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アニメ『機動戦士ガンガル』予告PV
『機動戦士ガンガル』とは
『機動戦士ガンガル』とは、偽物商品であるガンガルを基に制作された二次創作アニメである。
正式名称は『機動戦士ガンガル 星屑の鼓動』。
1980年代に展開されていたプラモデル商品である「ガンガル(モビルフォースガンガル/東京マルイ)」シリーズ(?)の世界観を題材として、2009年に制作されたボイスドラマ。
製作者は「ホリーChannel」。
ホリーChannelの独自の解釈が占める部分は大きく、かつて「amisoft」が製作していた同人ゲームとは設定やキャラクター、各モビルフォースの造形を含めた作風には大きな差異がある。
ところどころ元ネタのガンダムシリーズの小ネタが盛り込まれている。
そのアニメ『機動戦士ガンガル』予告動画がYouTubeで公開され、たった約3日間で34万再生を突破したことが判明した。
あらすじ
裏宇宙世紀0039。
地球から最も遠い宇宙都市サイト3は サビロニア帝国軍を名乗り、 地球連合政府に戦争を仕掛けた。
戦乱は瞬く間に広がり、 人々は恐怖した。
次々と居住区を破壊され、 ここ「サイト7」に住む少年 「ソムロ・レイ」もこの戦争に 巻き込まれることになる。
しかし彼はそこで、 一体の白いモビルフォースに出会った。
主人公はガンガルのパイロット! カムロ・レイ
アニメ『機動戦士ガンガル』のストーリーの詳細は不明だが、主人公のカムロ・レイがモビルフォース・ガンガルを操縦して敵と戦う展開のようだ。
予告動画では上長のクライド・アノに口答えするシーンや、ライバルと思われるジョア・フロンナカ、カケテマス・シロップ、アマーン・カーンなども登場している。
残念ながら…
本編はアニメではありません
『機動戦士ガンガル』予告動画はアニメとして作られたようだが、残念ながら『機動戦士ガンガル』自体はアニメ作品ではないようだ。
動画解説によると「本編はアニメではありません」とのこと。
ま、まさか…原作はあの伝説のプラモデル……!?
制作者Holy氏談
機動戦士ガンダム『水星の魔女』の後番組にどうですか? ・・というのは冗談で2023年版『機動戦士ガンガル』の予告風PVです。
※当たり前ですが本編はアニメではありません
※公式サンライズ作品でもありません(大目に見てください)
※素人が作ったネタ作品です
※これはアニメPVっぽい何かであって、こんなアニメができたらいいなぁっていう架空の妄想作品です
※作画はほぼ一人でやってるのでクソ大変です
ガンプラのパチモン
カルトな人気を誇る伝説のプラモデル「モビルフォース ガンガル」
「モビルフォース ガンガル」とは、1980年頃に東京マルイが発売していたプラモデルのシリーズ。
1980年当時、いわゆる「ガンプラ」ブームが発生していた折に、東京マルイが過去に販売していた「超メカモデル」シリーズなどの箱絵を変えて発売したもの。
ガンプラ人気に乗っかった最も有名な偽物商品のひとつ。
縮尺は1/177と1/250の2種類があったが、実寸は明記されていない。
パーツ数は少ないもので7つ程度で、本家ガンプラに比べるとかなり少なく、誰でも作れる安心設計。
かの『こちら葛飾区亀有公園前派出所』106巻「超合金レア物選手権!!の巻」では、本物より有名なパチものとして紹介されている。
モビルフォースとは
このシリーズのプラモデルは、「モビルフォース」という名称で、以下のものが商品化された。
ガンガル(1/250)
主役メカらしい人型ロボット。
この機体以下すべてモビルフォースと肩書きされている。
多目的戦闘型とされ、両手が5本指のマニピュレーターとなっている。
箱絵では両手足、頭は白、胸、胴は青、腰が黄色、足底は赤、という配色であった。
オリジナルの意匠としては胸に2連の黄色い砲口を持ち、背部に大型の赤いウィングを背負っている。
黄色い六芒星マークのベルトをしている。
もとは「超合人グレンダー」というキットだった。
