯の傷はデビュー後の現在も完全に治癒しておらず、結節として残っているが、完治すると今の声は出せなくなるとの主治医の忠告や「『この喉でずっとやってきた』という思いが自分の中にはある」という自身の意志もあり、声質を維持するために現在の状態を保っている。

10代後半頃に今敏監督の映画『パプリカ』を視聴し、劇伴を担当した平沢進の音楽世界観に触れ傾倒していった。

 

 

 

『蝶々結び』とは

 

 

『蝶々結び』はAimerの11枚目のシングル。 2016年8月17日に発売された。

初回生産限定盤にはDVD付属が付属しMUSIC VIDEO & スタジオライブ映像が収録。

また、初回出荷盤に10th single『insane dream / us』W購入者特典のハガキが封入された。

RADWIMPS野田洋次郎氏の楽曲提供&プロデュースによるバラード。

野田洋次郎氏は楽曲提供&プロデュースのほかにコーラスとしても参加。

さらに、ハナレグミもギター&コーラスにて参加している。

カップリングに収録されている『セプテンバーさん』は、RADWIMPSのアルバムRADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』収録曲のカバーである。

 

 

蝶々結び

蝶々結び

  • Aimer
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

蝶々結び

蝶々結び

 

 

 

RADWIMPS野田洋次郎氏の世界観

 

 

本作はRADWIMPS野田洋次郎氏の手によるもの。

野田洋次郎氏といえば独特の世界観を描くことで有名だ。

『蝶々結び』もその例外ではなく、独特の非常に優しい世界観が描かれている。

 

 

片っぽで丸を作って しっかり持ってて

もう片っぽでその丸の後ろを ぐるっと回って

間にできたポッケに入って 出て来るの待ってて

出てきたところを迎えにきて 「せーの」で引っぱって

 

 

ただ蝶々結びの過程を詞にしているだけなのに、何故これほど独自の世界観を持てるのか…。

凄いとしか言いようがない。

 

 


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サビのフレーズがまた凄い。

 

 

羽根は大きく 結び目は固く

なるようにきつく 結んでいてほしいの

 

夢はここに 想い出は遠くに

気付けばそこにあるくらいがいい

 

 

まるで蝶々結びを比喩にして、様々な意味を持たせているようだ。

ダブルミーニングどころの話ではないかもしれない。

だが選んだ言葉は至ってシンプル。

そこが何より凄い。

 

 

 

中島みゆきの不朽の名曲『糸』

まるでそのアンサーソングのような名フレーズ

 

 

多くの人の胸を打つ中島みゆきさんの不朽の名曲『糸』

そのアンサーソングのようなフレーズがこれだ。

 

 

この蒼くて広い世界に 無数に 散らばった中から

別々に二人選んだ糸を お互いたぐり寄せ合ったんだ

 

結ばれたんじゃなく結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ

大きくも 小さくも なりすぎないように 力を込めたんだ

 

 

『糸』はあまりのその名曲ぶりのために、インパクトが強い。

強すぎると言っても過言ではない。

だから糸をテーマにした詞なら、すべてが『糸』へ結びついてしまう可能性が高い。

それでも本作の比喩の仕方や言葉選びからは、『糸』へのオマージュが感じられてならない。

「織りなす布」になる前の過程こそ、「蝶々結び」ではないだろうか。

そんな気がしてならない。

知名度では『糸』とは比べものにならないが、間違いなく名曲であるAimer『蝶々結び』

一度是非聴いてみてほしい。

 

 


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