#162
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
マザー・テレサ (Mother Teresa)
貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯をささげ、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。
人道援助の活動家として象徴的な存在だった。
1910年に生まれて、18歳の時修道院の教師として当時のイギリス領インドに渡り、貧富の差と飢えや病に苦しむインドの現実に直面して現地にとどまった。
貧困と疫病がまんえんしている都市といわれたコルカタ(旧カルカッタ)で学校や孤児院、さらに、死を間近にした人を介護するホスピス「死を待つ人の家」を開設。
マザーテレサの活動は、世界中の人々の共感を呼び、その遺志を引き継いで活動する聖職者は世界百カ国およそ4千人に上るといわれる。
昨日は去りました
明日はまだ来ていません
わたしたちにはただ 今日があるのみ
さあ 始めましょう
ふとしたときに昔の嫌なことを思い出すことで、なんだかネガティブな気持ちになることがある。
ひとりの時間。
例えば、起きた時や寝る前、お風呂に浸かっている時や、家路に向かって一人歩いている時など、最近あったことを色々と思い返すような瞬間に、ふとそんなことを思い出してしまう。
疲れている時や弱っている時など、心理的にネガティブになりやすいときほど、そういった記憶は思い出しやすい。
記憶は何らかの形で他のものと結びつけて頭の中に格納されているから、何かをきっかけに普段忘れていることを思い出したりする。
昔の嫌なことはその出来事とセットで感情としても覚えている。
だから類似した感情を感じると、それをきっかけにその感情を感じた時の出来事も一緒に思い出す。
昔の嫌なことを思い出す心理への対処として大切なのは、無理に忘れようとすることではない。
それを思い出した時に自分が感じる感情であったり、ストレスの重さは変えていくことができる、という部分なのである。
このとき、鍵となるのはその感情の受け止め方だ。
その嫌な思い出を忘れたいと思ったこと?
あるいはその記憶を手放したいと思ったことは?
もし忘れたいと思っても、忘れられない記憶があるとすれば、その記憶や感情に対しての執着のようなものがあるかもしれない。
もしかしたら、忘れられない、ではなく、忘れたくない、というのが本音かもしれない。
許せない人が心の中にいるのであれば、あんなことがあったのを、水には流せない、と思えるかもしれない。
あの出来事を、なかったことにはできない、という想いも出てくるかもしれない。
もうニ度とそんな目にあいたくないから、そういったことをしそうな人たちを避けるようにしたかもしれない。
痛い目にあったから、自分の身を守る術を身につけてきた、という人もいるかもしれない。
ある意味では、その手痛い出来事があったからこそ、今の自分がいるという部分を感じている人もいるかもしれない。
ただ、もし、その過去の記憶から生まれるネガティブな感情に引っ張られて、嫌な気分に浸ってしまうことがあるとするのならば、その瞬間は、今を生きると言うより、過去に生きているような感じになっているかもしれない。
今も心に残るあなたにとっての過去の衝撃的な出来事。
その記憶をなかったことにはできなくとも、その記憶と癒着しているネガティブな感情については、一部手放してあげることができるのだ。
出来事の記憶をなくすことはしなくとも、それを心の中でどう感じていて、どういう受け止め方をしているのか、という部分は変えていくことができるものだ。
もしネガティブな感情に支配されそうになったら、この言葉を思い出してみてほしい。
嫌な昨日も、不安な明日も、今を生きるためには少し忘れてみるのもいいかもしれない。
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