#14
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
田中角栄
田中 角栄
(1918年〈大正7年〉5月4日 - 1993年〈平成5年〉12月16日)
日本の政治家、実業家、建築士。
衆議院議員(16期)、郵政大臣(第12代)、大蔵大臣(第67・68・69代)、通商産業大臣(第33代)、自由民主党総裁(第6代)、内閣総理大臣(第64・65代)を歴任した。
自民党内最大派閥の田中派を率い、日本列島改造論を計画・実行し、他にも様々な政策を成し遂げたことでも有名であり、今太閤や影の総理など呼ばれ多大な影響力をもった政治家として知られる。
自民党最大派閥の田中派(木曜クラブ)を率い、巧みな官僚操縦術を見せる田中氏は、党人政治家でありながら官僚政治家の特長も併せ持った稀な存在だった。
次世代のリーダーの一人として自民党総裁の座を狙っていた頃は、その膨大かつ明晰な知識と、徹底してやり抜く実行力から「コンピュータ付きブルドーザー」と呼ばれていた。
大正生まれ初の内閣総理大臣であり、在任中には日中国交正常化や日中記者交換協定、金大中事件、第一次オイルショックなどの政治課題に対応した。
政権争奪時に掲げた日本列島改造論による日本列島改造ブームは一世を風靡したが、その政策はインフレーションを招いてこれを狂乱物価と批判していた政敵の福田赳夫氏を蔵相に抜擢して日本は安定成長期に入った。
その後の田中金脈問題によって首相を辞職、さらにアメリカ合衆国の航空機製造大手ロッキード社の全日本空輸への航空機売込みに絡んだ贈収賄事件、いわゆる「ロッキード事件」で逮捕・収監され、自民党を離党した。
首相退任後やロッキード事件による逮捕後も田中派を通じて政界に隠然たる影響力を保ち続けたキングメーカーだったことから、マスコミからは「(目白の)闇将軍」の異名を取った。
1972年(昭和47年)に総理大臣になると、高等教育を受けていないにもかかわらず努力一筋で首相にまで上り詰めた経歴から「今太閤」、「庶民宰相」、「豊臣秀吉」とも呼ばれた。
また、天下人の太閤秀吉になぞらえ子飼いの武将の「七本槍」を彷彿とさせることから、中堅幹部は「七奉行」とマスコミに表現された。
道路法の全面改正や、道路・港湾・空港などの整備を行う各々の特別会計法など、衆議院議員として33件の議員立法を成立させ、戦後の日本の社会基盤整備に正負両面にわたる大きな影響を与えた。
また、社会基盤整備を直接担当する建設省や運輸省、大臣として着任していた通商産業省や郵政省などに強い影響力を持ち、政治家による官僚統制の象徴、族議員の嚆矢となった。
1972年8月7日の駐日アメリカ大使から本国への機密の報告書には「田中の粘り強さと決断力の源は、自らの力でのし上がってきた、その経歴にあると思われる。
彼の大胆さと手段を問わないやり方は終戦直後の混乱からトップに登り詰めたことを反映している」とある。
通産大臣時代に担当した戦後初の日米貿易摩擦とされる日米繊維交渉ではアメリカに対して粘り強く交渉し、貿易戦争の瀬戸際になるまで妥協しなかったこともあった。
政治家は発言に
言っていい事 悪い事
言っていい人 悪い人
言っていい時 悪い時
に普段から気を配らなければならない
とにかく総じてレベルの低いこの国の政治家だが、とりわけ低レベルなのが麻生太郎副総理(※副総理は、辞令等に記載される正式な官職名ではない)。
言葉を選べない・漢字が読めない・空気が読めないの、ないない尽くし。
知性の欠片も感じられないこの男は、残念ながら恐ろしいほど忠実に日本の政治家を象徴する。
家柄の良さだけが取り柄のこの男だが、その家柄が抜群だからタチが悪い。
何せ、これほど低レベルな人間でも政権中枢でふんぞり返っていられるのだから。
こんな男が絶大な権力を握れる程度なのだから、この国が劣化したのも頷ける。
副総理・財務大臣 麻生太郎の守護霊インタビュー (公開霊言シリーズ)
ちなみにこの本の出版元は幸福の科学。
いったいどれほどの票と金が動いたのか。
国民には見せたことがないこの満面の笑顔が、その数を物語る。
この男はたとえ政界を引退しても、きっとその力を誇示し続ける。
果たしていつまで権力にしがみつく気なのだろうか。
この男を政界から完全に排除しない限り、いつまで経っても日本の未来は闇のまま。
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