強化新型ガンガル(1/177)
ガンガルの強化型。
左手がドリルになっている。
「マルイミニロボット戦団シリーズ ミニバードラーG」としても発売されていた。
鳥のような顔パーツも同梱されており、ヘッドチェンジが可能。
この「もう1つの顔」は、箱絵の背景に描かれている。
量産型ズク(1/250)
箱絵では緑色を基調とした、両目のある人型メカ。
左手がドリルになっている。
肩口に2本の棒状の装備がある。
もとは「UFOファイター」というキットだった。
強化改良型ズク(1/177)
箱絵では赤を基調とした改良型ズク。腹にあった六芒星のモールドは無くなり、胸の装甲が厚くなっている。
手足にフィンが追加され、左手はペンチ状のアームになっている。
「マルイミニロボット戦団シリーズ ミニジャガーランダー」としても発売されていた。強化新型ガンガル同様、ヘッドチェンジが可能。箱絵の背景に、「もう1つの顔」のイラストが書かれている。
旧型ゲルグ(1/250)
シリーズには旧型ではないゲルグは存在していない。
くちばし状の口に2本角の顔。
箱絵では両手が5本指のマニピュレーターとなっており、赤を基調としている人型メカ。
背中に大型ウィング、脚部に補助翼を備える。
もとは「チェンジメカ ジェットイーグル」というキット。
足に羽が収納できる。
モビルフォース 旧型ゲルグ プラモデル ガンガル 昭和レトロ 駄菓子屋
ジドム(1/250)
地上戦闘用とされている恐竜型メカ。
箱絵ではパープルと黒で塗りわけされ、腰部のアーマーはオーバーフェンダーのように膨らんでいる。
尻尾を持ち、一本角の頭部には牙の生えた口まである。
両手は5本指のマニピュレーター。
もとは「超ロボ獣ガイラ」というキット。
モビルフォース ジドム プラモデル ガンガル 昭和レトロ 駄菓子屋 -
アッカム(1/250)
青を基調としたイヌ型四足歩行メカ。
戦闘用とされておりこちらも牙の生えた口を持つ。
箱絵では足に爪は無く、首の周囲の黒い装甲部に黄色い覗き窓のような意匠が2つ見える。
元は「超メカ パンサーラ」。
ザイック(1/250)
同じく地上戦闘用の四足歩行サイ型メカ。
鼻先に2本の角を持つ。
箱絵では中間色で塗り分けられており、胸部がピンク、腰と下腕部、脛部がメタリックグリーン、上腕、腿部、下あごが青という配色。
元は「超メカ獣 サイガロン」。
戦闘用モビルフォース アッカム プラモデル ガンガル 昭和レトロ 駄菓子屋 -
実現したら激レア確定!
『機動戦士ガンダム』のパロディアニメ
この動画を公開したのはYouTubeチャンネル「ホリーChannel」。
作者は「これはPVっぽい何かであって、こんなアニメができたらいいなぁっていう架空の妄想作品です」と語る。
『機動戦士ガンダム』のパロディ動画(本作もそうなのだけど…)や漫画作品は数多くあれど、パロディアニメのしかも本編となると話は別。
スピンオフやアナザーとは完全に一線を画すガンダムの完全パロディアニメ。
もちろんサンライズ公認。
『ケロロ軍曹』であれだけパロディれたんだから、きっと大丈夫。
1話30分なんて贅沢はいわないから、1話5分くらいで宇宙世紀を駆け抜けてしてもらえたら、ファンとしてはいうことなし。
このPVの出来が良すぎてあまりにもおもしろそうなので、ぜひ本編もアニメで観てみたいものだが、はたしてどうなるか。
サンライズさん、『ガンプラくん』みたいなノリで試しに制作してみては?
意外と人気が出るかもよ。
ちなみに、Holy氏が過去に制作した本編らしき動画はゲーム風に進行していく。
デニムとジーン(アニメ『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ」の記念すべきやられ役第1号・2号)を登場させているあたりに、ガンダム作品愛が感じられる。
重モビルフォース ザイック プラモデル ガンガル 昭和レトロ 駄菓子屋
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