#25
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
三島由紀夫
本名は平岡公威(ひらおか きみたけ)。
戦後の日本の文学界を代表する作家のひとりであると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、日本国外においても広く認められた作家である。
Esquire誌の「世界の百人」に選ばれた初の日本人で、国際放送されたテレビ番組に初めて出演した日本人でもある。
代表作は小説に『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』『豊饒の海』など、戯曲に『近代能楽集』『鹿鳴館』『サド侯爵夫人』などがある。
修辞に富んだ絢爛豪華で詩的な文体、古典劇を基調にした人工性・構築性にあふれる唯美的な作風が特徴。
晩年は政治的な傾向を強め、自衛隊に体験入隊し、民兵組織「楯の会」を結成。
1970年(昭和45年)11月25日(水曜日)、楯の会隊員4名と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)を訪れ東部方面総監を監禁。
バルコニーで自衛隊員にクーデターを促す演説をしたのち、割腹自殺を遂げた。
この一件は社会に大きな衝撃を与え、新右翼が生まれるなど、国内の政治運動や文学界に大きな影響を与えた。
そんな三島由紀夫がこんなことを言っていたらしい。
私は
民主主義と暗殺はつきもので
共産主義と粛清はつきものだと思っております
共産主義の粛清のほうが数が多いだけ
始末が悪い
たとえば暗殺が全然なかったら
政治家はどんなに不真面目になるか
殺される心配がなかったら
いくらでも嘘がつける
こんな言葉を紹介したら暗殺を助長しているように思われるかもしれないが、これが人間社会の現実であり実相である。
現代は、コンプライアンスやら不謹慎といった言葉が流布されて、社会がヤワになっただけ。
平和が続き、平和にボケて、牙を失い、飼い慣らされて、皆の頭の中がお花畑になっただけ。
だからこんな奴らが我が物顔でのさばり、我々の祖国を私利私欲で食い潰した。
反省の色なしで戯れ合って満開の笑顔。
— himuro (@himuro398) 2024年1月27日
これ昨日だよ。https://t.co/dQx4SJ4KiC pic.twitter.com/0g7qEXFtek
不起訴が決まった途端にこの笑顔。
人の笑顔をみただけでこれほど憎しみを覚えるのは初めてだ。
被災地では寒空の下、避難生活を余儀なくされている方がたくさんいるというのに、国会という公務の場でのこの振る舞い。
これまで散々絶望して、その度に怒りを通り越して呆れてきたが、もはやそれすら通り越して三島由紀夫の気持ちが痛いほどに理解できる。
ここで笑っている奴ら全員、次の選挙で必ず落とす。
全国民がお花畑の中から目覚めさえすれば、とても簡単なことなんだ。
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