『紅白歌合戦2023』タイムテーブル
【YOASOBI】 NHKの "攻めた" 曲順に驚き 「熱すぎ」 「4年でこの位置に…」感慨にふける
- 【YOASOBI】 NHKの "攻めた" 曲順に驚き 「熱すぎ」 「4年でこの位置に…」感慨にふける
『紅白歌合戦2023』タイムテーブル(曲順・順番・曲目・出演者一覧) AdoやYOASOBIなど人気楽曲を披露
第74回NHK紅白歌合戦が12月31日午後7時20分から放送される。
今回のテーマは「ボーダレス -超えてつながる大みそか-」。
紅組には、あいみょんや新しい学校のリーダーズ、Ado、ano、YOASOBI。
白組には、キタニタツヤやすとぷり、SEVENTEEN、BE:FIRST、Mrs. GREEN APPLEなど、若者から絶大な人気を誇るアーティストが出演する。
特別企画としては、あの世界的なアーティスト、クイーン+アダム・ランバートが出場。
他にも、日本テレビ系の人気バラエティー番組から生まれた音楽ユニット、ポケットビスケッツとブラックビスケッツが登場。
唱 / Ado
YELLOW YELLOW HAPPY / ポケットビスケッツ
【YOASOBI】 NHKの "攻めた" 曲順に驚き「アツすぎ」 「4年でこの位置に…」感慨にふける
大みそかに行われるNHK紅白歌合戦の曲順が12月26日、公表された。
大トリは紅組のMISIA、白組のトリは福山雅治氏だったが、別のアーティストの歌唱順に注目が集まった。
毎年注目のトップバッターは紅組が新しい学校のリーダーズ、白組のトップバッターはJO1。
曲順が公表されると、トップバッターやトリに着目した記事が続々とメディアから配信されたが、一部のファンが注目したのYOASOBIの歌唱順が後ろから3番目であったこと。
出場回数3回目でありながら、各組のトリの直前という位置につけた。
YOASOBIが初出場したのは2020年で、デビュー作品「夜に駆ける」を披露した。
21年は選抜高校野球の入場行進曲に採用された「群青」。
22年はユニットでの出場はなかったがYOASOBI Vo.の幾田りらさんが、milet、Aimer、Vaundyとコラボして出場している。
2023年は流行語大賞にノミネートもされ社会現象となった、人気アニメ『推しの子』のオープニングテーマ曲「アイドル」を歌唱する。
ネット上では歌唱位置に驚き、
- 準トリじゃん
- YOASOBIがトリ前なのか凄え
- トリ前は熱すぎ
- すごい順番
- やはり今年の紅白はYOASOBIのアイドルを目玉にしてるのかな
- ほぼトリでしょこれ
- 攻めるな
- 4年で紅白のほぼラストの歌順についたYOASOBIマジやべえ
と感慨深く受け取り、驚く声があがっている。
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2023年も大活躍のYOASOBI
ファン必見!YOASOBIの企画「夜駆神社」オープン、抽選で「夜駆福袋」プレゼント
YOASOBI「夜に駆ける」のストリーミング10億回再生を記念した企画「夜駆神社」がオープンした。
今回の企画は、「夜駆十億」特設サイト上の「夜駆神社」に訪れた人が、絵馬に願い事を書いてかけることができるというもの。
それをXにシェアすると、抽選で10名に特製グッズ「夜に駆ける "かけ湯" セット」「夜に駆ける服かけ "ハンガー"」「夜に駆ける "ひざかけ" セット」の3点が入った「夜駆福袋」が当たるキャンペーンが実施される。
なお「夜駆神社」には、Ayaseとikuraの願い事絵馬もかけられている。
YOASOBIが年間タイトル77冠を獲得&2タイトルで全世界1位を獲得
YOASOBIが、2023年に年間タイトル77冠、さらに2タイトルで全世界1位を達成した。
77冠のうち、4月12日にリリースされたTVアニメ『推しの子』オープニング主題歌「アイドル」が、まさに2023年を代表する楽曲としてチャートを席巻し、国内外問わず67冠を記録。
楽曲は、Apple Music 「2023年トップソング100:Sing」及び、Google 2023年Google検索ランキング「Songs」カテゴリーでは全世界1位を獲得。
加えて、「YEAR-END CHARTS Billboard Global 200」チャートにて42位を獲得し、J-POPアーティストとして初のTOP50入りの最高位を記録。
2023年「Global Excl. U.S.」チャートでも、J-POP史上最高位となる19位を獲得した。
そして、2023年の「日本レコード大賞」にて、YOASOBIは「特別国際音楽賞」、さらにAyaseが楽曲「アイドル」にて「作曲賞」を受賞している。
「第65回 輝く!日本レコード大賞」では、「アイドル」の香港フェス『Clockenflap』の映像が公開された。
アニソンにしてアニソンにあらず!YOASOBIがアニソンの概念そのものを変えた
『紅白歌合戦2023』はアニソン祭り?
