問われる政治家の資質
こんな奴らでも政治家が務まっちゃうヤバすぎる日本
第20回統一地方選挙
第20回統一地方選挙は、地方自治体の首長及び議会議員を全国一斉に改選するため、2023年(令和5年)4月9日と23日の2回に分けて執行される予定の日本の選挙である。
本選挙においては都道府県の首長(知事)と議員、および政令指定都市の首長(市長)と議員を選出するための選挙が4月9日に、続いて基礎自治体の市区町村の首長(市長、区長、町長、村長)と議員を選出するための選挙が4月23日に執行される。
1987年は自民大敗で「売上税法案」廃案へ
統一地方選挙は国政への影響大
4年に1度の統一地方選が4月に実施される。
2023年は、現時点で大型の国政選挙は予定されていない。
焦点は、前回の道府県議選で50.9%の占有率だった自民党が、今回も過半数を維持できるかどうかだ。
民主党による政権交代直前の07年は、47.6%まで低下した。
各党の目標には、現在の党勢も反映されている。
21年衆院選と22年参院選で続けて惨敗した立憲民主党は、具体的な数値目標を示していない。
これに対し、日本維新の会は、約450人の地方議員の数を600人以上に増やす目標を掲げる。
公明党は市区町村議選も含め、統一選で擁立する1500人の候補者全員の当選を目指す。
共産党の目標は前回選で獲得した約1200議席の確保で、国民民主党は倍増となる約400人の当選に向けて準備を加速させる。
統一選の結果は、国政に影響を及ぼすことも少なくない。
1987年の統一選は売上税の法案が争点となり、自民党は「天王山」と位置づけた福岡県知事選や各地の県議選などで大敗し、同法案は結果的に廃案に追い込まれた。
今回も岸田首相が打ち出した防衛力強化に伴う増税などが争点となる可能性があり、与党側は「増税イメージ」の 払拭に躍起になっている。
91年の東京都知事選では、同党本部が推薦した候補が党都連の推した現職に敗れ、小沢一郎幹事長(当時)が辞任した。
2007年は民主党が躍進し、その後の政権交代への基礎を固めた。
19年は、維新が大阪府知事・市長のダブル選を制し、大阪府議選でも単独過半数を確保し、その後の21年衆院選や22年参院選でも大きく伸長した。
東北大の河村和徳准教授(政治学)は、「統一選で野党が躍進すると、その後、国政でも与野党伯仲の状況が起こりやすくなる。野党が[自民1強]を崩すには、戦略的に地方の首長や議員を得ていく必要もある」と解説する。
統一選の後半戦の投開票日となる4月23日には、旧区割りの衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区、4区で補欠選挙が行われる。
参院大分選挙区でも補選が実施される見通しだ。
統一選だけでなく、補選の勝敗も今後の岸田政権の行方を占うことになりそうだ。
なぜ若者たちは投票に行かないの?投票率を上げるには?
なかなか回復しない日本の低い投票率の理由は「政治への関心の低下」と「若者の選挙離れ」が主な要因として挙げられる。
ではなぜ「政治への関心の低下」と「若者の選挙離れ」が起こってしまったのか?
それは取りも直さず、野党があまりにだらしないからである。
散々投票を煽っている著者ではあるが、その点はまったく同感だ。
本来であるならば、与党の独裁を牽制すべき野党。
だが、残念ながら日本の野党にそんな力はない。
自らの議席を守ることにしか注力しない野党議員に、与党の横暴を止める気もその力もない。
それは後述の議員の発言からも窺える。
維新・馬場氏
「24時間選挙のことを考え、実行できる女性少ない」
(選挙における女性候補の擁立について)選挙は非常に厳しい戦いだ。
女性の優先枠を設けることは、国政でも地方議会でも我が党としては全く考えていない。
衆院選でも、選挙区でたった1人が当選するという厳しい選挙の中では、私自身も1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に選挙を考えて政治活動をしている。
それを受け入れて実行できる女性はかなり少ないと思う。
女性が政界に進出するのはウェルカムだが、今の選挙制度が続く限り、女性枠を設けてもなかなか女性が一定数、国会や地方議会に定着することは難しいと思う。選挙制度、定数削減とともに考えていく。
(記者会見で)
この発言を聞いたら、「やっぱりか…」と思わざるを得ない。
女性蔑視も甚だしいが、本題はそこではない。
時間と思考が止まった老人の考え方なんて、所詮はこの程度である。
本題は、揚げ足取りのようになって申し訳ないが、政治家ならば本来はこう言うべきではないのか?
× 1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に選挙を考えて政治活動をしている。
○ 1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に国民のことを考えて政治活動をしている。
野党代表の発言とは思えないお粗末さだ。
失うもののない野党が、何を守ろうというのか?
たとえパフォーマンスだったとしても、なぜこう言えなかったのかと、情けない気持ちでいっぱいになる。
与党であろうが野党であろうが、日本の政治家にとって一番に守るべきは自分。
国民のことなんてこれっぽっちも考えてはいない。
これではいくら「選挙へ行こう!」と訴えかけても行かないのが道理である。
それでも投票する意味
それでも!
それでもである。
このままこんなクソ政治家たちが我が物顔でのさばる世の中は変えなくてはならない。
このままでは本当に日本は消滅してしまう。
だから投票する。
どんなに野党が頼りなくても著者が投票し続けているのは、与党に危機感を煽りたいからである。
最悪の事態は今のように[自民1強]であることだ。
政権を失った頃の謙虚(っぽく見せていた)な自民党議員はもういない。
それはそうだ。
脅かされる敵がいないのだから。
だが皆勘違いしていないか?
現在の与党にとっての敵とは野党ではない。
与党にとっての最大の敵とは、浮動票を持つ国民、延いては若者たちなのである。
どうせ滅びる運命なら、滅びる前にメチャクチャにしてみたらいい。
もしかしたら今よりは面白いことが起こるかもしれないよ?
日本に寄生し血税を貪る政治家たち―「公費天国」の地方自治体の不正・腐敗を糾弾する(22世紀アート)
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