『推しの子』『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『スラムダンク』『チェンソーマン』。
ここ数年はアニメ人気、アニメソング人気の隆盛もあって、近頃の『紅白歌合戦』では、いわゆる「アニソン枠」が設けられ、普段は音楽番組では観ることのできないアニソンアーティストのパフォーマンスが披露されてきた。
『紅白歌合戦2023』では、あからさまなアニソン枠なるものこそ見受けられないが、むしろ披露されるアニメソングの数が急増。
44組の出演者のうち、6組がアニメソングを披露することがすでに発表されている。
バラエティ番組で引っ張りだこのあのちゃんは、『チェンソーマン』第7話EDテーマ「ちゅ、多様性。」で紅白に初出場。
『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』OP・ED曲「絆ノ奇跡」「コイコガレ」はmilet×MAN WITH A MISSION名義で発表された楽曲ということで、おそらくコラボで「鬼滅」2曲が連続で披露されるのだろう。
ちなみに狼人間5人組のロックバンド・MAN WITH A MISSIONは、この曲で紅白に初出場。
2023年も人気の『呪術廻戦』。
原作コミックもクライマックス突入で話題に事欠くことはないが、アニメ主題歌が紅白で流れる。
『呪術廻戦』「懐玉・玉折」OP「青のすみか」を歌うキタニタツヤは、バンド「sajou no hana」でもベーシストとして活躍するいっぽうで、ソロアーティストとしても活躍。
ソロとしては『呪術廻戦』以外に『BLEACH 千年血戦篇』や、『平成世代の韋駄天達』といったアニメ作品で主題歌を担当しているほか、作曲家としてもWEST.、私立恵比寿中学、関ジャニ∞などにも楽曲を提供。
まさに今、ノリに乗っているミュージシャンだ。
まだまだある。
2023年、映画『THE FIRST SLUM DUNK』の勢いはとどまるところがなかった。
当初はCGによる作画やキャストの変更などネガティブな印象で語られることが多い作品だったが、いざふたを開けてみればそんな不安要素をすべて吹き飛ばすほどの、熱いドラマが繰り広げられていた。
その面白さはクチコミで広まっていき、ロングランに次ぐロングラン。
最終的に、映画の歴代興行収入ランキング上位に食い込み、数々の賞を受賞するという快挙を成し遂げた。
そんな本作のかたわらには、常に「第ゼロ感」があった。
あの印象的なギターリフが、ある意味『THE FIRST SLUM DUNK』のテンションを底上げしていたのは間違いない。
10-FEETは、本作で映画の劇伴にも挑戦したのだが、あのフレーズを生み出しただけで、MVPである。
2023年開催されたバスケW杯でも「第ゼロ感」が流れて、アニメファンを驚かせたことを覚えている方も多いだろう。
今やバスケ界のテーマソング的ポジションを確立したともいえる「第ゼロ感」が、紅白に流れる。
アニソンにしてアニソンにあらず
前述した数々の名曲を差し置いて2023年を代表するアニメソング、いやさJ-POPといえば、この曲を置いて他にはないだろう。
あっという間に世を、そして世界をも席巻したYOASOBI「アイドル」。
あのイントロのフレーズを聞いただけで、誰もがテンション爆上がりすること間違いなし。
2023年のYOASOBIといえば、前年にリリースされた『機動戦士ガンダム 水星の魔女』OP「祝福」の勢いも冷めやらぬまま、春クールで「アイドル」を発表。
そして、秋クールに『葬送のフリーレン』OP「勇者」を発表と、アニメソングと共に駆け抜けた印象がある。
しかしYOASOBIの楽曲を、アニソンに安易にカテゴライズするのは大きな間違いだ。
なんといっても「アイドル」は、世界的なヒットチャート「Billboad Global 200」にて日本アーティスト初の年間42位を獲得するという、世界的なヒットを記録するところまで上り詰めたのだから。
何よりYOASOBIがアニソンを多く担当する理由として、YOASOBIが小説を楽曲化するプロジェクトから誕生したという経験が大きく影響している。
アニメとは、もともと漫画やライトノベルなどの小説を原作としているものがほとんどだ。
アニメが漫画やライトノベルなどの小説を映像化するように、YOASOBIは漫画やライトノベルなどの小説を楽曲化する。
YOASOBIがアニソンを担当するのは、至極当たり前の経緯なのだ。
その楽曲のクオリティの高さは、「Billboad Global 200」の結果が示した通り。
YOASOBIの楽曲は、アニソンにしてアニソンにあらず、なのである。
アニソンの概念そのものを変えてしまったYOASOBI。
それでも未だ、アニソンという言葉にはヲタクの印象が先行する。
だから『紅白歌合戦2023』がアニソン祭りだという表現をされることも、個人的には好まない。
なぜなら我々は「夜に駆ける」と同じ感情で「アイドル」も好きなのだから。
だからこそ、アニメソングとJ-POP、いや世界の音楽シーンのかけ橋として、YOASOBIの2024年の活躍にはおおいに期待したい。
おまけ:YOASOBI「アイドル」HIKAKIN ver.
こういうのも嫌いじゃないよ。
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